全日本選手が終わり、フィギュアスケートのミラノ・コルティナ五輪代表選手・組が決まった。全日本選手権の上位選手が順当に選ばれた。
↓↓以下、ネットニュースから。
日本スケート連盟は五輪代表に選出した全選手を発表した。代表は以下の通り。
男子:鍵山優真、佐藤駿、三浦佳生
女子:坂本花織、中井亜美、千葉百音
ペア:三浦璃来・木原龍一組、長岡柚奈・森口澄士組
アイスダンス(団体のみ):吉田唄菜・森田真沙也組
みんな、最高の演技を楽しみにしてるよー。(T)
そして、大混戦の女子シングル。終わってみれば坂本花織が圧倒的な強さで5連覇を達成。すごいプレッシャーの中、頑張った。オリンピックでも銀メダル以上目指して頑張れ!
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ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手は、女子シングルでショートプログラム(SP)首位の坂本花織がフリーでも1位の154.93点をマークし、合計234.36点で5年連続6度目の優勝を遂げた。銅メダルに輝いた前回の北京大会に続き、3大会連続の五輪代表に決まった。ジュニアの島田麻央がSPに続いてフリーも2位で、合計228.08点で2位に入った。千葉百音が3位、中井亜美が4位。渡辺倫果は7位だった。ペアは長岡柚奈、森口澄士組が制した。三浦璃来、木原龍一組は三浦の左肩負傷のため棄権。アイスダンスは吉田唄菜、森田真沙也組が連覇を果たした。
♢女子シングルの順位
優勝:坂本234.36②島田228.08③千葉216.24④中井213.56⑤青木祐奈212.00⑥岡万佑子211.73⑦渡辺211.52⑧樋口新葉203.06⑨三宅咲綺195.49⑩三原舞依190.63
坂本はすごかった。SP、フリーとも落ち着いて丁寧に滑っていた印象。緊張していただろうけど、そこは経験の差なのかな。ノーミスに近い演技だったのでは。島田も技術点はかなり高かったよね。4回転は失敗したけど、ジャンプの精度が高い。年齢制限で五輪に出られないのがもったいない。いつから17歳に引き上げられたんだっけ?千葉はグランプリ(GP)ファイナルでの失敗を引きずらず、今回はいつもの正確なジャンプに戻っていて安心した。中井は3回転半は失敗したけど、それでも上位に入った。最初の失敗からちゃんと切り替えられるのがすごい。渡辺倫果はSP、フリーで合計3本の3回転半を決めたのに、なぜ得点が伸びないんだろう。他のジャンプやスピン、ステップで取りこぼしがあったのかな。
今季で坂本や樋口新葉は引退するけど、若手も育ってきているね。そして、五輪代表選手は五輪でしっかり実力を出し切れますように。(T)
フィギュアスケートの五輪代表を選ぶ全日本選手権が始まった。あー、緊張する。男子シングルは、鍵山優真と佐藤駿はグランプリ(GP)ファイナルなどの成績で大丈夫そうだから、3枠目争いが激しい感じ。結果は鍵山が2連覇を達成、佐藤が2位だった。3位は三浦佳生が入った。この上位3人で代表は決まりなのかな。
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フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権で、男子シングルは鍵山優真が合計287.95点で2年連続2度目の優勝を果たして五輪代表に決まった。ショートプログラム(SP)首位で迎えたフリーは2位。フリーでトップの佐藤駿が合計276.75点でSP5位から2位に食い込み、今月のGPファイナル3位に続く好成績。SPから一つ下げて3位の三浦佳生と共に初めて表彰台に立ち、初代表を確実にした。ジュニアで代表資格がない中田璃士が4位、山本草太が5位、友野一希は6位だった。
他の試合でもこの3人が上位に入ることが多いから、やっぱり3人目は三浦なのかな。彼は調子がいい時と悪い時の差が大きいような気がするけど、今回は頑張った。フリー冒頭のジャンプは高さ、スピード、飛距離とも申し分なかった。佐藤もジャンプは安定している。ただ、3人ともどっかでミスしているんだよね。パーフェクトの演技をした人が誰もいないのは、五輪に向けて少し不安材料ではある。本番までに何とかジャンプの精度を上げてほしい。(T)
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:マイケル・ファスベンダー ケイト・ブランシェット
エリート諜報員と二重スパイが最重要機密を巡り繰り広げる頭脳戦を描いたミステリーサスペンス。イギリスの国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)の諜報員ジョージは、世界を揺るがす不正プログラム「セヴェルス」を盗み出した内部の裏切り者を見つける極秘任務に乗り出す。容疑者は諜報員や情報分析官、局内カウンセラーなど5人。その中にはジョージの愛妻で諜報員のキャスリンも含まれていた。ジョージは容疑者全員を夕食に招待。食事に仕込まれた薬とアルコールで、容疑者たちの意外な関係性が浮かび上がるなか、ジョージは彼らにあるゲームを仕掛ける。
自分の妻を含め、親しい関係者の中にスパイがいて、それを割り出すお話。専門用語が多いのと、盗まれた不正プログラムがどれほどすごいのかが分からず、イマイチ乗れなかった。観客には妻が怪しいと見せかけて、本人は全く妻を疑ってなかったってことが後から分かって、なんじゃそりゃって感じ。長年連れ添ってきた妻を疑うという心理サスペンスの方が面白いと思うんだけどな。スパイと判明した男の動機もよく分からなかった。
☆☆(T)
監督:上田大輔
多くの冤罪を生んだ「揺さぶられっ子症候群」事件を追ったドキュメンタリー。関西テレビのドキュメンタリーシリーズを元に、追加取材を加えて映画化。2010年代、赤ちゃんを激しく揺さぶり脳に重度の損傷を負わせる「揺さぶられっ子症候群(Shaken Baby Syndrome=SBS)」の疑いで、親などが逮捕、起訴される事件が相次いだ。幼い命を守るという使命感を持つ医師たちがいる一方で、刑事弁護人と法学研究者による「SBS検証プロジェクト」が立ち上がる。メンバーは無実を訴える被告と家族に寄り添い、事故や病気の可能性を徹底的に調査。「虐待をなくす正義」と「冤罪をなくす正義」は激しく衝突し、やがて無罪判決が続出する前代未聞の事態へと展開していく。
一時期、逮捕者が続出した揺さぶられっこ症候群。しかし、ある時期から無罪判決が続く。子どもの虐待が社会問題となるなかで、SBSは注目されたが、診断基準がまだ確立しておらず、あいまいだった面も否めない。検察側証人として、多くの裁判にかかわった小児科医は「たとえ、数パーセントの冤罪が混じっていたとしても、私は子どもを守る側に着く」と断言した。子どもを守りたいという正義だ。子どもの虐待は死に至るまでに、けがや不登校など兆候がある場合が多く、「兆候を見つけた段階で、なぜ防げなかったのか」という悔いは必ずつきまとう。それでも、冤罪は絶対に作ってはいけないと思う。それが司法の正義だ。
今作では無罪判決を受けた家族に密着しているが、とても虐待するとは思えない状況で、起訴されている。無罪判決が出ても、失われた時間は戻らない。はっきりと説明はなかったが、離婚したり、娘と交流が断絶したりしたケースもあるだろう。密室での出来事は立件が難しい。ましてや意図した行為か否かは判断しにくいだろう。
監督は自らもテレビ局記者でありながら、報道の在り方についても一石を投じている。「逮捕された時のマスコミはひどかった」「話してもいないことを書かれた」など、捜査側からの情報のみに頼る今の報道の在り方についても批判している。見終わっていろいろ考えさえられた。難しいテーマを丹念に追った秀作だと思う。
☆☆☆☆(T)