不老ふ死温泉 ⑦
不老ふ死温泉を出て五能線で秋田へ向う。
東能代駅で50分近く待ち時間があり
改札を出て探索しようにも
何もなさそうだったので駅の待合室で地元の高校生に混じり
奥羽本線の列車が来るのを待った。
秋田駅に到着したのは18時30分頃
予約しておいたホテルのような民宿のご主人から事前に教えて頂いた
郷土料理の店へ
秋田駅西口を背にして左へ道なりに大通りを歩き
かまくらのディスプレイのお店を左に曲がり
少し行った場所との事で
その通り行ったらら迷わず到着した。
小雪がチラホラ舞い始め
お腹も空いて寒かった・・
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190812/21/omuraisu47/70/3e/j/o0640048014532986026.jpg?caw=800)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190812/21/omuraisu47/57/43/j/o0640048014532986038.jpg?caw=800)
店へ入ると2階で忘年会をしているようで忙しそうだった。
座敷にも地元の方が旨そうな肴で生ビールを飲んでる。
カウンターは自分だけ・・
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190812/21/omuraisu47/f6/79/j/o0640048014532986046.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190812/21/omuraisu47/f7/93/j/o0640048014532986057.jpg?caw=800)
観光客の姿は皆無でちょと場違い的な私にに旅行ですか?と女将さん
ホテルの方に教えてもらい来ましたと言うと
色々と良くしてくれた。
とても気持ちの良い女将さん
ハタハタのしょっつる鍋を注文して
ノンアルコールビールを頼む。
グラスはコップかジョッキどちらが良いかと尋ねられてジョッキと言う。
好きなのに飲めないのは辛いね~と色々と察してくれたのか
作り間違えたウーロン茶も飲まない?とサービスしてくれた。
ガッコと大根の漬物(奥)
名前忘れたけどハスでは無いと言っていた。(左)
ひろっことか言う名前の酢味噌(中)
何とか貝(右)
どれも旨い。
そしてハタハタ鍋の登場
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190812/21/omuraisu47/d8/21/j/o0640048014532986065.jpg?caw=800)
自分が旅の途中だと分かると女将さんとは対照的な
凄く職人気質の大将が忙しいにも関わらず
たたが一人前のハタハタ鍋の奉行をしにやってきて
家のハタハタは新鮮だ
しょっつるも一番高いの使っていると言いながら
色々とやってくれた。
旅人に美味しい食べ物を一番良い状態で食べてもらいたい郷土愛のような感じが
伝わってくる。
ハタハタは卵を多く持ちプチプチしてとても新鮮でオクラのような粘りが凄い。
淡泊で美味しかった。
美味しいと言うと女将さんは喜んで大将はドヤ顔してた。
〆はダマッコと言うご飯を団子にした物を鍋に入れ食べた。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190812/21/omuraisu47/85/db/j/o0640048014532986078.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190812/21/omuraisu47/b1/81/j/o0640048014532986088.jpg?caw=800)
本当にお腹がいっぱいで最後に秋田の林檎を食べさせてくれた。
これがまた凄く美味しかった。
ちゃんとしたメニューが無いので値段が良く分からないけど
ノンアルコールビールを一本頼み この内容で2600円でおまけで2500円でいいわ~と女将さん
良い思い出になりましたと言うとお店のマッチをくれた。
秋田の日本酒なども沢山揃えてあります。
店を出ると寒さが増して
粉雪がチラつく見知らぬ土地で温かく美味しい食べ物と
人情味が厚い店に
一人旅の心情は少し胸が熱くなる気持ちだった。
何だか舟歌でも聞きたい気分になった。
秋田市中通り四丁目十四の三十四
秋田郷土料理
美酒亭 美弥
つづく・・