難しいけど、使った方がいい「料理写真✕三脚」の話 | 料理写真レベルアッププロジェクト

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難しいけど、使った方がいい

「料理写真✕三脚」の話

 

三脚って難しいですよね。

 

私も昔は大っ嫌いでした。

大体、どこを触ればどこが動くかさっぱり分からない。

あわてて色々触っていて、指をはさんで出血したり。

顎を打ったり・・・。

不器用な人間には天敵のような存在。

 

だから大嫌いでした。

 

でも、料理写真撮るには、やっぱりあった方がいいんです。

 

なんでかというと・・・

料理写真を撮ろうと思ってスタイリングしたとします。

お皿の横にカトラリー置いて、奥にグラス置いたりして。

 

でも、カメラから見てみると、ちょっとカトラリーの位置がおかしいな、という場合。

カメラをおろして、カトラリーを直します。

そして、さっきの場所から撮ろうとすると・・・。

 

絶対同じ場所に戻れないんです😱

 

あれ?なんかさっきと違う🤔

そこで、もう一度カトラリーを動かします。

そして、カメラを構えます。

 

すると、また違う・・・😨

 

そう。この繰り返しで、永遠に終わりがこないことも😱

 

そんな時、三脚があるとこうなります。

 

まず、カメラはここから撮ろう、と決めます。

スタイリングをして、カメラの液晶を覗きます。

ちょっとカトラリーの位置が違うな、と思ったら、液晶を見ながらカトラリーを動かします。

 

良い位置に来たら、そこで撮影😀

 

あっという間に終わります。

 

ね?いいでしょう?

 

 

例えば、三脚があれば、料理を始める前にこのように大体のスタイリングをしてテスト撮影をしておくことも可能です。

 

後は、料理をして、盛り付けて、このお皿の場所に本番のお皿を置いてシャッターを押すだけです。

 

こうすることで、できたてのお料理を素早く撮ることができるようになるんです。

 

 

ただ、最初に言ったように、三脚って仕組みが分かるまでが

ちょっと大変。

 

今、マンツーマンレッスンをしている生徒さんも、三脚が届いた時に、何をどうしたら良いのか分からず絶望したとか😵‍💫

 

これから、このブログでも三脚の使い方は時々お伝えしていこうとは思いますが、おすすめはYoutubeを見ること。

 

Youtubeを探していると、結構分かりやすい三脚の使い方動画がのっています。ご自分が購入した三脚の機種名をYoutubeで検索すると、動画があるかもしれません。

 

そういった動画をまず見て、一つずつのパーツの役割を知ることで、少しずつ三脚との距離が近づいていきます。

 

苦手意識を是非吹き飛ばして、三脚とも仲良くなってもらえると嬉しいです。

 

では。