夜にうまく写真が撮れない、というお悩みに提案 その1 | 料理写真レベルアッププロジェクト

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料理カメラマンが教える、料理写真の撮り方。あなたの料理の味をしっかり写しましょう!

一日の中で作る料理で、一番「メイン感」のあるのって夕ご飯だったりしますよね?

 

でも、夜に料理の写真撮るのって結構難しい。

 

そういうお話をよく聞きます。

 

以前、生徒さんにお話を伺っていると

「なかなかうまく撮れないので、料理相手に四苦八苦していると、お腹をすかせた家族を20分ぐらい待たせちゃうこともあります」

「夜にはどうしてもうまく撮れないので、昼間に作って太陽の光で写真を撮った後、夜にレンチンして出します」

 

など、聞いていると涙が出てくるような苦労談の数々・・・。

 

これはどうにかしないと!と思うこと苦節4年。

 

いくつかトライしてきたことを、書いていこうと思います。

 

ただ、美味しい料理写真って、やはり白い綺麗な光(それが太陽の光なんですね)がないとなかなか難しいというのも事実。

 

だからと言って、じゃ、ライトなど写真用の機材を普通の方が用意するのも難しい。

 

ということで、今日ご紹介するのは、まず第一ステップ。特に新しいなにかを買わずに済む方法。

 

うまくいけば、結構これでも綺麗な写真が撮れます。

 

それは、ライトと料理の位置を見直すこと。

 

よくあるNG例としてあるのが、電気の真下に料理を置いて撮るケース。

 

食卓に置くと、大抵こういう状態になっていると思います。

 

そして、これが失敗のもと。

 

なぜかというと、真上から料理に光が当たると、影が下に隠れてしまい、写真に写らない。写真に影がないと、のっぱりして平面的な写真に見えてしまうからなんです。

 

 

じゃぁ、どうしたら良いのか?ということですが

ライトが料理の向こうに来るように、お皿の位置を移動する、ということです。

移動することで、光がお皿の向こうから当たることになるんですが、実はこういう光が一番料理に向いている光なんです。

 

 

ポイントは、影が自分の方に斜めに来る感じになっていること。

 

この状態で撮れば、結構良い雰囲気に撮れると思います。

 

万が一暗い写真になってしまった場合。

 

その場合は、カメラアプリで明るさを調整して明るめに撮るか、もしくは撮った後に編集で少し明るくしましょう。

 

これが、家の光だけで撮ったもの。

 

なんとか及第点になるかな?と思います。

 

ということで、是非トライしてみてください。

 

では。