2024年7月6日(土)新作バレエ「ダーナの泉」無事終演しました。

この日に至るまで多くの方々に関わって頂きました。最初は江藤先生ご夫妻と中村彩子さん、そして私で集まり、構想を練りました。先ずは日にちと会場の押さえを私が行い、そこから江藤先生がメインダンサーの出演交渉にあたり、彩子さんが静岡のバレエスタジオを廻って打診し・・・今思えばまだ何も描かれていない白い画用紙に少しずつ点を落とし、線を繋げて行く作業でした。

 

静岡で何人もの先生方が、この新作バレエの実現にご協力下さった事は有難い事でした。

スタジオをお稽古用に貸して下さったり、生徒さんをアンサンブルに出演させて下さったり・・・

一方、ザックリと書いた私の脚本の見直し。バサッとカットする、あるいは足す→それは曲の書き直しという事です。本当に時間がかかりました。昨年の年明け頃から今年の春、オケの練習が始まってからも、ずっとスコアの修正は続いていました。

 

バレエの方は昨年12月にオーディションで静岡在住のアンサンブルの出演者が決まり、春休みには集中レッスンもしました。振付けは主に2箇所で行われていました。メインダンサーは東京のスタジオで、そしてアンサンブルは静岡で。江藤先生は振付の構想を練り、静岡のアンサンブルの人達にはメインダンサーがこの辺で踊ったり演じている、という事を想定しながら振付ける。メインダンサーにはその逆を。メインダンサーの方々は皆、教師や、舞台出演等のお仕事をお持ちですから、「私は何時まで出来ますが、その後は居りません。」という様な事はしょっちゅうです。ですからその場でこの踊りを誰と誰の組み合わせでする、今日は兵士役が揃っているからその踊り、という様に工夫して・・・静岡のアンサンブルの人達は彩子さんがミストレスとして毎週振付に行ってくれました。6月に静岡で双方合同で、全幕の通しをした時は、胸が熱くなりました。

 

この年明けに音楽はおよそ30曲以上になる事が見えて来て、最終的には35曲になりました。これも江藤先生によれば偶然の出会いとも言えるのですが、あるバレエ公演の指揮を江藤先生がした時、演奏していたのが主に芸大生を中心とするオーケストラだったそうです。そこで先生がメンバーに私の新作バレエ「ダーナの泉」の話をして下さり、今回オーケストラジュネスとして演奏してくれる事に繋がったのです。人と人の繋がりで輪はどんどん大きくなって行きました。

 

唯、35曲と膨大なスコアからパート譜(各楽器毎の譜面)を作成するのは、容易な事ではありません。私は作曲はフィナーレというアプリを昔から使っているので、パート譜は何度か作成していますが、曲数が多く、一人で背負いきれないかも?と不安になっていた所、オケマネージャーの後藤君が作曲科の学生さんに声を掛けてくれてパート譜作成を手伝って頂けました。

本番直前まで、絶えず曲の変更、修正はつづきましたから、本当に助かり、有難かったです!

 

いよいよオケのメンバーが集まり、音楽が聴こえた時は本当に嬉しかったです。正直、丁寧な楽譜を作るのにはもっともっと見直す時間が必要だったと思います。私もそれが一番やりたい作業でした。けれど観客動員の為のチラシ等の郵送作業、チケット管理、宿泊場所の確保、レンタル楽器手配等の事務的な作業も両輪で進めなければならない重要な仕事でした。結果、随分演奏者に私の意図を汲み取って演奏して頂いていた部分があったのではないかと申し訳無く思っています。

 

本番前日、打楽器、ピアノ、ハープが運ばれて来た時は、本当にこれだけの楽器がオーケストラピットに収まるのか?と不安になりました。グランシップの中ホールのピットはあまり広くないと聞いていたからです。でも学生さん達が自分達でやりくりして上手く収めてくれました。

そしてゲネプロが始まり、生の音が出て・・・昨今、録音によるバレエ公演が多いので、聞いた所によれば何人かのバレエダンサーの方々は血が騒いだようです。音楽の迫力が違いますものね。

 

そして本番の日。実は開演30分前、私はてんてこ舞いでした。JRの掛川での停電事故で新幹線が止まり、東京、関西両方面からのお客が何十人も到着出来ていなかったのです。「開演を遅らせるかどうか、舞台監督と主催者が決めて下さい。」そう言われ、私にとって大切なお客様が多く到着していなかったので何とか開演を暫く待って欲しいと願いました。が、圧倒的多数のお客様はもう700名以上着席しており(全760席)、終演後の解体作業やレンタル楽器の返却時間もあるので「10分遅れで開演」という舞台監督さんの鶴の一声で決定しました。「30年想い続けた舞台実現の、今日、この日、この時間に、何故こんな事が起きるの⁈」と、悔しさと本番のドキドキで1幕の前半、心臓がバクバクしていたのを思い出します。「ひっくり返らないで、自分!」と願いながら(笑)

結果的には受付やドア係を引き受けて下さった梶田先生のスタッフの皆様の適切な誘導で、1幕の途中、2幕から観られた方が多くホッとしました。

でも諦めて帰宅された方の事だけが、今回の公演の唯一の心残りです・・・

 

そして本番が始まりました。バレエダンサーも演奏者も、凄い集中力を見せていましたね!

気合が入っていたというか。それは私だけでなく、十分観客に伝わっていました。終演後の打ち上げ会場でもそうでしたし、私に毎日の様に届く数々のメールやラインにも、喜びや感動を伝えて下さる方がとても多いです。「1回では勿体無い。」と再演を希望する方が何人もいらっしゃいました!有難い限りです。

 

中には30年前、私が活動を始めたばかりの頃から応援し続けてくれている友人もいるのです。まだ日本に入ったばかりのコンピューターのコピーペースト機能に、これは便利だと印刷、裁断して手作りのチケットを作り、一緒に販売を手伝ってくれる所から始まりました・・・

今回の公演は私にとっての集大成の公演なので、彼女は、本当は出掛けるのも無理な状況だったにも拘わらず、合間を縫って駆けつけてくれました。

「どうだった?」と聞く前にメールが届きました。彼女にしてみればどの曲も結構聴いている曲が多い訳です。それに合わせたせっかくのバレエを観ようとしても涙が溢れて全てがにじんでいたそうで・・・かけがえの無い友人を持つ事が出来て幸せです。今、書いている自分こそ、文が滲んで見えます。私は学生時代の友人や先生、結婚してからの子供繋がりのお母様方やご夫婦、趣味の山や音楽仲間、主人繋がりの友人知人、ご近所の方々、親戚と、本当に多くの人達に支えられていると感謝の気持ちでいっぱいです。

 

最後に、様々なお声の中からもう一つ、お葉書を下さった私の友人の文章の一部をお届けします。

この方は音楽に日頃、触れていらっしゃる方です。

「一つ一つの音楽がバレエと合体した時 生き生きと響きあい、若い演奏家の人たちの作り出す音が何と素敵だったことか」

その素晴らしい生演奏がバレエダンサーを輝かせた事は間違いありません!!

 

江藤先生、彩子さん、衣装の津守先生はじめ、バレエダンサー、オーケストラジュネス、スタッフとして支えて下さった全ての皆様、作曲科の皆様、全てのお客様、本当にどうも有難うございました。又、お会い出来る事を願って。

 

そしてどうぞコメント欄に、お名前は伏せてでも構いませんので、ご遠慮なく自由に書き込んで下さい。特に、この「新作バレエ」というものをどう感じられたか、出演者、観客、どの立場でも結構ですので書き込んで下さると嬉しいです!まだ残務整理があり、全てにお返事出来るかわかりませんがどうぞ宜しくお願い致します。

 

                     2024年7月14日 岡本由利子

 

 

 

 

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久々のブログです。

昨年、新作バレエ「ダーナの泉」公演の話が出たのが春頃、1年位前だったでしょうか・・・

40代頃から、東京の区のホール等を借りて、音楽コンサートは何度か企画し、やって来た私ですが、バレエ公演・・・しかも構想しているのが、とてつもなく大きな規模の公演だけに、踏み出すのには相当の覚悟が必要でした。

 

案の定、此処まで来るのはそう簡単な事ではありませんでした。でも、一歩一歩進んで行く内に、色々な方々が支えて下さっているのを実感、勇気づけられています。

 

何より私の力になっているのは、メインダンサーと本番の舞台で踊る事を楽しみにし、バックで舞台を支えようと、ひたむきにこの新作バレエに取り組んでくれているアンサンブルの皆さん!! 

中には私の孫とほとんど変わらない年齢のお子さんも参加してくれていて、そのキラキラした瞳を見ているだけで、この企画、踏み出して良かった!と思えます。

皆さんのおかげで、色々な事が起きても、ブレずに前へ進む力になっているんですよ。

もう本番まで2ヶ月半程、皆で心に残る作品を創り上げましょうね!!

 

メインダンサーの方々のお稽古にも何度か立ち会っています。

私はバレエ音楽は作るけれど、バレエの事は何も知りません。ですからバレエ用語が飛び交うスタジオの中にいると、一人言葉の通じない異星人みたいです。

何でその用語によって、瞬く間にバレエが創られて行くのか不思議・・・又、皆さん、すぐに反応して飲み込んで覚えて行くのが凄いですね。アンサンブルのお稽古でもそれは同じです。

ずっと観客側でバレエを観続けて来たので、内側の世界を覗き込むような楽しさがあります。

 

メインダンサーの方々のバレエ、本当に美しいですよ。私はバレエは何も知らない、わからないと書きましたが、「美しい」という事は感じるし、わかります。線の美しさ、やわらかさ、正確さ、・・・

 

ワークショップでそういう素晴らしいダンサーにバレエを習う、というチャンスはあるかもしれません。でも初めての作品を一緒に創る、しかもフル・オーケストラの生演奏で・・・というぜいたくな機会は滅多に無いと思います。

リハ、本番では、かけがえのない時間を心の底から味わって下さいね!!

 

 

 

 

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来年7月6日(土)に静岡グランシップでバレエ公演をする事になりました。
会場となるホールで先日バレエ公演があり、静岡まで観に行って来ました。
グランシップは「壮大な船」の愛称との事ですが、角度によっては飛行機✈の格納庫の様にも見える巨大な建物です。
この日は何やら広場に、怪獣!?か恐竜?!に扮装した人達が集まってワイワイやっていました❢
以前、このスタイルでかけっこするシーンを見た事がありますが、コケてしまう姿がユーモラスで楽しいですね!
 
私が物語を書き下ろし、作曲をしているバレエ「ダーナの泉」全幕公演には、次々素晴らしいメインダンサーの方々が集まって来て下さっています。
音楽は音大生中心の生演奏を予定しております。
このバレエにアンサンブルとして参加して下さるダンサーの方々のオーディションを12月17日に行います。お申し込みは12月10日までです。詳しくは下記ホームページをご覧下さい。
http://www.omp-office.jp
 
 

 

 

 

 

 

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長~い間、ブログを書いていませんでした。

病気していた訳でも何でも無いのですが、来年かなり大きなコンサートをする予定で、色々な事が少しずつ動き始めているものですから・・・

何と言っても既成の曲ではなく、自分の曲を使うというのはエネルギーが要ります。

でも、作曲を始めた40代前半頃、描いていが想いがようやく実を結ぶかもしれません。

身体に気をつけながら1曲ずつ仕上げて頑張って行きたいと思っています!!

具体的に形になって来ましたら、又、お知らせします!!

 

さてブログと言えば、何故かスポーツの事を書く傾向がある私ですが、やはり好きなんですね、スポーツ観戦。と言う訳で、最近のエンジェルスと言えば・・・

 

昭和歌謡で聴いた「じれーったい、じれーったい。」ですね。

最初の内は「まぁ勝負の世界、負ける事もあるでしょ、連敗位気にしない。」だったのが、こう連敗が続くとは。まさかマリナーズに1回も勝てないとは思わなかった。それも勝利が転がり込む所でスルリと手から抜け落ちたりと、何でしょうね、この事態は。日本から投手を送れば改善する?

「僕、一生懸命頑張っているんだけど・・・」という声が聞こえて来そうな大谷君のややうつむき加減の表情。いえいえ、決して他の選手が駄目なんじゃない。ファインプレーあり、時にはそこで大谷君、1本打って、という時に限ってヒットが出ない事もあり、誰のせいでもありゃしない、なのだけど結果的に勝てないもどかしさ。気づいたらいつの間にかトラウトも怪我でいなかったし。

やはり大谷君と二人がドンと構えてこそ機能するエンジェルス、を実感します。

 

ただ、微妙なのは大谷君はチームの「勝ち」を望んでいるので、「勝ち」にこだわるのならば、もっと安定して強いチームに移ればその確率は高くなるでしょう。けれど果たして別チームのユニフォームを着て、願い叶って優勝した大谷君の姿を見て、私は本当に嬉しいのかしら?!とも思ってしまう。

エンジェルスは確かにあまり強いチームでは無いけれど、「皆で力を合わせれば3位に食い込んでプレーオフ進出が叶うかもしれない。」と本気で思い、チームの為に打ち、今日も打ち、走り、奔走する大谷君を見て、チームの誰もが「よし、頑張るぞ!」と思っているに違いない。

でもやっぱり何処かが足りなく咬み合わず、モゾモゾしている。大谷君だけでなく、いつの間にかそんなチームを丸ごと応援しているのかも。

 

ただ、WBCの日本の様に、張り詰めた緊張の中で、高い技術、実力から生み出される「奇跡」を見てしまったので、何とも現実はね。ああ、此処で吉田君がいたら打ってくれるだろうに・・・と

「たられば」をつぶやき、あ~ じれったいになるのです。

 

<おまけ>

ところで、ベンチに飲み物のコップ等が散乱しているのを、大谷君が足で寄せて片付けているのが印象的でした。日本では有り得ない位、ベンチの中、汚いんですね。

「片付ける人がいますから。」と中継していた方が言っていましたが、思い出した事がありました。

日本人は結構家の前を掃いたり、きれいにする人が多いですよね。

外国の友人とその話になって、「何故日本人はそうするのか?」と聞かれたので、「例えば自分の家の木の葉が道に落ちて汚くなっていたら、それは我が家の責任でしょ。」と答えた記憶があります。そうしたら目を丸くして「何で?!道路に落ちたものは、道路を管理している区とか市の仕事でしょ!」と言われ、こちらが目を丸くした事があります。

感覚の違い?!

人なんていつやってくれるかわからない、それより「この汚いの、なんか嫌だな・・・」と、黙々とゴミを一箇所に寄せていた大谷君、日本人の感覚でステキです。

連日の猛暑で野球中継にうつつを抜かし、落ち葉掃きをパスした私は何も言えません。

 

 

 

 

 

 

 

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いよいよ学年末となり、小学校の春休みはまだで上の子は学校に行っているのに、幼稚園は早々に春休みに入り、下の子は家に居る。仕事が入っているのにどうしよう?という事があります。

 

いう訳で、久々孫の世話の出動要請が入って。でも・・・あらら、よりによってWBCの決勝の朝に来て欲しいと?!私は昔からスポーツの国際試合を観るのが大好きなので、思わず急ぎ連絡してしまいました。「TVはあったわよね?必ず見られる様にしておいてね。」と。昨今パソコンで色々な番組も見る時代だから気になってしまい・・・でもそれは大丈夫との事で一安心。

さて7:45には出発しましたが、もう何となく気持ちが盛り上がっています!

さて到着すると、孫(男の子)はきっと、ばあばの野球好きを聞かされていたのでしょう。ちょこんと私の隣に座って一緒に観戦してくれます。可愛いのは「あ、ばあば、これ、1個ずつなら信号だね。」とTVを指さす。う~ん、なるほど・・・ボール(青)ストライク(黄)アウト(赤)で信号か。

なーんてとらわれのない、可愛い発想なのでしょう。子供のまっさらな物を見る目には感心させられます。なんでボールだけが3つ点く事があっても、ストライクやアウトは2つしか点灯しない事も、少し不思議な様でしたけれど、まだルールを理解するのはちょっと難しそうでした。

 

意外にもね、こんなおばあちゃんなのに何で野球が好きかと言われれば、私はまさに「巨人、大鵬、卵焼き」(子どもの好きなもの)世代だからですよ。今みたいにパソコンがある訳ではなく、TVはお茶の間の中心として、やっと入り始めた時代。巨人ー阪神戦はしょっちゅう中継されていて、高校野球も含め、良く見ましたね~ でもかなり長い間、TVでは表示がストライク、ボール、アウトの順に並んでいたのに、今の様になったのは大リーグに行く選手が増えたからなのかしら?変わったのはそんな昔ではないですよね。そうですね~ 私流に言うと、現代は「大谷、白鵬(引退しましたが)、パンケーキ」かな? いよいよ国際色豊かになって来ました!

さて佳境。とにかく勝ち抜いて来ているとは言っても、一歩違えばそこまで、という事を何回も潜り抜けて決勝まで来ているので、面白さと心臓バクバクが止まりません。先日、お年寄りの男性が「WBCは観ているけど、どうにも心臓に悪い。」と苦笑いしながらTVで話されていたのは良くわかります。そして遂に9回。1点差で大谷が登板した時は、もう「大谷君、どうかどうか此処は宜しく。」と拝むように手を合わせて私はお願いしていたのです。そうしたら孫が急に何かを思い出した様に真面目な顔で別の部屋に走り出て行って・・・そうしたら戻って来た手には黄緑色のプラスチックの鎖が・・・キョトンとする私に「お数珠、お数珠!」と言って、TVに向かって「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と大きな声で唱えだすではありませんか!

そうか、私がいつになく神妙な顔付で、目をつぶって手を合わせているものだからそうなったのね。

最後、トラウトを空振りにさせて優勝した瞬間には「一所懸命拝んでくれたからよ!」と思わず孫を抱きしめて、手を取り合って喜んだのでした。孫は勝った位はわかっていたでしょうけど、突然拝みだしたり手を叩いて喜んだりと、いつもとは全く様子が違うばあばを見て、さぞかし不思議に思った事でしょうね。でもとても楽しい時間を一緒に過ごせたのでした。
帰宅したママにその事を話したら、拝むのは多分子供向けアニメの一休さんのお話で覚えたのかも・・・との事でしたが。

それにしてもあれから優勝して大谷君が帽子とグローブを投げる映像を、何十回TVで見た事か・・・主婦が在宅してTVをつけていればビデオも含め、その位は見ているのではないかしら?その位、何度見ても飽きず、又「これはアニメか?」と言われますけど、その位上手な人が描けば大谷君ってそのままアニメの主人公として描ける程、絵になりますものね。

現代って、それが本当と思って見ていても、面白可笑しく作ってあったり、本物っぽいフェイク画像である事も結構あると思います。

そこにいくと、こんな劇的でアニメに描けそうな感動と興奮を生む「本物」は無いので、サッカーワールドカップに続き、WBC万歳、スポーツ観戦熱は今後も止まりそうにありません。

 

蛇足ですが、結構私の周囲の同年代女性には私を含め、吉田正尚ファンが多いですね。

そうそう、どちらかと言うと、全くスポーツに興味が無さそうに見えていた同学年の女友達二人が実はWBCにかなり熱中していた事にも驚き!それは新たな発見でした。その内の一人は吉田選手の事を書く時にはハートマークまで付いていてビックリ!!

いや、良い事です。老いても燃える事は大事なのです!都合良く締めくくりました。

 

 

 

 

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0歳から参加できる こどものための音楽とおはなし会が2月21日(火)、中野区産業振興センターで行われました。

申し込みは約150人と満員御礼となり、約1時間の親子向けのメニューが繰り広げられました。

私は最後のディズニーメドレーの伴奏3曲で参加しました。

 

出番まで、後方で観ていたのですが、親子で左右に身体を振ってリズムに合わせて下さる姿がとても微笑ましく、肩肘張らない参加型のイベントはとても良いなあ・・・と思いました。

主催の方が、各家庭にミニマラカスを渡して下さるのですが、これは小さいお子さんでも握って振れる。まだリズムの取り方がわからなくても、音楽を耳で聴き振ってみる事が、音楽に自然に入って行ける、良いチャンスになりますね!。

 

音楽会はともすれば「音を出してはいけませんよ、小さいお子さんはご遠慮下さい。」が多いもの。それはそれで大切で、その事が必要な音楽会がほとんどです。

 

ただ子育て中、特に小さいお子さんを抱え、主に専業主夫、主婦で育てている親御さんにとっても、息抜きは必要。そんな時、多少幼児が歩き出そうが、泣こうが、入退室自由な空間で音楽に触れられるのは良い試みだと思いました。

 

実は私の友人達も、数人いらして下さいました。昔から長く、私の活動や、出演した「福結」メンバーを応援して来てくれている人達で、終演後、皆でランチする事が出来ました。

 

その中の一人とは久し振りの事もあって、ランチ後もお茶して、昔の子育ての話になったのですが、不思議にも共通点があって盛り上がりました。これ、40年前位の話ですよ。

 

彼女は関西方面出身なのですが、結婚して上京、誰も知り合いのいない環境の中で初めての子育てはとても大変で孤独でもあったと。

 

私も結婚後、主人の転勤で東京を離れ宝塚市に住む事になり、これ又、全く親戚、知人が周囲にいなかった。

住んでいたマンションは坂の上にあり、駅から登るのが大変。

その間、曲がりくねった道の両側には大きなお屋敷が次々現われ、その途中に申し訳程度の⁈猫の額位の小さな公園がありました。一人目が生まれましたが、そのマンションで親しくなった方々のお子さんは小、中学生か成人の人が多く、遊び相手はほとんどいません。

仕方なく生後数か月の子をベビーカーに乗せ、先程の公園に行くのですが、他の同世代の親子と会う事はありませんでした。

 

先程の東京で一人で子育てしていたという友人と

「今の様に主人が子育てに参加してくれる時代でも無く、私達も主人は仕事だからそれで当たり前で仕方無いと思っていたわよね。横つながりで助け合うとか、預かってくれる所もほとんど無かった。だから結構、子育ては楽しいと言うより孤独だったのよね。」と意気投合。

 

何を隠そうこの私、それでもめげずに、当時ようやく出始めた赤ちゃん雑誌なるものから、大阪に数時間預かり保育をしてくれる施設を見つけ、1時間以上かけて車を運転し、預けに行った事があります。ほんの1時間でいい、自分だけの時間が欲しく、近くに音楽教室の貸しピアノまで見つけ、長く遠ざかっていたピアノをその間、弾きたいと思ったのです。最初の30分は一心不乱に弾いていたのですが、他人に預けられた事の無い我が子がどうなっているか気になり始め、心ここにあらず。リフレッシュの為のピアノになど、全くなりません。

それでも「途中で止めては勿体無い、この1時間だけは。」と心を鬼にし1時間が過ぎ、施設に駆けつけると、やはり我が子は泣き続けていた様でした。

私を見るなり、スタッフの方の腕の中から身を乗り出してしがみついて来て・・・余程不安だったのでしょう。帰途は少々罪悪感を覚えながら、心身共にヘトヘトになり、1時間以上運転して帰宅した覚えがあります。今日一日は一体何だったんだろう⁈

 

マンションに同じ年頃の子が一人もいなかった訳ではありません。同い年の女の子もいて、何度か遊ばせた事もあります。が、ママは音楽教室で教師のお仕事を持っていらして、仕事の日にはご自分のお母様、義理のお母様が面倒をみて下さるのです。食事の世話からオムツ替え、ママが帰宅する頃にはお風呂までいれて下さって。

仕事のある午後、お母様と入れ替わりに、ステキな格好で坂をいそいそと下り、出掛けて行く彼女を羨ましいと思った事は、正直何度かありました。

 

又、お子さんもママから離れる事に慣れているから人見知りもしないし、おばあちゃまの効果⁈ 少し大きくなったらストローが使える様になったり、何でも先に先に出来る様になる。

私にしてみれば、なにしろ初めての子をたった一人で育てている。自分はこんな一生懸命やっているのに、何だか自分の子供が遅れている様に感じたり、自分の努力がこうも反映されないものか?とジリジリしたり、虚しく思う事もありました。

 

「人の子と自分の子を比較したりするのは最も意味の無い事。」とかよく言いますよね。

それはもっともな事で、私もこの歳になれば実にそうだと思います。

でも、周囲に話し相手、相談相手もいなければ、自分で考え込む、抱え込む、という事は起きうる・・・特に初めての子の場合に多い。真面目な親ほど陥る負のスパイラルかもしれません。

 

まぁ私の場合、同じマンションの住人の中に、自宅のお茶にいつでも快く誘って下さるステキな方がいらして随分救われました。又2人目、3人目と立て続けに生まれると、考えている暇が無い程忙しく、その間転勤もあったので、追い込まれる様な危機は、ほんのかすめた程度で終わったのですが。

 

ね、多分数十年前でも現代でも、変わっていない事がいっぱいあるのが子育てなんですね。

ただサポート体制、子育てを取り巻く環境はそれでも随分良くなって来ていますよ、昔より。

トイレにおむつ替えのスペースがあったり、ミルクを作る事の出来る給湯器がデパートに用意されていたり、預かってくれる場所も増えたり。こういうちょっと息抜き出来る公演だって然り。

 

ところで今回公演を観に来てくれた私のお友達にも小さなお孫さんはいらして 「連れて来ようかとも思ったけれども、保育園に行っているので。」との事でした。パパだけでなく働くママも増えている時代ですからね。ただ、働いてもそこで得たお給料がそのまま保育園に充てる費用になってしまう事を考え、あえて専業主夫、主婦を選んでいるご家庭も一方でそれなりの数、ある様です。

その理由は今、述べただけではありません。経済的な理由と言うより、この大変、でも大切な時期を子供と過ごしたいと、積極的に選択する方もいらっしゃいます。夫婦の年収、社会的地位、子供の数、子育てへの関心度等によっても異なりますね。

 

ただ、平日午前中に参加された方の多くは専業主夫、主婦の方々が多いのかと思われます。

とても大事な場であると共に、どういうものが求められているのでしょうね?

音楽について言えば、どんなものを望んでいらっしゃるのか、直接伺ってみたいものです。

 

短い時間でも日常を離れ、ちょっと違う世界を旅して楽しんで頂ければ嬉しいな!!

 

 

 

 

 

 

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近々行われる2つのコンサートのお知らせです。

 

①0歳から参加できる こどものための音楽とおはなし会

2月21日(火)10:30開演 中野区産業振興センター地下1階多目的ホール

 

②第38回「こどもたちへ」

4月2日(日)14:00開演 紀尾井ホール

 

*今回は①に出演する「福結」の事、私との関係、先日お知り合いになった「あしゅみくり」さんについて書かせて頂きます。

②についての詳細はホームページ おんぷ音楽館 http://www.omp-office.jp をご覧下さい。

 

昨年、山形県最上町の学校の記念行事の公演に、ミュージカルユニット「福結」のメンバーが企画をし、小学生の子供達と楽しい時間を過ごしました。その折、私はミュージカルナンバーを数曲伴奏させて頂いたのですが、今回もチョコッとお手伝いさせて頂きます。

 

「福結」は女性4人グループで、昔、同じミュージカル劇団に所属していた仲間同士。個性派揃いで、持ち味はそれぞれ違うけれど、それだけにお互い刺激し合い、補い合いと、とても仲の良いグループです。

 

私は、メンバーが劇団に所属していた頃からの旧知の仲で、その後、皆が劇団を離れユニットを作って自分達の活動を始めた頃から、ライブ公演等に作曲、伴奏等で関わって来ました。

が、その後、それぞれが結婚や出産等、様々な事情で活動を休止しなくてはならない時期に入りましたが、それも自然な成り行き、と見守っていました。

いったんそうなってしまうと、各自が忙しい毎日に追われ、そのままになってしまうものですが、10年の年月を経て活動を再開してくれた事を心から嬉しく思っています。

 

私から見ると「福結」の良さはどんな公演にも意見を出し合い、精一杯取り組む所です。

「そうかなぁ、こうしてはどう?」「でも、これもありじゃない?」「いいと思う!」

リハーサル会場で飛び交う元気な声。これ何処かで聞いた事あるなぁ・・・と思ったら、カーリングの「ロコ・ソラーレ」に似ていると思いました。とにかくチームワークが良いのです。

 

ただ、今、メンバーは必ずしも4人全員で動ける訳でも無く。仕事が入ったり、子供を持っていれば色々な事情も起きる事もあります。でもそういう時は4人が3人に、時に2人になっても、それなりのプログラムを組み、発信する力をそれぞれが持っているという所が強み。私は長く活動を続けて行くのにはそこがとても重要だと思っているんですよ。

今後も微力ながら、何等かお手伝いが出来たらと思っています。

 

主催の「あしゅみくり」さんは語源が「アイスクリーム」の幼少期の言い間違いが語源と聞きましたが、何て可愛い発想でしょう! 間違いが正解につながるかもしれないという未来への期待を込められているとは・・・お母さんの深い愛情を感じます。

皆さん、小さいお子さんを抱えながら次々公演の企画をなさって、素晴らしいですね。

先日、下見を兼ねて別公演を観に行った時も、抱っこひもでお子さんを抱えながら奔走されている姿を拝見し「偉い、何てパワフルなの!」と感動しました。会場では皆様にニコニコと迎えられてミニマラカスを渡され、私も若いお母様方に混じって懸命に振りました。眼の前にそれは可愛いまだ数ヶ月の赤ちゃんがママに抱っこされていて、心底癒されました~

 

私自身も若い時は、地域のホールを借り、ゲストを呼んだりと様々な企画をしてコンサートをして来ました。ですから、一口に公演をすると言っても、場所の確保、予算、チケット作りまでやって来たので、それがどんなに大変な事か、少しはわかっているつもりです。

 

でも、その時一緒に動いてくれた仲間、あるいは公演に足を運んでくれた友人の何人かとは、ほぼ30年経った今でも、良い友達です。そういう意味でも活動は貴重なことですし、増してやこういう会は、今一番大変な子育ての時期にあるお母様方にとって、日常を少しの間離れた、リフレッシュ出来るひとときになるでしょう。又、良い出会いのチャンスになるかもしれません。

 

「福結」は、「ミュージカルおばさん」を自称していますが、メンバーは子供を産み、育てていたり、ミュージカル以外の世界の仕事を持って活動していたりと、様々です。

 

先程ママに抱かれた赤ちゃんを見て癒された、と書きましたが、そう余裕を持って感じられるのはこの歳になってからこそ・・・私も3人の子供を育てましたから、無心の我が子の表情に癒される事もありましたけど、疲労困憊の日々もありました。

子育てはとても大事。でも自分が本当に好きな事、ゆくゆくしたい事は何か?を先に見据えておく事も大切かもしれません。

子供がまだ小さくて大変な時期に何も焦る必要はありませんが、いずれ子供は自立して行く。そうなって欲しいですしね。

そういう意味でも、子育て真っ最中にあるお母様方と「福結」が、「あしゅみくり」さんのこの企画を通じて良い出会いの機会となりますように、と心から願っております。

 

 

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新年おめでとうございます。
昨年はオリンピックで盛り上がった直後にロシアのウクライナ侵攻があり、コロナも依然しぶとく続き、しんどい年とはなりました。
 
が、個人的には日本作曲家協議会主催のアンデパンダンに参加、ライフワークともなっているバレエ組曲「ダーナの泉」をトリオという形で発表し、新たな出会い、又、再会がありました。
その後、何度か音楽活動を一緒にして来た大多福一座改め「福結」が再始動、一緒に山形県最上町で公演を行う事が出来て、実り多い年となりました。
公演にご来場下さった方々、いらっしゃれなくても励ましのお言葉やお手紙を寄せて下さったも多く、心よりの感謝を申し上げます。
 
さて、年末は例年通りお正月料理の準備に忙しくしておりました。
我が家の場合は、いわゆる「おせち料理」を全部手作りするというのでは無いのですが、以下5種類の決まった物は、長い間、作り続けています。時間のある時は、これに白菜に色々な具を挟んだ漬物、田作り等、出来る物を加えます。
 
①二色玉子
二色玉子は卵の裏漉し(うらごし)の手間がかかりますが、最近は孫達が活躍。(but相当散らかすので下に敷物を敷いたり大変!)大体10個も裏漉すと孫達は疲れるので、その後の約10個は大人が交代。
 
私の実家が商家と言うんでしょうかね、とにかく昔はお正月の三ヶ日は早朝からひっきりなしに来客がありました。人によっては半日位お酒を飲んだり食べたりして行かれるので、年末には幾つかお料理を準備をしておくのが恒例でした。
その一つがこの二色玉子。何と実家では約50個の卵を茹でて黄身と白味に分け裏ごし、砂糖と塩を加え白味を芯に黄身で巻き、蒸して、切って出していたのです。当然白味が余るので、これを2つに分け、片方に食紅を加えて白味を芯にピンクで巻いた物も作っていました。私には歳の少し離れた姉達がいて、総動員で裏ごしを手伝っていましたが、裏ごしにもコツがあって、姉達が上手に裏ごすのが羨ましくて、早く上手くなりたいと思っていました。ですから孫達の手つきを見ていると何だか懐かしくなるのです。
 
②サーモンマリネ
これも実家で出していましたね。半世紀以上前と思うとかなりハイカラなセンス?! 
私の父は明治生まれでしたが、思うに明治生まれには2パターンあって、根っから和風好みの人と、父の様に新しいものに興味があって、洋食好きなタイプと。勿論スモークサーモンが普段の食卓に上る事はありませんでしたが、ハレの日の大切なご馳走でした。私流にレモンは蝶々の形に。
 
③黒豆
実家でも作っていた記憶がありますが、亡くなった姉直伝のレシピ。一晩漬けて6時間弱火で煮て瓶詰めします。やわらかく甘過ぎず孫が大好き。
 
④筑前煮
まだ作り途中で〜す!年々孫が大きくなり、良く食べるので、若干量と味の加減がわからなくなって来ました〜 金時人参は火の通りがはやく崩れ易く、一旦別にしています。これは特に実家では作っていた記憶があまり無いなぁ…
 
息子達はいわゆる「おせち」よりお肉の方が好きなので、多分お正月料理の一番人気の和風ローストビーフを作る様になって。そうなると何か野菜食べさせなきゃ、でもお正月にグリーンサラダもねぇ、と思って、作り置き出来る筑前煮にしたのではないかと。まぁ筑前煮はお正月料理の定番ですものね。
 
⑤和風ローストビーフ
と言いたい所でしたが、写真が無かった〜
ローストビーフ用のお肉に塩を振って直火で炙り、お醤油少々を絡ませてホイルで包んで休ませるだけです。それを平たいお皿にスライスして並べ、ニンニク、生姜のおろしたもの、細ネギの小口切り、パセリのみじん切りをまぶしてレモンと醤油で頂きます。もうこれは売れ行きが速いっ!若干争奪戦の勢い…奮発して1キロも用意したんだけど…でも総勢12人だったから無くなるのも当たり前かな?!
 
おまけ
まぁ伊達巻他、買って来た物も含め重箱に。
この中では右下端に辛うじてローストビーフが見えるかな。手作り人参ラペと義母の好きなセリのお浸しも入れて。二色玉子と筑前煮、あと黒豆が大好物の義母に届けに行っています。
少しずつ、が良いので。
 
【後記】
今年は少し子供の手の離れて来た娘が、一緒にお正月料理を作りたいと言って、年末少し早めに来て手伝ってくれた。やってみると、買物から段取り等、手間のかかる事もいろいろあって
「母がこれまで何日もかけて一人で準備や片付けをしてくれていたかと思うと感謝でいっぱい。」と言ってくれて、本当に嬉しかった!
 
確かに孫達が小さい時はオムツ替え、ミルクの時間、ケンカや泣き声でてんてこ舞い、正直、夕方近くになっても義母に届けるお重が仕上がっておらず、こんな面倒な事は無理と止めてしまう事も出来たかもしれない。
 
けれど数十年、とにかく大変な時でも続けて来た事で、今は周りも皆、やる事がわかって来て、こちらが言わなくても動いてくれるし、孫の成長もあって出来上がりも早く、一息つけて有り難い。
 
年々、私も歳を重ね、そろそろ少しずつ色々な事を子供達、お婿さん、お嫁さん達にバトンタッチして行く事になると思うが、そう出来る事は何でも無い様で、とても幸せな事だと思う。
 
孫達もきっと二色玉子作りで、私の幼い頃の記憶を同じ様に重ね、皆で大人達を手伝い、一緒にお料理を作る喜びを味わってくれているのならこれも幸せだ。続けて来て良かった。感謝。

 

 

 

 

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今年も早いもので残り少なくなりました。

クリスマスイヴの日、皆様如何お過ごしでしょうか?

今年9月14日の夜に開かれたアンデパンダン第1夜に出品した作品の演奏風景が、日本作曲家協議会よりYouTubeにアップされました。

当日会場に足を運んで下さった方、ご都合が悪くいらっしゃれなかった方、このブログを訪ねて下さった方々、どうぞお時間のある時にご覧頂ければ嬉しく思います。

バレエ組曲は6曲約20分の、トリオによる演奏です。

コメントも是非お寄せ下されば嬉しいです!!

下記2つアドレスが書いてありますが、上で直接YouTubeの演奏を聴く事が出来ます。

下はホームページで、こちらからでもアクセス出来ます。

ホームページには2019年の「ダーナの泉」の公演記録等、詳細をアップしてありますので、どうぞご参照下さい。

 

岡本由利子:バレエ組曲”ダーナの泉”より~フルート,チェロ,ピアノ~ Okamoto Yuriko:from the ballet suite "The Spring Danann" ~Fl.Vc.& - YouTube

 

おんぷ音楽館 (omp-office.jp)

 

 

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あらら、スペインに勝ちましたねー 何とかやってくれるのではないか?!という期待、当たりました~ 当たらなかったのは予想で大きく出た3-1の日本勝利ですが、それとて結構いいセン行っていたのではないか?と自画自賛。もし三苫から浅野へ渡ったボールが決まっていたら更にもう1点、大当たりも夢では無かったかも・・・ですが。まぁ欲張らなくて良いですね。3-1であれ、2-1であれ、とにかく勝ち点3をゲットしたのですからスゴイッ!

 

はぁ それにしても昨晩も今日に備えて早く寝なくちゃ、と思いながらつい、フランスの試合も最後までは無理だったけど見てしまい、老体に応える日々だわ・・・それ程面白いと思えるから、これも幸せな時間。

 

胸がすく堂安の同点ゴールがあり、引き分けになっている状態で刻々と伝えられる同グループの試合の情報は、スリリング過ぎて気持ちがフルフルしました。その後、三苫のから田中へと見事な連携で決めたシュートで逆転。更にドイツとコスタリカの試合経過が目まぐるしく変わり、ドキドキ。もしドイツが負けてスペインがこのまま負けたら、まさかのスペインが予選落ちもあるんですって?!ベンチから情報が飛んだのか、スペインの選手の顔が緊張した様に見えました。

 

このシステム、誰が考えたのか、本当に絶妙で何とも言えません。必死に猛追して得点差をつけて行くドイツ。もし日本がスペインに同点にされたら今度は日本が予選落ち・・・凄すぎます。

 

試合後、1mmを残し執念で勝利をもぎ取った三苫と田中が転げ回っていたのが印象的でした。

さっきまで戦士か勇士とでも言ったら良いのでしょうか、戦いに炎を燃やし、日本を背負って戦っていた二人が、まるでじゃれ合う子犬みたいににコロコロ転げ回っている!もうその可愛さに又、フルフル。ウーン、だってまだ20代の若者なんですものね。いいなあ。あの瞬間を二人は一生忘れないでしょうね。「阿吽の呼吸」を味わえるって、一生でそう無い事ですから貴重ですよ。

 

全然違う比較かもしれませんが、昔、作曲のレッスンに行って、自分の曲のオーケストレーションを先生に見て頂いた事があるんです。その時「此処の旋律はどの楽器に演奏してもらうか?」

で、先生と私はしばらくの間沈黙。先生は私の意図する所を汲んで下さり、何がふさわしいかを想像して下さっている。時間が流れ、フッと同時に同じ楽器名がお互いの口から出た時・・・私は天にでも昇る心地でした。先生に通じたんだ、私のこうしたい、と思う世界をわかって下さっていた、という喜び、同時に自分もそこまで来れたのかな?というちょっぴり自負⁈も含め。

そういう瞬間は味わった者でないとわからないと言うか、人によってはどうでも良い事かもしれませんけど、お金とかに替えられない無上の一瞬かと思います。

 

それにしても、二人が幼馴染であり、同じクラブに所属しているとか。すごいですね。沢山の日本代表を輩出している指導者に注目が集まっていますが、山程のサッカークラブはあるのに指導の何が違うんでしょう?

そうそう、かのショパンコンクールで活躍した小林愛実さんと反田恭平さんが幼馴染で同じ様な過程ですよね。どうしても彼等のキラキラした方しか見えないけれど、見えないたゆまざる努力の結果でしょう・・・困難を乗り越えさせる程に本人が「好き」でなければ続かない。けれど、優れた指導無くしては実らなかったでしょう。複数の日本の代表を生む。そこの違いは何なんでしょうね?

 

あ、もうすぐ始まります。クロアチア戦、と言うか決勝トーナメントに入ったら予想は霧の様に何も見えて来ません。ただ静かに応援したいと思います!

 

 

 

 

 

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