久々のブログです。
昨年、新作バレエ「ダーナの泉」公演の話が出たのが春頃、1年位前だったでしょうか・・・
40代頃から、東京の区のホール等を借りて、音楽コンサートは何度か企画し、やって来た私ですが、バレエ公演・・・しかも構想しているのが、とてつもなく大きな規模の公演だけに、踏み出すのには相当の覚悟が必要でした。
案の定、此処まで来るのはそう簡単な事ではありませんでした。でも、一歩一歩進んで行く内に、色々な方々が支えて下さっているのを実感、勇気づけられています。
何より私の力になっているのは、メインダンサーと本番の舞台で踊る事を楽しみにし、バックで舞台を支えようと、ひたむきにこの新作バレエに取り組んでくれているアンサンブルの皆さん!!
中には私の孫とほとんど変わらない年齢のお子さんも参加してくれていて、そのキラキラした瞳を見ているだけで、この企画、踏み出して良かった!と思えます。
皆さんのおかげで、色々な事が起きても、ブレずに前へ進む力になっているんですよ。
もう本番まで2ヶ月半程、皆で心に残る作品を創り上げましょうね!!
メインダンサーの方々のお稽古にも何度か立ち会っています。
私はバレエ音楽は作るけれど、バレエの事は何も知りません。ですからバレエ用語が飛び交うスタジオの中にいると、一人言葉の通じない異星人みたいです。
何でその用語によって、瞬く間にバレエが創られて行くのか不思議・・・又、皆さん、すぐに反応して飲み込んで覚えて行くのが凄いですね。アンサンブルのお稽古でもそれは同じです。
ずっと観客側でバレエを観続けて来たので、内側の世界を覗き込むような楽しさがあります。
メインダンサーの方々のバレエ、本当に美しいですよ。私はバレエは何も知らない、わからないと書きましたが、「美しい」という事は感じるし、わかります。線の美しさ、やわらかさ、正確さ、・・・
ワークショップでそういう素晴らしいダンサーにバレエを習う、というチャンスはあるかもしれません。でも初めての作品を一緒に創る、しかもフル・オーケストラの生演奏で・・・というぜいたくな機会は滅多に無いと思います。
リハ、本番では、かけがえのない時間を心の底から味わって下さいね!!
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