太陽にほえろの山さんの話
昨日"太陽にほえろ"の山さんの夢を見ました。
山さんがその回の主演で麻薬の捜査をする話でしたが、なぜか私が山さんの部下で麻薬の在処を突き止める"この世には存在しない作品"をこのブログの第一回でお話した田村正和さんの夢に続いて見る事が出来ました。
私が山さんのファンになったのが"太陽にほえろ"(1972.7.21〜1986.11.14放送)が始まった1972年です。
田村正和さんと出会ったのが1972年1月2日でしたが、その前日の元旦から社会現象を引き起こした私の大好きな"木枯し紋次郎"が始まりました。そして7月から"太陽にほえろ"も始まったのです。1972年は私にとって特別な年ですね。
一年目の萩原健一さん扮する"マカロニ刑事"の時の山さんは勤務時間に雀荘で麻雀をするようなアウトローでしたが(露口茂さんの若い頃の映画のイメージそのまま)、二代目の松田優作さんの"ジーパン刑事"の頃から同僚の刑事が悪人の悪巧みで麻薬中毒になった時、その麻薬を抜くために自分と同僚とに手錠をかけて、手首から血の出る程になっても麻薬が抜けるまで付き合った同僚思いでした。また、妻思いで妻を助けるために犯人から要求されたドロまみれのリンゴも食べるほど妻を守る主婦の理想の夫でした。極めつけはどんな犯人をも自白させる名人の"落としの山さん"になっていきました。
この作品の岡田プロデューサーは山さんを演じる露口茂さんが中年女性を釘付けにするためにキャスティングしたと言っておられます。
事実彼は前年に始まった朝のテレビ小説"繭子ひとり"で北川編集長役で絶大な人気を博し、主婦層や彼と同年代の男性に支持され、途中死ぬ設定でしたので、助命嘆願に直接NHKに押しかけて行った人もいたそうです。"繭子ひとり"は彼の人気も相まってヒットしました。"あさが来た"のディーンフジオカさんの先輩ですね。
次々と新人刑事を出していった"太陽にほえろ"ですが、段々と山さんは凄い刑事になってゆきました。推理力抜群で経験豊富、洞察力にも優れ、一体何人抱えているか分からないほど多数の情報屋が彼を慕って情報をもたらし、犯人逮捕になくてはならない刑事になっていきました。山さんはこの作品の最多出演(691話)と最多連続出演(691話)の記録保持者です。
刑事として最高なだけではなく、人柄も物凄い愛妻家で、またある時自殺をしようとした少年を止めようとした時の教師よりも子供を助けようとする真摯でかつ冷静な姿に感動しました。私はそういう彼にとても惹かれていき、彼が殉職するまで見届けました。その後は見る気がなくなりましたが。
ですので、山さんは私の中でこの世で一番優れた刑事で彼を超える刑事は見た事がありません。
山さんが大好きな心が天に通じたのか、4年前に山さんのフィギュアを手に入れる事が出来ました。山さんの雰囲気充分の作品です。オタクのファンとオタクのもの作り職人が世の中にいるんですね~
今年露口茂さんが亡くなられた事は私にとって実に残念な事です。露口さんは60代半ばで芸能活動を辞めて、その後一切メディアに出ませんでした。今平気で年を取って、醜くなってもテレビ出演するファンの夢を砕いている老害俳優にぜひ見習って欲しいです。
せこい話ですが、"太陽にほえろ"のDVDを全部揃えようとしますと100万円は軽く超えます。私は半年程の単位で発売されているDVDで山さんが主演の話が入っているものを幾つか持っていますが、全部ではありません。
そこで私は幼稚園の時から60有余年付き合ってくれている親友が住んでいる所は今やっている再放送が入る地域なで、"太陽にほえろ"を録画してもらって、それをディスクに落としてもらい、3話溜まったら送ってもらっています。もう200話を超えています。本当にありがたい事です。
次回は彼女と私の友人についてお話しましょう