fc2に勝てない。(ぇ




どうしてだろう?

デザインを設定しようとしているだけでもうこんな時間だよ。


移行やめていいですか?(←




全然わからん。ほんとうわからん。どうしようもないくらいわからん。


冷静になって考えると、移行しなくていいかもしれない。(遅



……まぁ考えながら寝ますわ。


お引越しします。とうとう。(ぇ



新 疾風で生きろ!



まだお引越し完了してないようですが。

理由を言いますと、


プロフが見られないんですよ……orz



多分若林君の巨乳とからへんなのかなぁ。

でもそこ補修してもダメとかいわれたのと、



一年経ったから変えてみよう!



というやはり軽いノリな長月葵なのでした~☆(今日のワンコ風)



ちょっとだけ話そうと思う。

何故このブログを作ったかどうか含めて。



そもそも最初のきっかけは、

高校生になって……一年生が終わるなって感じになり。


(やべーなおい。この調子じゃすぐ高校終わるぜwwww)



で、ここからがちょっと真面目になって。


(このまま何も残さないで日々を過ごしてていいのかしら)

(なんかこう、生きてた証を残したいかも)


で、最初に浮かんだのは、



(サイト作ろう!)



で、ここの存在は、なかったんですが。


(サイトの更新とか書くためにブログでも作るかな)




そんな、軽いノリでした。

ほんとう、そんなもん。


ただ、長月葵は怖かったのかもしれませんね。


何も残さずにすぐに変わっていくのが。そして変わっていく中で、どんどんと死に近づいていくのが。



終わりは必ず訪れるけれど、過程主義なんで。

終わりまでの人生が充実したものならばそれでいいじゃないかと。


それならば……とね。



で。サイト作るはいいけれど、何載せるんだ~って時に、



あ。詩と小説にしようと。

結局その二つが大好きなんですねwwwww



そんな感じで、ここが生まれました。


疾風で生きろ! 誕生秘話(?)です。

サイトじゃなくてもはやここがメインですね。


だから今改めて、感謝したい。

きっと来てくれている誰か、見てくれている誰か、笑ってくれている誰か、真剣に考えてくれる誰か、笑わせてくれる誰か。


その誰かは、画面の前にいるあなたです。ありがと。

長月葵は、その貴方のおかげで、今こうして文章を打ってます。


私は飽き性なんで、絶対っっ誰からもコメントなかったら、一ヶ月もたたないうちにやめてます。(威張るな


そんなブログが、一年記念。

来月には、毎日更新一年記念。


やばいなー。感動的だなぁ。

本当にありがとうございます!


このブログの管理人であることを感謝と誇りに思います。

だからこれからもお願いしますね!


よおーし、



寝よう!(結論∑



今日でブログ開設から一周年!!!!!!!!



ええぇぇぇぇえまじかぁぁぁぁぁやったぜぇぇぇぇ一年持ったよ……!(そこかよ



わーい>w<めでたいね☆

特に何もしないけどねキラッ☆(どうした


PS


朝冗談で、語尾にキラッ☆つけてたんで、それの名残です大変申し訳ございません。


新しいという輝きは、すぐになくなってしまうものだから。




―――


うは


ぐちゃぐちゃな詩ができたぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁあわっほおおおおおおおいいい(とりあえず落ち着け


新しいことだけに捕らわれすぎるのはよくないぜ。という内容にしたかっただけです(´・ω・`)



そもそも古い(といわれてしまう)ものがあって新しいものがある。

だから、古いからと言って否定してしまうと、

今の自分達のいっている新しいものまで否定することになるんじゃないかしら。



だからなんだって言われかねないんですが、

長月葵はどうもこうも否定したがり屋ですね。


全く、悪いくせですねぇ。



……あ。治す気はないですけども(おいいいいいいい


だって治しちゃったら詩がかけなくなr(強制終了



私「でもそんなん見たことないよね~」


馬鹿「俺ん家そうだぞ?」


私「え!? はめごろし!?」


馬鹿「うん、はめごろし」


先生&皆「怖いよ!!!!!!」


さて、何の授業中でしょうか、皆さん当ててみてください☆

今晩は長月葵です。これでも通じる私達の会話。素晴らしいですね。


正解を言いますと、家庭科ですね。



家庭科で窓の話になり、

はめごろし窓という開かずに光(?)を入れるだけの窓があるそうです。



だから、↑のような会話に。




……え? 窓って入れろって?

忘れてました>w<(←



後は、


私「えーっと、今の家は……テッコンキンクリートが多いんでしたっけ」

先生「鉄筋コンクリートねwwwwwww」



ちょいちょい誤爆しますね、長月葵orz



後は、


先生「みんな、重層ってわかるかな?」


私「……ベーキングパウダー?」


先生「それ重曹wwww」


誰か「化学で今日習ったからってあんたw」



家庭科の時の私は今日誰か助けてあげて状態でしたねwwwww

ツッコミがwwwwwwwww



返信は明日……! なんだかすみません!

あ、ついでにいうと明日スキー最後です。


いやあああああああああああ寒いのいやああああああああああ死ぬううううううう




最高温度で-9度という嫌な噂を聞いたんですが!



帰りたいよ!




それはそうとして、風呂沸いたので入ってきます。

で、7時半から怪談レストラン!(ぉぃ


授業中が面白すぎます。



授業やっている気分にならないくらいwwww


ってなわけで今日面白かったこと。


~世界史~


ボールプニプニ先生「以前は、ティーパーティーってやったな?」

私「……??」

先生「もう忘れたのかよ。まぁ別名だからなぁ。お茶だお茶」

私「あぁ! ティーパーティ!」



私「




……




ティーパンティかと思った」 

馬鹿「ちょwwwwおまwwwww」




フィッシュ「葵らしい間違いだな」

私「おいこらそこ。私らしいってどういうことだ?」



続き。


先生「そういえばポケモンが新しいの出るようですね」

私「ですね~」

先生「ポケモンって何が面白いのか意味わかんない。もう作るキャラないし」

私「私もあんまりやったことないですからね~」


先生「馬鹿、とか……フィッシュとかつけてな」

私「コイキングにフィッシュってつけてwwwwww最初はねるしか出来なくてwwwwwww」

先生「ぶ」



フィッシュいじめはもはや恒例です>w<


先生「我に自由を与えよ。しからずんば我に死を」

私「これフィッシュ言えばかっこいい~」

先生「よし、フィッシュ。英語で言え」

私「英語わかんね~www


……プリーズ、フリーダム?」

先生「自由をください?wwwじゃあしからずんばは……if?」

私「if……if……


If I die!!!」

先生「もし私に死をwwwwwwwwww意味わからんwwwwwwwwwww」



~英語~



ジェスチャーと言葉で説明するものでした。

フィッシュとくみました~>w<

料理の説明です。図を見て英語を言いながらジェスチャーで説明します。





フィッシュ「えーっと、トゥー、トゥー……」

私「(あぁ、二十分って言いたいのね。ミニットだよぉ。そもそもトゥエンティだよね)」


衝撃的な説明。










フィッシュ「トゥーミリオン!!」

私「ちょwwwwwおまwwww」



200万分!?wwwwwwwwwww

何分!?wwww何分間ゆでんの!?!?wwww



フィッシュ「えー、っと、ほ……? マッシュルーム?」

私「(フィッシュ、ホワイト! ホワイトだよホワイト。いつも結構使うのに~)」





フィッシュ「ホワイ! ホワイマッシュルーム!!」

私「ぶぼっ」



だれかフィッシュの暴走止めてやってくださいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

私には手におえませぬ\(^_^)/



生徒会の一存の、ちずるさん気分。



行事常任委員会で反省するんですが、

まずプルーン先生の登場の仕方がwwwww


鍵あいてるのに、開いてないフリをして>w<

見事に長月葵がひっかかりましたorz(鍵をあけようとおもったら普通にあいてた罠)


おいおいって感じです。


メンバーは、私含めて四人で、


一人目はスイアリが通訳しないと話しが通じない後輩M

二人目は186とめちゃくちゃ身長が高いくせに高所恐怖症の後輩スイアリ

三人目はずっと今までやってきたが天然がアダなのテボ

四人目……そう、長月葵。


会場設営と書こうとして、漢検準二級もってるくせに、

会場投営と書いた長月葵。


こんなてきとうな感じのメンバー。

これは委員会と言えるんだろうか……?w



私「とりあえず箇条書きにしてから文章考えるからさ、適当に意見言っていってくれ」

スイアリ「……一年生が頼りなかったでいいんじゃないでしょうか」

私「なんで!? どんだけネガティブ!? 成功したじゃないか!」

スイアリ「いや、隣のMに聞いたらそれでいいんじゃないって返したんで……」

私「いいよ、どっちかっていえば成功したんだからポジティブな方向にいこう?! そして反省を交えつつ」


スイアリ「ドア開閉」

M「う~ん? なにもしてないかなぁ(解読不能)」

テボ「スポットライト」


私「きさまら、装飾がメインだぞ」



こいつらはwwwwwwwww



テボ「あれだよね、人数少ない中でちょっとやること多すぎたかもね」

私「だなぁ。私とMじゃ私ソロ作業と変わらんもんwwwwでもね、スイアリ着たらね、ああ~! ちゃんと三人で作業やってんなぁって言う感動? あれは素晴らしかったよ」

先生「あれじゃない、もうあれだよ。人数が少ない割りにやることが多すぎたでいいんじゃないかな」

スイアリ「後は……安全面?」

私「なんで!? 誰か怪我でもしたのかい」

スイアリ「高所恐怖症だったんで、そういうのも配慮を……」

私「却下! Mはなんかあるか?www」

M「う~ん? 俺はなんかなんか何だかなぁ……(やはり解読不能)」



こんな雰囲気。


本当はもっとあるんだろうけど、それは行事としての反省に入らない。

私は、前の常任委員長から習った精神。


『行事は生徒会の犬だ! とりあえず忠誠を誓えば大丈夫』


……おいおい、いいのかそれで。

と前思ってたんですが、

すごいですね。


前常任委員長は確かに委員会の中ではそういう文句を言ってたりしてました。

けれど、


もってはいきませんでした。行事としての意見には入らないからね。


そして驚いたのは、今よくよく考えると生徒会って、

何も言われないでもその前常任委員長の言うことが改善されてるんですよねぇ。


だから、私もそれで行くんだ。



それに、この委員会の雰囲気が大好きだから。

生徒会とか文化とか図書とか報道とか交通とか保健とか皆スゲェ真面目。


その中で行事だけ何してんだよーみたいなこの雰囲気。


いいなぁって。



確かに真面目な雰囲気も大好き。だけれど、一個くらいそんなノリの委員会があったっていいじゃないですか。



正しいとか間違っているとか言われたら、世間一般的には間違っているんだろうけど、

それでも、ここが私の大事な委員会。そして、委員会の仲間だから。

確かにちょっと何いってんだかわからないし、私がしっかりしないといけない。(私もしっかりしてないんだけど)


それでも、私の大切なものだから。


譲らないよ?>w<



さて、風呂沸く前に今日の面白かったことを。


設定ー


空さん


・キルトモさんの兄貴

・キルと呼ぶ(はっ、作中に入ってなかった……

・クールで頼れるマスター

・弟とは正反対で、無表情

・女とかにも興味なし

・紳士(?)

・残忍なまでに敵を斬り続ける


師匠


・長月が師匠と呼ぶ

・基本敬語

・ほんわかしているが、切れると怖い

・切れると必殺スキルの嵐(ちょ

・基本的に器用

・コロネさんのお母さん(笑

・歌も上手い(おいこの設定何処で生かすんだよ



こんな感じ。

ついでに、話の付け加え。


※全部妄想世界☆ラテールどこいったっていう話になりかねません☆



アドウ→菊にやられた人々の魂。恨みの分だけ吸い取る。そして、生気を吸い取って生き返りたい(無理だけど



樽→ゆがんでしまった思い出の形。二人の思い出が悲しい形になって樽に入っている



鬼→お互いの怒りの部分の塊。菊は裏切られた、冥府は信じてもらえなかったという悲しみも含まれているが、怒ることしか出来なかった



なんだろうね、この妄想の世界


ここまで行くとすがすがしいよねwwwwwwwwwww

「とばっさん、とばっさん!?」

「とばりっ」

 回復の演奏をしてあげたいのに、目の前の菊があたしにばかり攻撃してくる。キルトモさんが、涙目で呟く。

「お前、俺をかばって……?」

「わ、――わたしが、へんなことにまきこんだんだから、落とし前くらいはつけるんだから……っ」

「とばっさん、あたしが今回復します、だからクー! チョコシューあげるから持たせてっ」

「食べる暇すらないよ、長月さんっ!」

 どうしよう、どうすればいいの。わからないわからないわからない。

『どうして、どうしてかばう。その男は私を捨てた。捨てたんだ』

 違う、違うよ。キルトモさんは、そんな人じゃないし、きっと貴方の愛した人だって、捨ててなんかない。だって、あたしは確かに聞いたんだもん。信じて、って。貴方だけには信じて欲しかったんだって。涙が、溢れ出しそうだった。どうして、愛する人の一人も信じられない人に、人を愛することなんて出来るんだ、いやそんなことは出来ない!

「信じてっていってた」

「信じてって、絶対何か理由があったんだってっ」

「人を信じられない人に、誰かを愛する権利なんて、ないよ!」

 許さない、どんな理由があったって。あたしは、絶対に許さない。けれど、どうすればいい? どうすれば――、

『だったら、お前の愛している者を全部、消してやろう! 手始めにこの男からだ』

 そういって、クーに大量の魂らしきものがとんできた。あんなものかわせるはずもない。

「クー、にげてぇぇっっ!」

 悲痛な叫びが、辺りに響く。もうダメだ、と思い目を瞑ったその時だった。とてつもない、突風が辺りを包んだ。この風は――! その風ともう一つ別の風で、体力が回復していく。あたし達の目の前に、三人が現れた。

「師匠!」

「コロネさんっ」

「――兄貴」

 何故か背中にスノボーを抱える人一名と、ギターを持つ、ウサギ耳一名と、不思議の国のアリス一名。見た目はめちゃくちゃだが、確かに頼れるこの三人。

「コロネ参上なのです、空さんさすがに当てましたね」

「ですよー、私もなんか空さんに連れてこられたらすごい状況ですねー」

「いや、弟がなんか変なことに巻き込まれてるって聞いたから、来てみたら案の定だった」

 とばっさんの回復を師匠がさっさと済ませた。「でもしばらくは安静にしていてください。後は任せて」と笑っていった。でも、状況は変わらずのままだ。どうする……。また、頭が痛む。もしかしたら、と思う。

助けて欲しいのかも、しれないと。

救って欲しいだけなのか、しれないと。

もうこれ以上こんなことしたくないから、あたしにこんな記憶を見せるのかもしれない。

だとしたら、だ。

『何人こようが変わらぬ、アハハハハハハー! 犠牲者が増えただけの話さ』

「おい、お前。俺がなんだと思う。二刀だぞ。……この世に斬れるものある限り、斬り続けるのみ!」

「コロネの風も甘く見ちゃいけないですよー」

「弟子に勝手なことずいぶんとしてくれましたねぇ。私も怒ると怖いんですよ?」

 おおう。確かに師匠顔が怖い。あ、見える。これも、昔の記憶なのかしら。

『かみさまアンタなんかダイキライだけど、な』

『おれ、さいごのさいごだけあんたに願うことがある』

『なんだっていい、つぎのせかいではあいつとちゃんとずっと一緒に居たい』

『それなら、なんだっていい。それが、叶うなら』

『たとえそれが、じごくだとしても』

『あいつがいるだけで、おれにとってはてんごくになるのだから――』

 すると、その姿がまた見覚えのあるものに変わり――。そう、それはよく見るあの姿だった。帽子をかぶり、大量の魂を操る、あの敵。



「冥府! ……師匠、空さん、コロネさん、クー、あの二人をちゃんと守っててくださいね」

「え、ちょ、どこ行く葵さん」

「はわわ、コロネもついていきますか!?」

「私の弟子なんで、勝算がない戦いには向かいませんよー」

「やられてらー」

 何も、言ってないのにこの仲間達は、ちゃんと信じてくれる。だからあたしも、あたしの考えの通りに行動が出来る、人は一人では無力かもしれない、けれど。信じあえたなら、それは無敵に当たるのだ。向かうと、やはりそこに冥府が居た。周りにいつもはアドウとかがいるのに、誰も居なかった。そこに、一人無表情に立っているだけ。


「アンタが、菊の恋人だったのよね」

『我はそんなことは知らない』

「……アンタも、馬鹿ね。あたし、やっとわかったわよ。あの花、私にくれたらいいの。くれないの? それとも、本当に彼女のこと裏切ったの? 愛してなかったの。それならそれでもいいわよ。一人でもやっつけられるから」

 そういって、相方のトリックスターで悪魔の演奏の構えをしたとき、だった。あたしは驚いた。冥府使者は、泣いていた。ぽろっと涙を零して、無表情なまま。しゃっくりもあげたりせずに、ただただ涙を流し続けていた。ああ、やっぱり全てを覚えているんだ。本当にちゃんと、彼女を愛していたんだ。けれど、どこか歯車がかみ合わなくて、こんな結果にしか、ならなかったんだ。


『俺の願いは、皮肉な形で叶ったよ』

『彼女がすごく近くに居るのに、もう本当に近くなのに』

『こころは、何処までも遠くて会いに行くことすらできない』

『会えるのに会えない、っていうのが一番辛いことなんだってこの姿になって、わかった』

 あたしは、手を差し伸べた。「大丈夫。伝えようよ。伝えたくて、伝わらなかったあの気持ちを」男って、不器用なんだなって思った。

「あたし、知ってるよ。あの紫の花は、あの花の花言葉は――」

『渡して、くれ』

 そう言って、すぅっと消えた。一緒に行かないのかと思ったのだが、そうか。ずっとずっとここにいたから、もう自縛霊になっていて動くことすら出来ないのか。でも、消えたってことは、成仏したのだろう。これを渡せれば後悔はないってことだから。



「ただいまっ、キルトモさん無事!?」

「俺の弟には指一本触れさせてないが……」

「菊さんタフですー……コロネ、そろそろ疲れてきちゃいました」

「むー、なかなかやられないですねー」

 皆満身創痍な感じだ。キルトモさん本人もぐったりと。とばっさんもまだ意識がない。クーもチョコシュー切れたーとかいってお腹減ったーとかいう。おい、こいつだけなんでノンビリしてんだ。

『次の一撃で終わらせましょうか、そろそろ。遊ぶのも飽きちゃったからねぇ』

 ああ、そうか、笑ってたように見えていた。けれど、あたしにはわかってしまった。ずっとずっと、泣いてたんだ。目のところが真っ赤。ひどく情けない顔で。それを見られたくなくて、ずっとクスクスって笑っていることにしたんだ。

「菊さん、聞いてください」

『なに? 敵前逃亡して自分だけ生き残ろうとした愚かな人間』

「――あたしは違います。あたしは、皆を助けるために皆にあの場を任せました」

『それは言い訳にしかならないんじゃないか』

「貴方は、昔愛していた人を殺したはずです。勘違い、で」

『!』

「貴方は何も知らないまま殺した。それが、間違いだったんですよ。信じる、ということをしなかった」

『だからなんだっていうんだ。何が言いたい』

「これが、貴方への本当の気持ちです」

 そういって、さっき受け取った紫の花をもらった。それを渡す。『これは、あの人が大好きだった紫の花。それがなんだっていうのよ』また、笑ったフリをする。辛いなら、いっそ大声で泣き叫べばいいのに。強がらなくたって、いいのに。


「花言葉は――です」

『……! うそだ、うそだ、うそだぁぁっっ!」

 そういって、叫びながらあたしに向かってくる。けれど、あたしには何も怖いものなどなかった。だって――。

「長月さんに手を出そうとしてんじゃねぇ! その人やんのは俺だ」

「お、俺だってアンタの恋人なんかじゃねぇからしらねーぞ」

「俺の大切なGメンの葵さんに何をする」

「コロネの風、喰らいなさい~」

「だから私を怒らせたら怖いんですよぉ?」

 すると、どうだろう。さっきまでほとんどダメージを食らっていなかったのに、動揺しているせいか、大ダメージ。消えかけていく、菊さんの体。後悔は、なくなったっていうことなのだろうか。その時、目の前に現れたのは、冥府。

『にどとおまえにかんちがいもさせない。それくらい、おまえだけをみつづけるから。ごめんな。おれもはなことばをしったのは、あのおはなやのときだったんだ。だから、おまえにそれをあげてえいえんにむすばれたかった。なぁ、――こんどはおまえといっしょにずっといたい』

 そう言って、手を差し伸べる。そして、二人とも、消えた。



 こうしてみると、全てが夢だった気がする。一番あの中で筋力がある空さんがとばっさんを運んで、師匠が回復の演奏をかけつづけて。目覚めて、キルトモさんが抱きついたので、豪快に撃たれていた。おいおい、師匠がまた回復の演奏をしなくちゃいけないじゃないかと苦笑い。もう都市伝説なんてこりごりだなぁと思う。

「なー、長月さん。聞きたいことあったんだけど」

「何?」

「あの紫の花……なんて花?」

「コロネ知ってますよ~、桔梗です」

 そうそう、と笑って同意した。あの時お花屋で笑っていたのは、後から知ったのだが、この花を渡してプロポーズしたらどうですか? と聞かれて照れ笑いだったそうだ。(帰るときに冥府の記憶が頭の中に入ってきた)そして、肝心要の花言葉は――、


「――永遠の、愛」


 こんどは、まちがえないでくださいね。そういってあたしは空に向かって笑いかけた。気持ちのいい風が、あたしの頬に触れた。


―――


終わり!

次の記事で設定とか色々