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せっかく生まれてきたこの限りある命。生きることを楽しみたいですよね!何気ない日常のできごとを面白がるようにしたら、人生がもっと楽しくなるにちがいありません。おもしろがり人間の輪を一緒に広げませんか?

先日アイセル女性カレッジの

第一回目に参加してきました。

県立大学男女共同参画推進センター長の

犬塚先生のお話を聞きました。



その時、
理屈はわかるけど
現実を考えると
ため息ばかりが出てしまい、
つらい気持ちが
込み上げてきました。

その時は自分の中で
声を上げてもムダといった
あきらめの気持ちが
多くを占めていました。

でも
帰りに一緒の講義を受けていた友人と

お茶をし、
世界的に見て、
日本はすごく遅れていることを

示唆してもらい、

(ありがとうございます)
家に帰って考え、
あきらめずに行動を起こさなくてはと

考え直しました。


20年以上前に
男女共同参画社会
のことを詳しく学びました。
今では次世代に教えることもありますが、
現実とのギャップに
むなしい思いもしています。

時がたっても、
昔ながらの不平等が横行し、
何にも社会が良くならない!と
あきらめかけていました。

学校では男女共同参画社会を

目指そうと教えているのに、
現実の家庭生活や人々の意識にの中には

昔ながらのジェンダー意識が

残っています。
むしろ、女性は
家事育児をやった上で、
仕事まで要求されて、
ヘトヘトになっています。
ジェンダーとは社会的文化的に

作られた性役割のことです。
例えば「男は仕事、女は家庭」

といった性別役割分業意識は

典型的なジェンダーといえます。

名ばかりの男女共同参画社会に

うんざりすることも
よくあります。


今まで女性の相談に乗ることが多く、
女性たちの不満を
数多く耳にしてきました。

自分自身も不平等さに不満だらけなのに

変えられない現実に無力感を覚えます。

密かに夫の死を願う女性は
多いです。

夫への怒りがこみ上げた事例

その1
妻が仕事でヘトヘトになって帰ってくると、テレビを見て待っている夫に

ご飯まだ?と言われた時

その2
妻は子どもの学費のやりくりに苦労しているのに、相談もなしに夫は高価な自家用車に買い替えた。
妻が問いただすと、夫に
「すぐ怒るんだね。俺の稼いだ金なんだから良いでしょ」と開き直られた時。

「誰のおかげで食わしてもらってるんだ」と言って要求を通すのはDVにあたるそうです。

その3
妻が高熱を出して寝込んだ時でも
食事の後の食器は
汚れたまま置いてあり、
倒れそうになりながら
妻が食器を洗う時。

話し合いをしても
夫は妻の100分の1くらいの家事をやっただけで、
自分はやっている
と言うのです。



話し合いにも疲れ、
夫に呆れた妻は
離婚も検討します。
しかし、
子どもの学費など
経済的なことを考えると
夫に従わざるを得ないのです。

妻の安い賃金では
高い学費や住居費を払うことが

困難だからです。
怒りをため込んだ妻が
なぜ笑顔をなくしたのか
夫は気づかず、
妻のことを怖い人という目で
見ます。悪循環です。


子どもたちは
疲れきった
笑顔のない母に
負担をかけまいとして
我慢をしています。

お父さんがお金を握ってるから
お父さんのことは嫌いだけど
いうことを聞かないと
〇〇買ってもらえないから我慢しているという子もいました。

こういった相談を受けても
気持ちをわかる以上のことが

なかなか出来なくて
歯がゆい思いをしていました。

ネットのニュースで
「あなたを殺すことはあっても
暮らすことはないでしょう」と
離婚する時妻が夫に伝えたと
載っていました。
共感が集まったということです。

日本のこの現状は

やっぱり

おかしいです。


諦めるのでなく、
なんとかしたいと
思い直しました。

これから
真の男女共同参画社会の実現に向けて

できることを探していこうと思います。