先日、

宇宙飛行士記念博物館へ

家族で行ってきた。

ロシアといえば宇宙。

宇宙といえばロシアである。

 

 

博物館の隣に、巨大なモニュメントがある。

(ロシアにはとにかく巨大なモニュメントが多い)

その名も、

「宇宙征服者のオベリスク」

名前がかっこよすぎるわ。

 

 

 

左の建物が博物館、右がオベリスク。三角錐のてっぺんはロケット。豆粒のように人が写っているのですが巨大さが伝わるでしょうか。

 

 

 

 

 

 

入り口!

 

 

 

 

 

 

 

入り口を入ると、すぐにカッサ(チケット売り場)とクロークがあり、

セキュリティを通ると、館内へ入る手前に、

トイレやお菓子の自動販売機などがある。

 

入るなり「トイレに行きたい」と

娘(4)が言ったため

私は購入したチケットをポケットに入れ、

ばたばたとトイレへ連れて行った。

そのあと自販機前のベンチで

お菓子を食べたりしてから、

いざ、館内へ入場!!

 

 

しようと、

思ったのだが。

 

 

 

 

あれ…?

ポケットに入れておいた

チケットが、ない…

 

 

オットは、自分の分と

息子(8)の分のチケットを

持っていて、すでに入場している。

娘は無料で、すでに入場している。

 

チケットを切っているおばちゃんの向こうから、

子どもたちが、

おかあさーん、どうしたのー?

はやくー、と呼んでいる。

 

 

 

嫌な予感…

 

青くなった私は、

洋服全部のポケット、カバン、

全部探したが、ない。

トイレや通路、自販機前のベンチも探したが、ない。

 

 

これは…

 

 

 

落としました。

 

 

 

 

同じポケットに、スマホを入れていたのが

命取りだったと思われる。

スマホを出し入れしたときに、

スルリと落ちたに違いない。

 

 

いや、もう、

 

はあ…

どうしてわたしはこんなにも

ポンコツなのかいつも…

 

 

ため息しか出ない。

 

自分への怒りと悲しみにより

入場前にテンションを最大に下げつつ、

とぼとぼと、再度チケットを購入した私。

(チケットを切っているおばちゃんに、

落としたと説明しようかとも

思ったが、ロシア語で説明できないし、

できたとしても認めてもらえない可能性も高いため諦めた)

 

幸い、料金が250ルーブルという

良心的な値段だったので助かった…。

 

 

ちなみに私はむかし

日本で「もののけ姫」の映画を観に行ったときにも

チケットを買って、ならんで、

入場直前でなくして、

もう一度買ったことがある。

あれからだーいぶ経ってるが変わってない…

 

 

 

海の底までテンションが下がり切った

私だったが、なんとか気を持ち直して入場。

 

館内はなかなか広く、

ソユーズの中を見ることができたり、

いろいろと興味深い展示ばかりで楽しめた。

子どもたちも楽しんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的には、

スプートニクに乗ったベルカに会えて感動!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本が好きなのです

 

 

 

 

そして、館内を観おわり満足し、

さて帰ろー、と

クロークからコートを受け取り身支度していた

そのとき。

 

 

 

 

今度はオットが真っ青な顔でつぶやいた。

 

「あれ?

スマホが、ない…」

 

 

 

な、なにー?!

まさか、またすられた???!!!

 

(オットはモスクワでスマホをすられました)

 

 

いやでも博物館ですられるとは思えない、

そこまで混んでなかったし…

落とした??

どこに入れてた??

 

パニックを起こす我々夫婦。

そこへ、

スノーウェアを着込み終わった

子どもたちが

「暑いよ~早く出ようよ~」と

焦らせてくる。

 

 

よし、ひとまず鳴らしてみよう、

どこかに紛れ込んでるかもしれないし、

そうしよう、

と、私はオットの携帯番号に

電話をかけてみた。

 

 

 

 

すると!!!

 

 

「Алло (アリョー:もしもし)」

 

と女性が出たではないか!!!!!

 

 

私たちがアワアワしていた真後ろに

インフォメーションデスクがあり、

そこの女性が電話に出ていた!

 

 

 

なんと、誰かが拾って届けてくれたようだ。

このロシアで、

信じられん。

奇跡!!!!

 

 

本当によかった…

だれか知らないけど

本当にありがとう…

 

 

 

充電コードも戻ってきたし、

我々はだいぶついているようだ。

 

 

 

それにしても夫婦そろって…

だいぶポンコツな1日でした。

私はいつもだけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

そのあと博物館付近を散歩したのですが

子どもたちは雪が積もって大喜びでした

雪玉をぶつけられて大人は凍死しそうでしたが



 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村