サンタがケーキを作る、ラ・テールのスペシャルヘキセンハウス! | 大森 由紀子のブログ

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フランス菓子・料理研究家、大森由紀子が日常の美味しいを綴るブログです。

オーストリアではコロナ感染がまたまた拡大。クリスマス市も3日で閉鎖で、ソーセージ露天商は、数千本のソーセージをもち帰る事態に(その後は冷蔵庫に保管しておくが限度があるから結局はdonnerあげて?しまうんだそう)。とフランス2で放映していました。
クリスマス市の主役はなんといってもレープクーヘンですね。レープクーヘン屋って、だいたい冬の商売だから夏はアイスクリーム屋に変身。レープクーヘン、つまりスパイスクッキー(硬い。しかし日本は湿気があるので、そこまでは硬くない)はちみつや粉、スパイスで作られていて砂糖がなかった中世から作られていました。ドイツのニュールンベルグに最初にお目見えしたらしい。ここは中世において交易の要だったとのことで、貴重なスパイスが取引きされていたのでしょう。その貴重なものを特別なクリスマスのために使っていたのです。それでヘキセンハウスを作ります。ヘキセンは魔女という意味。
今年は、ラ・テールさんの三宿本店のドイツ製菓マイスターを持つバクサ裕子さんが作るヘキセンハウスが届きました。このスペシャルバージョンは4台しか作らないそうなので、そのうちの貴重な1台です!これは細かくて大変なお仕事ですね~!!裕子さん、お持ち下さった鈴木さん、ありがとうございます!(壊れやすいので発送不可)
スペシャルバージョンは、サンタがケーキ工房でケーキを作ってトナカイがみんなのところへ大切にケーキを届けるというストーリーがハウスの中で繰り広げられているというもの。ドイツではアドベント(12月25日から数えて4週間前の日曜から12月24日まで)の間飾って、クリスマス後は崩して食べるという習慣があります。
 
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@laterremishuku