愛知県 岡崎市の社会保険労務士 伊東毅(いとうたかし)です。 -2ページ目

愛知県 岡崎市の社会保険労務士 伊東毅(いとうたかし)です。

まずは、じっくりとお話を聴かせていただきます。


みなさん、こんにちは。
愛知県岡崎市の社労士 伊東毅(たかし)です。

 先日、愛知労働局長さんより、平成26年度の「雇用保険・年金等アドバイザー」を委嘱されました。これは、ハローワークで雇用保険や年金の相談にお答えする仕事です。



 3年前に厚生労働省により、全国約100箇所のハローワークに、このアドバイザーが設置されました。雇用保険特別支給の老齢基礎年金との併給調整などの相談に関して、求職者のみなさんの負担軽減や利便性の向上ために、ワンストップで対応するためだそうです。

 愛知県では、「ハーワーク名古屋中」「ハローワーク春日井」「ハローワーク豊田」「ハロワーク豊橋」の4ヶ所にこのアドバイザーが設置されています。私は、豊田市のハローワークで相談対応をすることになりました。

 ハローワーク豊田では、毎月2回実施しています。
 ●第1月曜日 13:00~16:00
 ●第3月曜日 13:00~16:00
 (私は第1月曜日の担当です。)

 ハローワークに行かれた時に、雇用保険や年金について何か疑問点があればお気軽にご相談下さい。みなさまのご利用をお待ちしております。


みんさん、こんにちは。

愛知県岡崎市の社労士 伊東毅(たかし)です。

 愛知県の社労士会では、会員の業務に役立つ研修を随時開催してくれています。無料のものもあれば、有料のものもあります。

 昨日は有料の研修を受けてきました。
 業種別労務管理専門コース研修「福祉業界」というテーマです。福祉業界に精通された社労士の先生が、これまでのご経験やさまざまな統計資料を使い、2時間たっぷりとお話下さいました。

 福祉関係については、自分自身、一番力を入れていきたい業界ですので、一番前の席に座り、聴講させていただきました。以下、特に参考になった点について箇条書きにしてみます。

●福祉業界の介護職員の初任給は他の業界と比べて決して安くない。しかし、昇給の幅がせまいので、30歳代、40歳代になると、他の業界との格差が広がってしまう。結婚を機に退職する「男性」が多いのが特徴。

●社会福祉施設における労働災害の多くは、を痛めたり、転倒事故が多い。

●職員のメンタルヘルスの問題よりも、セクハラの問題が多いのではないか。セクハラは表に全然出てこない。一つの対策として、職場で定期的なアンケートを実施する方法がある(「セクハラを受けたことがありますか?」「セクハラしている場面を見たことがありますか?」などの項目を設定)。
 同時に、「職員が利用者に対して、虐待をしているところを見たことがありますか?」などについても聞いてみると良い。(つねるなどの虐待をしているケースは実際ある)

●感染症対策として、厚生労働省のマニュアルが参考になる。

●職員の家族がインフルエンザにかかった場合、その職員に自宅待機を命じるケース。これは、「事業主都合」になるので、事業主が休業補償するのかどうか?が問題となる。就業規則などにきちんと明示しておく必要がある。

●訪問ヘルパーの労働時間について
 利用者宅でサービス提供しているときは労働時間となるが、次の利用者宅への移動時間や事業所で報告書を書く時間を労働時間としていない事業者もある。これは最低賃金法に抵触するおそれがある。
 対策としては、例えば、サービス提供時は時給1,200円とし、移動時間・報告書作成時間は時給800円とする方法もある。

●平成24年の「社会福祉士及び介護福祉士法」が一部改正されて、一定の条件を満たした介護職員にも痰の吸引等の医療行為ができるようなった。これにより、痰の吸引ができる介護職員の争奪戦になりつつある。

●社会福祉法人の就業規則は、従来からの都道府県や市町村に準拠して作成されていることが一般的である。例えば、「休職期間中は賃金が100%支給される」など。民間の施設には、民間の発想を持って、就業規則などを整備しておくことが大切ではないか。

●社労士が事業主に対して、どのようなサポートができるか。本で勉強するよりも、現場を見せてもらう方が良い。


 私は、毎月、福祉施設を訪問して、利用者のみなさんのお話を聴く「傾聴ボランティア」をさせて頂いております。職員の方と時々、お話をする機会があり、労働環境などについてある程度のことは知ってるつもりでしたが、昨日の研修を聴講して、まだまだ知らないことばかりだと思いました。福祉施設の事業主さんから、労務管理についてのご相談があったら、すぐに現場を見させていただくようにしたいと思います。
 
みなさん、こんばんは。

愛知県岡崎市の社労士 伊東毅(たかし)です。

 先日、「医療労務コンサルタント」の研修を受けてきました。



 土日の2日間、朝から夕方までハードなスケジュールでしたが、多くの知識や経験を得ることができました。

・外科や救急科の勤務医の40%以上は、60時間以上の労働時間(一週間あたり)。
・20歳代の勤務医の76%は、1ヶ月の休日が4日以下。
・勤務医の約半数が、有給休暇の取得は1年で3日以下。
・「ヒヤリ・ハット体験」は、長時間労働や有休の少ない勤務医ほど高くなる。
・2人に1人は、半年以内に1回以上、患者さんやその家族から不当なクレームを受けている。
・医師の半数以上は、自分の体調不良について全く相談していない

 などの統計情報については、初めて知りました。医療の現場は、長時間労働かつストレスが多いことがよく理解できました。

 また長時間労働になれば、必然的に睡眠時間が少なくなります。睡眠時間が少ないほど、抑うつ状態になりやすいというデータもあるようです。睡眠時間が6時間未満は要注意。5時間未満は非常に危険とのことです。(日本医師会のアンケートによれば、睡眠が6時間未満の医師は、約40%、5時間未満は、約9%)

 では、なぜ医療現場は長時間労働になるのでしょうか?
 それは、医師不足であることに加えて、医師という業務の特殊性などが原因となっているようです。すなわち、「患者の命に直接関わる仕事」であるがゆえに、医師が髙い職業意識を持って業務を遂行している。ゆえに、労働基準法や労働安全衛生法などの法律を、医療の現場に形式的に適用することが、なかなか難しいようです。「これ以上働くと、36協定で決めた時間を超えてしまいますから、これで帰らせていただきます。」なんてことを、患者さんを目の前にして、言える訳がないのです。

 しかし、疲労の蓄積により、医師や看護師がミスをすれば重大な医療事故にもなりかねません。何らかの対策が必要です。そこで日本医師会は、「医師が元気に働くための七ヵ条」「勤務医の健康を守る病院7ヵ条」という2つのパンフレットを作成・配布したり、勤務医の健康支援のための相談窓口を設置しているようです。


 2日間の研修を受けて、労務管理の専門家である社労士として、医療の職場環境を改善するためのお手伝いをする機会が沢山あると感じました。
 「法律ではこうなっていますから改善してください」というアプローチは反感を買ってしまうと思います。職場で働く方々の話をよく聴いて、一緒に問題解決の方法を考えていくといった姿勢が大切なのではないかと感じました。そのためには、良い改善が出来た病院の事例などの情報収集を常にしていこうと思います。



 みなさん、こんばんは。
 愛知県岡崎市の社会保険労務士 伊東毅(いとうたかし)です。

 先日(3/8)、愛知県社会保険労務士会の主催で、新入会員の歓迎式が金山のホテルで行われました。約60名の新人社労士が参加しました。座席があらかじめ決められていて、そこに座りました。隣は昨年12月のオリエンテーションで名刺交換させていただいた方でしたので、少し安心しました。

 歓迎式は、本会の活動、支部の活動、職業倫理、政治連盟、労働保険事務組合など、盛りだくさんのお話をきかせて頂きました。ある役員より、「労働・社会保険の申請書は、いずれ電子申請が主流になる。これらは夜でも休日でもできてしまう。だから時間ができる。その時間をお客様との打ち合わせにたっぷりと使える。就業規則の作成・改訂や相談対応などの仕事が増えていくだろう。」とのお話がありました。
 
 確かに仰るとおりだと思います。「申請手続は、できて当然。お客様の困っていることに迅速かつ的確に応えられる社労士」を目指したいと思いました。


 歓迎式の後半は、いくつかのグループに別れてグループワークをやりました。先輩社労士が司会者となり、「これまでどんな仕事をしてきたのか」「今どんなことが不安なのか」などについて意見交換をしました。

 私のテーブルは、労働保険事務組合で働いている方、医療機関で働いている方、民間企業の営業マンなどバラエティーに富んでいました。みなさんいろんな経験をされてきており、参考になる話ばかりでした。


 懇親会では、10人くらいの方と名刺交換させていただきました。他支部の人とのつながりが広がり、少し嬉しく思いました。お酒が入るとみなさんテンションが上がりますね。会場はとても楽しい雰囲気でした。料理は、バイキング形式でしたが、どれも美味しかったです。

 懇親会である役員の方が、近いうちに「医療労務コンサルタント研修」を実施するとのお話をされました。連合会としては、医療業界において労務管理ができる社労士を育成していく方向のようです。この研修は是非とも受けたいと思いました。

 後日、研修の案内が到着し、即日申込みました。医療業界で働く方々のメンタルヘルス対策とも合わせて、労務管理ができる社労士を目指したいと思います。


 みなさん、こんばんは。

 愛知県岡崎市の社会保険労務士 伊東毅(いとうたかし)です。

 昨年末から事務所のホームページを自力で作成してきましたが、本日やっと完成しました。

 SILIUSというソフトを使いましたが、ヘッダー画像や行間の幅など、少しカスタマイズしていましたので、かなり時間がかかりました。

 カスタマイズの方法は、こちらのサイトがとても参考になりました。

 サイドメニューのところが少し寂しいので、これから拡充していく予定です。



 よろしければご覧下さい。
 いとう社会保険労務士事務所のホームページは
 ⇒ こちら

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