こんにちは、オモチです。
身の回りの商品、サービスに知財を重ねた内容で、
『誰かにちょっと話したくなる小ネタ』をコンセプトに、記事を書いています。
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この記事は「パテントサロン」が主催されている
『知財系ライトニングトーク #19 拡張オンライン版 2023 冬』にエントリーさせて頂いている記事です。
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DAISO、利用する派ですか?
この記事を読んでくださっている皆さんは、 DAISOを利用されますか?
私は、子供が生まれてから、かなり利用するようになりました。
子供と工作をするときに、色々材料を買いにいきます。
また、シールブックや落書き帳は自宅にストック、
外出の時はいつも持ち歩き、子供達が持て余したら差し出すのにピッタリ。
DAISOを利用しない、という方の中にも
DAISOがどんなお店か知らない人はあまりいないのではないでしょうか。
説明するまでもないですが…
DAISOは、
商品ジャンルではなく100円均一というジャンルで構成された店舗。(時々値段の違う商品も並んでいますね)
なんと海外にまで展開されており、100円均一を世界で初めてグローバルにチェーン展開するビジネスモデルとして確立しました。
店舗数は国内外合わせてなんと5000店舗以上です。
参考:大創産業公式サイト
ダイソーっていつから「DAISO」になったの?
私(現在ミドサー)にとっては、
どうも「 DAISO」ではなく「ダイソー」の印象が強いのですよね。しっくりきます。
そうそうこれです!特に右側のロゴ。
カラフルな配色と、カタカナの「ダイソー」の文字が印象に残っています。
左側の赤色のロゴも記憶にありますね。
いずれも、商標登録されています。
このほかにも、過去のダイソーロゴのバリエーションは色々あったようです。
Twitterより引用させていただきます
ダイソーとロゴ pic.twitter.com/Mi6oy8LiTe
— りーき。@1/31卒業 (@R64Gd) March 27, 2021
刷新されたロゴとCI
今はどんなロゴだったかな?と、
ダイソーのロゴを詳しく調べてみると…
2019年に新CI(コーポレートアイデンティティ)が策定され、そのタイミングでロゴも新しくなっていました!
新しいロゴには社名を英文字であらわす DAISO の A の形をデザインし、
「人々の生活をアップデートしていく」「人々の生活をより豊かにしていく」という強い決意と熱意を表現しています。
引用元:大創産業公式サイト
ロゴについては、色味が抑えられ、スタイリッシュになった印象があります。
社名が英文字なので、海外にも対応していますね。
強い決意と熱意の表れである、Aのデザインの部分について。
メインのロゴが出願(2018年8月)されたのちに、様々なバリエーションの商標出願が確認でき、いずれも商標登録されていました。
さらに、ダイソーのこだわりが表れているこのAのデザインについて。
実際に店舗に足を運んでみると…
ダイソー店内のあちこちで見つけることができました。(袋、シワシワですみません)
右端が少し欠けているバージョンも
写真は撮れませんでしたが、店員さんのエプロンにもプリントされていました。
店頭に並んでいる商品の多くのパッケージに、Aのデザインが表示されていました。
Aのデザイン自体の主張はそんなに強くありません。
また、 DAISOは100円均一であり、商品の種類が多岐に渡るため、店内を見渡すと雑多な印象を受けてもおかしくありません。
しかし、ダイソーマーク(Aのデザイン)のついた商品が並ぶ売り場からは統一感を感じ、ブランディングされた空間が作られていました!
2019年のロゴ及びCIの刷新は、
ダイソーのブランド力強化に繋がっている様子が伺えました!!
補足
記事の冒頭で、ダイソーのこれまでの様々なロゴバリエーションについて紹介しました。
こちらは店舗ごとに異なるロゴを使用しており、今回紹介したリブランディングのタイミングで、統一したロゴを用いることになったそうです。
参考:日経記事
統一したロゴを用いることで、より一層ブランディング強化に繋がりそうですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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omochi