SAKAE SP-RING 2016 2日目 | おむけんのお気楽館 別館

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Perfumeと若手バンドを中心としたライブレポのブログ。

SAKAE SP-RING 2016
2016年6月5日(日) 名古屋・栄エリアのライブハウス
DAOKO、緑黄色社会aquarifa、EVERLONG、Qaijff、Mona Monica、LAMP IN TERREN、ねごと


サカスプ2日目。お世話になったホテル・ザ・ビーをチェックアウトして、昨日と同じく名古屋パルコに向かう。まだ時間も早いため、エレベーターも混んでなくてあっさりと8階に到着。ここから階段を下りて待機列最後部の6階に。

開場の11時30分頃に動き始めた列に続き8階に戻ると、キャンペーンガールから試供品配布中のRAIZINをゲット!2日目は4本いただきました、ごちそうさま(-人-)

入場するとさすがにまだ緩々。最前中央は詰まってますが下手には余裕もあるので潜り込んで待機。ステージにはDAOKOではお馴染みの半透明スクリーン。おっさん中心のDAOKOファンらしき集団が、ペンライトを持っているのに違和感を感じつつ開演を待つ。

□DAOKO(CLUB QUATTRO)

昨年の年末幕張で初めて見たDAOKO。ウィスパーボイスの緩いラップとテクノサウンドは、期待していたほどでもなくて、気持ちもだんだん萎えていき、もう見ることはないだろうと途中抜け。

リョクシャカ前にフロアに入っておきたくて、仕方なくまた見ることになってしまいましたが、印象は何か変わるのか?

で、結果何も変わらず。

高校生の頃から持てはやされたことが原因なのか、どこか上からなのが嫌なんかな?美人高校生がトラックメーカーなら、金になるって感じる人がいてもおかしくはないよね。逆にそこそこの年齢なら不愉快でもない?あのニーハイには不快感しか感じなくなってる。

最後はダンサーばかり見ていることに気付いて、これってAiraMitsukiに飽きたときと同じなんだよなと…ほんとにEX THEATER一杯にする力あるんかいな?



半透明スクリーンを豪快に(雑に)片していつも通りのステージ。スクリーンがあるからトップでしかやれないわけだな。運営側も扱い難いだろうに。

さてここからが本番のサカスプ。前説のZIP-FMミュージックナビゲーター荒戸完も登場。いろいろとネタを振ってくるけど全然覚えてない。おもしろいと思ったらラジオ聴いてって、おもしろかった記憶がないぞ!

ZIP-FMとタワレコ名古屋パルコ店がコラボした投票で決まった、名古屋CLUB QUATTRO出演バンドである、緑黄色社会の紹介。初日の出演がthe unknown forecastで共通点あり。どちらも中京大中京高校出身!コンテストのことを甲子園とか言ってたような|ωΦ;)

緑黄色社会(CLUB QUATTRO)

長屋晴子(Vo.Gt)、小林壱誓(Gt)、穴見真吾(Ba)、神谷香奈江(Key)

最近では披露の少なくなった男女ツインボーカル曲『丘と小さなパラダイム』でいつものスタート。続く『またね』は聴いたことのない曲だったけど新曲?『キラキラ』はラジオでの生演奏披露もあって、こちらはまだまだ新曲。

ボーカル長屋「投票でしか立てないことが悔しい!でもこの景色が嬉しくて…」と耐え切れずに涙。美しい涙でありました(*´-`)

100円デモ音源として販売された『アウトサイダー』。そして長屋が大切な曲『それなりの生活』を披露。



いっせー「投票の結果がこのステージに繋がりました!昨晩はギターの弦を張り直していて、これまでのことがいろいろと蘇りました。これからも緑黄色社会をよろしくお願いします!ぺっぺちゃん!カウントよろしく!」鍵盤ぺっぺのカウントでしんごろーのベースが唸り始めると『Alice』

<<セットリスト>>
01.丘と小さなパラダイム
02.またね
03.キラキラ
04.アウトサイダー
05.それなりの生活
06.Alice

物販の長屋さんを確認しながらパルコを離脱すると、ダッシュでTIGHT ROPEに到着!ちょうど前のバンドが終わるところでそのままフロントへぐいぐいと潜り込んでいく。

aquarifa(TIGHT ROPE)

岩田真知(Vo.Gt)、松川真也(Gt)、TAKUTO(Ba)、リンタロウ(Dr)

TAKUTU脱退まで当日を入れて3公演。この時点ではまだ高田馬場CLUB PHASEを決めていなかったので、間に合うかも怪しい新代田FEVERではフロントに入れるはずもなく、現体制のaquarifaをこの近さでみるのも最後かと…

幅の狭いTIGHT ROPE下手のTAKUTO前2列目。張り付いてるあや姐さんの後ろを確保。下手には楽屋からの入口があって、スピーカー前にはスペースを作る必要があるらしく、少々居辛い場所。四日市club chaosみたい。

開演待機していると、aquarifaの撮影に入っている安藤みゆ氏の姿。ステージ前の隙間がないので、脚立で下手からの撮影が中心。そのための場所を作ってあげる必要もあって、周囲の動きを軽くブロック。

ステージではサウンドチェック中の真知。マイクがピリつくとスタッフに伝えている。ギターアンプでアースを取ろうとしているみたいで、いろいろ調整もうまくいかず、マイクに口を付けて真知が痛そうに顔を背けることも。時間も押して開演時刻、ギリギリの調整でなんとか間に合わせるスタッフ。正直無理かと思った。

『バックライト』から『switch』に続けて、3ヶ月ぶりぐらいに聴く『closet』に思わず泣きそう!aquarifaとの出会いの曲、バンドのリードトラックと言えるこの曲を、3年ぶりに出演するサカスプに持ってきた。



コスプレ祭りをやってるみたいで楽しそうと真知。そして「みなさんの心に居座らせてください!」これからも名古屋での活動は活性化して行きそう。ばーばらの企画やQaijffとの対バンにも期待!

久しぶりの『崩壊リカバリー』から『(still un)scene』。初披露では『Fantagista』と紹介されていた曲は、その後ずっと新曲として発表されてましたが、やっと正式タイトルが決まったようです。

終盤はいつものように『SHINE』から『321』のシンガロングで終了。サカスプ復帰と言っていい機会に、3年間の成果を名古屋に見せつけるようないいライブでした。

<<セットリスト>>
01.バックライト
02.switch
03.closet
04.崩壊リカバリー
05.(still un)scene
06.SHINE
07.321

いいライブを見れた満足感でTIGHT ROPEを離脱。階段を降りると、予想通り、あいくれこめためゆきみが無料音源を配布中。「おつかれ!」と声をかけて次の会場…の前にラーメン。2年ぶりぐらいか?世界の山ちゃんが運営するラーメン屋「やどかり屋」で豚ぶたらーめん!


次はNEXT HOLIDAYでヤバTの予定でしたが、そんなキャパで足りるわけもなく入場規制必至!そんな後に
Qaijffとかのんびり行ってたら、そっちも入場規制で爆死かもしれない!のんびりラーメンを食うことで、まろやかにあきらめたというわけ。

ちなみに…

ヤバイTシャツ屋さんとは・・・
大阪府在住、こやま・しばた・もりもとによる3人組ガールズテクノポップユニット。自称、中田ヤスタカプロデュースである。

なわけねーだろ!

と言うことで早めにQUATTROに入っておくことに。サウンドチェック中の緩いフロアをするすると下手3列目あたりに。最前柵にはずらりと女性が張り付いてて、EVERLONGの熱いファンかと思いきや、下手はQaijffの次に登場するSuchmosのファンがズラリ。さらに中央はQaijffファンの知った顔。EVERLONGの客はどこ?

□EVERLONG(CLUB QUATTRO)

Mitsuhiro(Vo.Ba)、Yu-ta(Vo.Gt)、KIMU(Dr)

2014年1月にリリースされた『プラントワーム』が歌詞の独特の世界観と、超POPで超キャッチーな楽曲、そしてどこか懐かしく思わず涙してしまうような心の琴線に触れる楽曲の好対照感が高評価を得ている。23歳…

このEVERLONGと言うバンド。でらロック主催のレーベルに所属しているからか、ダイホへの出演。そんな力あるんかいな?と思っていたら、やっぱりフロントは場所取りで賑わっている感じ。

ライブがスタートすると、なんだこれパンクじゃねーか!そう言えばトラストは、BACK LIFT、ENTHなど、パンク率高め。2曲目には中央突破した20人ぐらいのガチファンがモッシュをスタート。それでも最後まで緩いフロアにサーファーは出現せず。フロント両サイドに入ったスタッフも手持無沙汰のまま。



ボーカルベースMitsuhiroが「ここの出演で一番機材が少ないEVERLONGです!」と自己紹介。「他にスリーピースっていた?」て声に、「次はQaijff!」と声が上がると、Qaijffは自分たちの先輩Σ(・∀・;)と!うっちーゆっきーの大学の後輩だったらしい。

Qaijff(CLUB QUATTRO)

森彩乃(Vo.Key)、内田旭彦(Ba)、三輪幸宏(Dr)

幸宏の怪我が心配でしたが、サウンドチェックでは何もなかったようにダイナミックなドラミングΣ(・∀・;)正直ダメかと思っていて、アコースティックセットでやるならそれも面白いと思ったりしていましたが。

ライブ後に執事さいとぅーさんが写真をアップしていましたが、爪が変色し腫れ上がった薬指に「人の話を聞かない!」とコメント。幸宏は自分の体は自分しかわからないと…

あほおおお( ;∀;)

とりあえずこの後のレコ発大阪も大丈夫そうで安心はしました。

『Wonderful Life』に続く『クロスハッチング』から、レコ発四日市で初披露したばかりの『未完成ワールド』も、ここぞとばかりに投下!Qaijffは音源よりも圧倒的にライブがいい!3人の表情や動き、ライブパフォーマンスが楽曲をさらに際立たせる。



この日のMCは、おしゃべり泥棒森彩乃を凌ぐ、ノリノリのうっちーが全部さらっていった感じ。内田「みなさん!この後のSuchmosやLAMP IN TERREN、ねごとの待機ですか?」からの「QUATTRO出演者のMVPになりたい!」そう宣言すると「そんなキャラだっけ?」と彩乃姐さんの突っ込み。

さらに『Don't Stop The Music』では、最近使わなくなっている、ベースアンプのキャビネットを引っ張り出して、そこに乗っての煽り!ツアー告知から「怪しい関係になろう!」なんか変なものでも食ったか?

最後の『Re:Answer』は最近では拳を振り上げて叫ぶ系の曲に昇華!サチモス待ちのフロアも巻き込んでのフィナーレ!もうQaijffがMVPでええわ\(^0^)/

<<セットリスト>>
01.Wonderful Life
02.クロスハッチング
03.未完成ワールド
04.Don't Stop The Music
05.organism
06.Re:Answer

ここで再びQUATTROを離脱して階段を駆け下りる。久屋大通から西に入り込むと矢場公園にコスプレ集団が!これが真知の言ってたコスプレ祭か~と傍観しつつ歩いていると、スクール・オブ・ミュージック&ダンス前で真知と出くわす。「おつかれさま~」と緩く挨拶して別れるも、周囲のコスプレが霞むほどの真知の神々しさ!ネイビーの衣装とハットなのに、長身金髪ボブの2次元感が半端ない!

スクール・オブ・ミュージック&ダンスでは、また階段を使って8階と案内され、疲れた足を引きずって非常階段をのぼる。

□Mona Monica(スクール・オブ・ミュージック&ダンス)

石田セイナ(Vo.Gt.Syn)、井上洋一(Gt)、おくちゃん(Ba)

2015年9月5日始動!ハイトーンボーカルのギターロックバンド。名古屋を中心に活動中!

会場ではサウンドチェック中のモナモニカ。どうしても金髪ショートボブの石田セイナに目が行ってしまう。ここにも2次元なバンドマン女子の姿。でんぱ組の最上もがを意識しているようなツイもあったような。

バンドの雰囲気は若いLighter190Eと言った感じか?さすがにいとうりなの貫禄には遠く及ばなくて、まだまだって感じではあるけれど。



3曲ぐらいでQUATTROが気になり始め離脱。

<<セットリスト>>
01.Highlight
02.ロンリーインザダンスフロア
03.エキストラ・エトセトラ
04.つぐみ
05.ハッピーエンド至上主義
06.花嵐の季節に

入場規制で今日2度目の階段待機。Suchmosが終わると民族大移動で階段をぞろぞろと人が…おっとその中に、昨日と同じ?黒っぽい服の彩乃姐さんとスタッフさん。さらに幸宏とさいとぅーさんの姿が。人混みに紛れての離脱か?

□LAMP IN TERREN(CLUB QUATTRO)

松本大(Vo.Gt)、大屋真太郎(Gt)、中原健仁(Ba)、川口大喜(Dr)

最近タイムテーブルに入れても、なぜか見ることなく終わってきたテレンは、2015年のひたちなかぶり。

ボーカル松本がねごと小夜子の大学の後輩だったかな?RO69JACK14/15の優勝で幕張メッセに出演したとき、松本を透明感があるって絶賛していたはず。完成度の高いスリーピースだと思っていましたが、現在はギター大屋が加入してフォーピースになっていますね。

調べてみたら、長崎の大村中学で大屋を中心にベース中原、松本で前身バンドを結成。上京するも進学のため大屋とドラムが脱退。その後ドラム川口が加入してメジャーデビューし、松本の希望で再び大屋が加入して現在の編成に戻ったらしいです。

松本「終わるのイヤだから、朝までやるか?(大歓声の会場に)この後ねごとさん、出てこれないから!」



ねごと(CLUB QUATTRO)

蒼山幸子(Vo.Key)、沙田瑞紀(Gt)、藤咲佑(Ba)、澤村小夜子(Dr)

セットリストは春に開催したツーマンツアーの凝縮版と言った感じか?最近のシングル曲に『ループ』とアンコールで『カロン』を追加。新曲では幸子が鍵盤を離れてパッドっぽい楽器をコントロールするシーンも。



幸子「サカスプは3年前のQUATTROのことを思い出します。またここでワンマンできるように頑張ります!」

3年前のサカスプ2013で、ねごとはQUATTROのトップバッターでしたが、パス交換で待たされて、交換即ダッシュでQUATTROに向かったのを覚えています。待機列が階段下まで伸びていてドキドキの入場でしたね~懐かしいサカスプ初参戦の思い出。

キャパでは上にダイアモンドホールがあるから、QUATTROのオオトリじゃあまだ満足できない気持ちもありますが、3年間で大きく成長したのは間違いない。この夏もフェスやイベントへの出演が多数発表されています。ツーマンツアーで言っていた「嬉しいニュース」はまだなんかな?

<<セットリスト>>
01.DESTINY
02.ループ
03.新曲
04.シンクロマニカ
05.真夜中のアンセム
06.endless
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E1.カロン

今年のサカスプは初日の大移動で疲れてしまい、2日目はすっかり省エネになりましたね~元々QUATTROへの出演者の予定が中心だったおかげで、大きくタイムテーブルをいじることもなく、見たいものを見れました。

初日のポタリ、あいくれ、しなまゆ。2日目の緑黄色社会aquarifaQaijff、そしてねごとPerfume徳島2daysを蹴ることにはなってしまいましたが、満足度では申し分ない今年のサカスプ!

今後の大規模サーキット参戦は、9月のTOKYO CALLING、10月のMINAMI WHEELになりますが、もう何も被らずに、すっきりと参戦したいものであります(´・∀・`)←とりあえずPerfumeの追加ドームが被らなくてホッと