SAKAE SP-RING 2016 初日 | おむけんのお気楽館 別館

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Perfumeと若手バンドを中心としたライブレポのブログ。

SAKAE SP-RING 2016 
2016年6月4日(土) 名古屋・栄エリアのライブハウス
ポタリ、あいくれ、BIBA、Cettia、コレサワ、しなまゆ、Menoz、ARTIFACT OF INSTANT


Perfumeのツアーが5月スタートと知ったとき、どこかの公演と被るんじゃないかと思っていたら、アスティとくしまにジャストミート!徳島でのワンマンは初めてですが、アスティとくしまにはチャットの「こなそんフェス」で出演したばかり。残念でしたが今回は見送ることに(´・ω・`)モウナイカモネ

サカスプは今年で4回目、もう慣れて…と言うか、Qaijffに注目するようになって、昨年は毎月名古屋に行き、今年も8月まではほぼ毎月名古屋の予定が!aquarifaあいくれも名古屋大好きだし、某バンドマンからは名古屋人と間違われたりする始末。もう末期。

そんな今年のサカスプは、21会場で300組を超える出演者。初日にあいくれ、2日目にaquairfaQaijff緑黄色社会ねごと!最重要な注目アーティストがずらり。

前乗りでパスは交換済み。ホテルも2泊でゆるりと11時の出発です~こんな余裕のある初日は初めて!いつもだと、LACHICの周りにずらりのパス交換列に並び、12時開演に間に合うかとイライラしているところ。来年も前乗りしたいっすな(´ω`)のほほんと

パルコの階段には6階ぐらいまで伸びた待機列。その最後尾に並んでのんびり開場を待つ。エレベータで8階まで行った人が、慌てて階段を降りて来るのをニヤニヤと眺めながらの11時30分。


QUATTRO入場、速攻離脱が必要なので上段入口付近の2列目を確保。開演15分前頃になると、ZIP FMミュージックナビゲーター橋本みのりが前説をスタート。ポタリを応援するためにゲストが来ていますと、なすびかわ先生を呼び込む!

茄子川先生と呼ばれて「誰やねん!」と突っ込むなすびかわ先生。ドラムスティックを着ぐるみの中に収納する姿は紫色のドラえもんか?予習動画でやっていた振りを生歌に乗せ、歌詞を間違えたりしながら緩く指導。そして「次あるんで!」と引っ込む。



□ポタリ(CLUB QUATTRO)

鈴木奈津美(Vo)、中西詠美(Gt)、内田愛子(Ba)、茄子川(Dr)

初のQUATTROはトップバッター、気合い十分のポタリが登場!でも一曲目は『shut up』。「ポタリ」からの選曲ながら、ちょっと地味な気がする。『JUST!』や『Are you ready?』の方が盛り上がたんじゃない?

なすびかわ先生は巨匠で忙しいからもう帰っちゃったって話題に、茄子川「なすびかわ先生は巨匠だけど無償!」なんか韻踏んでるし。そのなすびかわ先生から指導のあった『君とアワー』を全員でダンス!



締めは待望の『Are you ready?』。昨年のサカスプでお客さんといっしょに作ったMVも楽しそうなこの曲。ここでこの曲は、これで終わりじゃないぞって、ポタリからの意思表示かもしれない!準備できてる?

<<セットリスト>>
01.shut up
02.JUST!
03.Re-action
04.新曲
05.セツナジェットコースター
06.君とアワー
07.Are you ready?

QUATTROを飛び出してAPPOLO BASEに向かう。初日最初の栄から新栄への大移動。Qaijff彩乃姐さんが同じ事務所のARCHAIC RAG STOREのメンバーを「ら・けいこ」に連れて行ったって話題が頭をよぎり、我慢できなくなって途中下車。


すぐ故障する券売機でラーメンに煮豚をセット。猛烈な豚骨臭と飛び散る油は、カウンター前に透明シートを張って遮断したらしい。前回もいた文句の多い兄ちゃんがバイト君を仕切って早速の着丼!


ちょっと時間取ってしまったので慌てて移動。APOLLOではテスラにQaijffうっちーがベースサポートとして出演!見たい気持ちはあれど、あいくれのAIR HALLまでの移動を考えると1曲が限界かな?

入場待機列ができていたので転換待ちの待機。できればリハがみたかった…う!腹が痛い!忘れてた!ら・けいこは腹を直撃するラーメンだった!にんにくは抜いたのにやられた~5分前になっても列に動きがないので離脱!うっちーすまん( ;∀;)

コンビニを探しながら広小路通を移動!と、向こうから黒ワンピに黒ハットの魔女みたいな女子…Qaijff森彩乃氏!とりあえず挨拶だけしてすれ違い、コンビニに駆け込む。間に合った( ;∀;)危なかったYO!

ここで初めての会場AIR HALLに迷うと言ういつもの展開。改めて地図を確認すると、アパホテルの通りを南に行けば右手にあるらしい。池田公園の位置を把握していれば楽勝だったな、これ(´-`)

あいくれ(AIR HALL)

ゆきみ(Vo)、小唄(Gt)、ホンジャマカ・斎藤・TAKAYUKI(Ba)、こめたに(Dr)

地下のAIR HALLに降りるとサウンドチェック中。緩く作られたステージだけど、PAや照明は学校設備だけあって充実。柱が邪魔なのはいかにも地下スペースって感じ。

深いスネアに轟音ギター、張り詰めた緊張の中でスタートする『愛を注ぐ』『ハロー ハロー ハロー』ではゆきみから選んでくれたことへの感謝「ここを特別な場所に…私がするから!」そして『リビルド』でフロアを煽る。ここ最近の鉄板の流れ。

こめたに「どうも改めましてあいれくです!」ゆきみ「汗だくだけど、どうした!」緊張しないゆきみに対して、実は心配性だったりするリーダーこめたに( ̄∀ ̄)それでも熱く「来年は入場規制させます!」

ゆきみ「人を形作るのものは記憶だと思っています。」みなさんの中にあいくれが記憶として刻まれるように『アイデンティティ』



開演頃には50人ぐらいは入っていたか?初のサカスプとしてはまずまずの結果。ツイッターでも初めてのあいくれを高く評価してくれるつぶやきがいくつかあって、この結果が来年に繋がってくれることを期待。

<<セットリスト>>
01.愛を注ぐ
02.ハロー ハロー ハロー
03.リビルド
04.シロツメクサの指輪
05.ニューロンの記憶
06.アイデンティティ

次も同じAIR HALLだからあいくれの物販に顔を出して挨拶。サカスプで配布するために『アイデンティティ』『リビルド』『なんとなくの日常』のMV曲を収録した無料音源を用意。あえてもらわないで、その1枚で誰か繋がってくれたのなら本望!パスにサインをもらってフロント上手に移動。

□BIBA(AIR HALL)

HITOMI(Vo.Key)、YUKI(Gt)、YUME(Ba)、NANA(Dr)、RIO(Tp)、SHI-CHAN(Tb)、TOMMY(Sax)

大阪音楽大学・短期大学を中心に結成されたホーンセクションありのガールズバンド。

『Get Funky』『Super Girl』『過去少年』など、ホーンセクションの幅広いサウンドと、いつものダンスが楽しい。まだ2回目の名古屋ということでガチなファンは最前数名ほど。ホーンチームといっしょに、楽しそうに体を左右に振ってる。

ボーカルのHITOMIは触ると折れそうなほどに華奢な身体から、しっかりの発声で存在感のあるボーカル。だからフロアを煽るアジも効いてくる。黒髪ショートから金髪になって、雰囲気もガラリ変わったドール感。

今回は上手のサックスTOMMY前から。BIBAホーンズに加えて、ギターYUKIとベースYUMEも加わる6人並びの豪華なステージ。最後まで楽しむことに貪欲なライブでしたね(゚∀゚)

急いで離脱して、スクール・オブ・ミュージック&ダンスに向かう。南北の位置はほぼ同じで、久屋大通を挟んだ西側に約1キロの距離を歩く。到着するとスタッフ(学生さん?)から、階段で8階に上がれと…



□Cettia(スクール・オブ・ミュージック&ダンス)

散々歩いて棒のような足を引きずり階段で8階に到着。エレベーターは使わせてくれませぬ。ドアを開け黒い緞帳をくぐって会場に入ると、Cettiaのライブがスタートしたところ。今回はアコギ弾き語りでのステージ。

最近予定していたライブへの偶然の出演が3回続き、今回もタイムテーブルがキレイに空いてて4回目になってしまいましたね~見たいものがないからCettia見とけって、これも運命。

19歳女子が歌う等身大な痛みも感じさせる歌に、とっちらかった感のあるMCのギャップがおもしろい。「名古屋って道が広いですよね?いろいろ見て回ってて、これラベル剥がしてるけど「い・ろ・は・す」なんですよ。焦ってりんご味買っちゃって。(一口飲んで)あああ、りんご…」と渋い表情。



UK.PROJECT所属だから、同じ事務所のasobius『WINDOW』が使われている「い・ろ・は・す」なんかいな?ちなみに大阪から名古屋の移動は、asobius号に同乗させてもらっていたみたいっす。

続いて8階から階段を駆け下りて、またまた新栄への移動です~しんどい。

□コレサワ(HeartLand)

サポート:ひぐちけい(Gt)、石井ゆかこ(Ba)、U(Dr)

この時間も空いていて、近場で済ませるつもりだったのが、新栄でコレサワを見ることに。なぜならベースサポートがSoupnote石井ゆかこだから。いつもはなかむらしょーこだけど、瀧川ありさワンマンのため、助っ人にゆかこが呼ばれたらしい。それを知ったのが前日夜で、コレサワだったら行ってもいいかと急きょ予定。

名古屋HeartLandは、サンデーフォークが伏見で営業していた老舗ライブハウス。それを新栄ダイアモンドホール地下に移転し、隣に名古屋SPADE BOXを新設して共同運営で開店。ハートとスペードですね。

でもコレサワにキャパ150は小さくて、到着時点で一杯のフロアじゃゆかこに近付くことができない。次の移動を考えると最後まではいられないので、入口付近で人の隙間からゆかこの様子をチェック。

『あたしを彼女にしたいなら』から『トーキョー』と繋いで、HUG ROCKみたいにあの曲はまだやらんのかな…と思っていたら、

『君のバンド』キタ━ヽ( ゚∀゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'━!

コレ「私の~好きなバンドは~なぜか♪」お客「ちっともちっとも売れない♪」の練習からスタート!



「スキップ♪」しながらHeartLandを離脱!ついでに、隣のSPADE BOXをチェック!Qaijffのレコ発名古屋ワンマンはここで開催されます…Perfume札幌と被って行けないけどね|TωT)只今ヒラオコジョーがMC中…緩々なフロアは、コレサワと入れ替えた方がよかったんじゃ?

さて、ここからサカスプ最長距離の移動がスタート!大須M.I.Dのしなまゆまでは約3km!30分あれば行けるだろうと気を抜いて、途中コンビニで焼酎なんか飲んでるからいけない!到着してフロアに入ると『チャイニーカンフーセンセーション!』のウーハー!が終わったところ…

□しなまゆ(M.I.D)

モリユイ(Vo)、タクマ(Gt)、ウエノハラ(Ba) サポート:坂田航

あいくれと同じ立川出身の同級生バンド。てことで、フロアには「あいくれ無料音源配布中」のプラカを首から下げた、ベースホンジャマカの姿も。

M.I.Dは赤門通のド真ん中にあって、キャパは380!サカスプでもダイホ、QUATTRO、SPADE BOXに次ぐ4番目の大きさ。ただ大須エリアに入ってしまうためちょっと遠い印象。それでも軽く100人以上は入ってそうなフロア。昨年の栄EDITSは残念な感じでしたが、見事リベンジしたと言えるかな。

モリユイは出演者アンケートで「名古屋と言えば?」というお題に、東山動物園のイケメン過ぎるゴリラ、シャバーニくんについて熱く語ったそう。モリユイ「もう人間の男性には「ゴリゴリ」だって人にオススメって、「こりごり」と「ゴリゴリ」をかけてね。で、ツイッターに発表されたら「気になる出演アーティストは?」になってて、「ゴリゴリ」とかどうでもよくて、ただの失礼なヤツになっちゃった!」

そんなシャバーニくんに恋をしてるってところから『恋をしている目をしている』。相変わらずキレキレなトークのモリユイですた\(^o^)/



8月7日(日)の新栄APPOLO BASEのライブ(あいくれも出演!)と、9月16日(金)の渋谷WWWワンマンを告知して、最後は最新アルバム「ヘンシン」からの2曲。

<<セットリスト>>
01.チャイニーカンフーセンセーション!
02.サタデーフライト
03.恋をしている目をしている
04.ダンス社会人
05.傘
06.Bambi

若宮大通りを渡って栄方面に移動し、再びAIR HALLへ。

□Menoz(AIR HALL)

城戸曜(Vo)、木下 哲(Gt)、角谷保具(Key)、南野義哉(Ba)、藤原雄一(Dr)

本日AIR HALLの3組目はMenoz。柱が邪魔なのでステージ全体がよく見えるように下手フロントに潜り込む。全体に緩めだけど、あいくれ、BIBAよりも入ってそう。

入口で金髪兄ちゃんのグループに遭遇したのは、やっぱりドラマストアのメンバーでしたね~ボーカルギターの長谷川海は、ドラマフェスタでQaijffとMenozを繋げた人物でもあります。

ボーカルひかるのゴムまりみたいな動きは今日もキレキレ。飛んだり跳ねたりくるっと回ったり。ひかる「くまさんから、くっそおもしろい告知があります!」無茶振りに、くまことベース南野がなんかネタぶっ込んでましたが、この頃は疲労のピーク!もう立ったまま寝てしまいそう~



<<セットリスト>>
01.現代のケモノ
02.ファンタジア
03.9月の夜汽車
04.YO RO Z
05.アドベンチア

□ARTIFACT OF INSTANT(RAD HALL)

飯干達郎(Vo.Gt)、井上峻(Gt)、早衣子(Ba.Vo)、キモトリョウスケ(Dr)

2012年結成。宮崎を拠点に全国各地で活動中。

またまた大須に戻り、今度は大津通の矢場とんの向かいRAD HALL。Qaijffの自主企画もここであって、aquarifa、LUCCHIとのスリーマンでしたね~去年の12月のこと。それ以来ですが、さすがにあの時みたいに通り過ぎて迷子なんてことはもうない。セブンイレブン横の階段を下りて地下へ。

初めは気が遠くなりそうな状態。フロントとPA前に合計20人ほど。そこから増えて最終的には50人程度までいったと思いますが、大須とは言ってもトリのバンドだからもう少し集まって欲しかった。

最前下手はの目的はベース早衣子。初めてみたAOIは2015年3月の下北沢SHELTERで、chouchou merged syrups.、Bentham、fifiとの対バン。前髪であまり顔を出さない、無表情っぽい彼女。どんな顔をしているのかを知りたかったというわけ。

もちろんパフォーマンスに興味がなければそんなことは考えない。ギター井上峻は左右に大きく体を揺らしながら激しく、ときに繊細なタッピング。そしてドヤ顔!aquarifaと対バンしてエレキマン松川との対決が見たい!井上だけじゃなくて、ボーカルギター飯干、ドラムキモトリョウスケも激熱!

そんなワイルドなメンズと、クールな女子のコントラスト。

一曲目からフロントの3人は後ろを向いて、ドラムと向き合ってのスタート。そして井上が揺れ始める。音源は持っていないから、MV『不甲斐ない僕らは空を見上げた』ぐらいしかわからないのは、そろそろどうにかしなきゃね。



早衣子は予想通りかわいい女子でした。吉高を丸顔にした感じか?飯干のポンコツ感のあるMCにもけっこう笑ってて、無表情は演奏の印象だけ。

アンコールが終わってもまだ鳴り終わらないクラップに、まさかのダブルアンコール!サーキットイベントではたいてい、箱のトリのみアンコールが許されますが、ダブルアンコールを見たのは初めてかも。

動員には不満もありますが、名古屋でのライブは多くないのに、それでも待ってくれている熱いファンがいることは確認できました。次が楽しみです。


初日を終了。移動が多くなるのはわかっていましたが、矢場または大須と、新栄の2往復には、すっかり疲れ果てました~地下鉄2駅以上を歩いているわけです。しかもテスラには振られ、コレサワは急に入れた予定。2日目はもっと計画的に…て、パルコ8階までの階段往復が3回も待っていますた(´・∀・`)笑