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ROBOTIC JUNGLE

トランスフォーマーを中心とした玩具レビューブログ。
インディ・ジョーンズのファンサイトも兼ねています。
気ままに更新します。
(旧ブログ名:『OMI'S TF REVIEW』)

当ブログ立ち上げと同時にスタートしたカーロボット・コンバットロン編もいよいよクライマックスです。
お待ちかねの合体編スタートです!!

 

戦闘スペシャリスト バルディガス

                   ■玩具シリーズ:ユナイトウォリアーズ

                   ■登場作品:カーロボット

                   ■所属:デストロンガー(コンバットロン)

                   ■入手:大学卒業記念に新品を購入

 

悪のデストロンガーが新戦力として地球の軍用兵器をスキャンして生み出した戦闘部隊・コンバットロンのメンバー5体が合体して完成する合体兵士・バルディガスを紹介します。

カーロボットは2000年に放送されたアニメですが、今回紹介する玩具はアニメ放送当時に発売されていたものではなく、ユナイトウォリアーズシリーズとして2017年にリメイクされたものになります。

 

○コンバットロン

ビークルモードで集結。

フル武装でサイバトロンを迎え撃て!

 

ロボットモードで集結。

ドルレイラー「コンバットロン部隊、総火器一斉射撃!」

グリジバー、シャトラー、ヘプター、ダンガー「イエッサー!」

部隊で真価を発揮するコンバットロンはやはり並べてこそ映えます。

単体でも十分かっこいいですが、並べた時のかっこよさには目を見張るものがあります。

 

○合体

ドルレイラー「コンバットロン、合体指令!」
シャトラー、ヘプター、グリジバー、ダンガー「イエッサー!!」

 

ドルレイラーが胴体に変形。シャトラー、ヘプター、ダンガー、グリジバーの4人はそれぞれが腕部と脚部の両方に変形可能。バルディガスは空中戦闘用のフライトミッション(シャトラーとヘプターが腕部に来る形態)と陸上戦闘用のランドミッション(グリジバーとダンガーが腕部に来る形態)という2種類の合体フォーメーションを使い分けることができ、”戦闘スペシャリスト”の名が示すとおりあらゆる戦局に対応することが可能です。アニメでも両形態を上手く使い分けていましたが、まずは使用率が気持ち高かったフライトミッションへ合体します。

 

「五体合体バルディガス!フライトミッション!」

 

○合体モード

思わず「これこれ~!」と言ってしまいたくなる完成度。

 

リアビュー。

背中からも戦闘スペシャリスト感が存分に伝わってきます。

 

フェイスアップ。

無骨な顔立。シンプルな造形ゆえに冷徹な兵士感が伝わってきます。

 

5人の武器を合体させ、バルバスター1(左)とバルバスター2(右)が完成。

ひとつの街を一瞬にして焦土と化すことができる破壊力を持つとのことです。

みんな逃げろー!

 

そしてバルディガスの真骨頂、ミッションチェンジ!

ドルレイラー「バルディガス、ミッションチェンジ!」

ダンガー、グリジバー、ヘプター、シャトラー「イエッサー!!」

 

「五体合体バルディガス!ランドミッション!」

 

手足が入れ替わっただけですが、フライトミッションよりもマッシブな印象に変わっており、パワータイプの戦士であることが見て取れます。

 

リアビュー。

 

アニメ放送当時6歳児だった私が、カーロボットで一番好きだったキャラクターがこのバルディガスでした。理由は至って単純で、見た目がかっこよかったからです。「軍用兵器×合体変形ロボ」というこれ以上なく男のロマンを刺激する組み合わせに子供心を完全に掴まれていました。

しかし、悪役のバルディガスはどんなにサイバトロンを追い詰めても最後には負けてしまうという役回りでした。「最後はサイバトロンが勝つ」という構図があることは6歳児なりに理解していましたが、それでも私はTVで懸命にバルディガスを応援しました笑

 

しかし、私の応援及ばずバルディガス(コンバットロン)は悲劇的な末路を辿ることとなります。

物語終盤でコンバットロンはデストロンガーによる宇宙征服でなく「コンバットロンの手で全宇宙を支配すること」を目論み、ブラックコンボイと共闘してデストロンガーの首領・デビルギガトロンに反旗を翻します。しかし、反乱は失敗に終わり、デビルギガトロンの怒りを買ったブラックコンボイとコンバットロンは洗脳を受けることとなり、デビルギガトロンの忠実な手下に成り下がってしまいました。そしてそのまま最後まで洗脳が解けることなくサイバトロンに敗北。逮捕されてセイバートロン星へ連行されてしまいました。

正直サイバトロンに敗れるのは仕方ないにしても、最後までデビルギガトロンの洗脳が解けなかったのは子供心ながらにショックでした。

 

「コンバットロンとブラックコンボイがこんなところで終わるはずがない!」と思ったキッズが私以外に全国で何人いたかはわかりませんが、そんなキッズ達の思いが通じたのか、アニメ放送終了から15年以上の時を経て思わぬ形で彼らのその後が描かれることとなります。それがこのブログでも度々触れた「ユナイトウォリアーズシリーズの販促漫画」でした。

セイバートロン星への連行後、デビルギガトロンの洗脳が解けたコンバットロンは史上最凶のトランスフォーマー・ユニクロンとの取引により監獄からの脱獄に成功。ユニクロンの手下としてセイバートロン星を制圧すべく暴れ回ります。しかし、自身がユニクロンに利用されていたことに気付いたコンバットロンはユニクロンへ反旗を翻します。そして他のトランスフォーマー達の協力も得ながら見事にユニクロンを撃退。コンバットロンよりも先に脱獄していたブラックコンボイと合流し、全宇宙の支配を目指して旅立って行きました。

この漫画では今まで悪役のうちの一人にすぎなかったコンバットロンがまさかの主役待遇を受けただけでなく、今まで悪役故に決してなされることがなかった”コンバットロンの勝利”が描かれました。正に全コンバットロンファンが待ちわびた展開であったと共に、ドルレイラーとブラックコンボイの友情を描いたシーン及びバルディガスへの合体シーンの描写があまりにも格好良かった為、販促漫画として見てもこれ以上ない完成度だったと思います。(実際に私はこの漫画を読んで一瞬で購入を決めました笑)

 

以上、バルディガスのレビューでした。

かっこよさ、プレイバリュー共に圧巻の完成度です。素晴らしい完成度でバルディガスをリメイクしてくれたタカラトミーにこの場を借りて感謝したいと思います。

さて、コンバットロンとブラックコンボイの全宇宙を支配するというミッションはその後どうなったのでしょうか。その結末はまだ何処にも描かれていませんが、個人的にはそのストーリーを自分で好きなように創造できることがトランスフォーマーの玩具で遊ぶことの大きな魅力だと思っています。

コンバットロンとブラックコンボイは全宇宙支配への一歩目として、まずは様々な時代のトランスフォーマーがひしめく「私の部屋」という最も身近な宇宙を手中に収めることができるのか。彼らのミッションを私も見守りたいと思います。

 

それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。

 

※追記(2020/1/16):玩具写真家・地面造形美術家ルパートソン28様のHP、「才も不才もまた各々その子と言うなり」と相互リンクさせていただきました。机上では決して出せない幻想的な世界観が魅力的な玩具ジオラマ写真を楽しめるサイトです!