#お味噌汁復活ライター よしだよしみ
神奈川県出身/在住
テーマ『暑い日の工夫』
8月の終わりが見えて来ましたが、まだまだ暑い日が続いています。毎日の調理の火さえも暑く感じる日々。そんな夏の朝には時短と火を使わない・・の一石二鳥で冷や汁の出番です。
宮崎の郷土料理の冷や汁は、丁寧に魚の身をほぐしてすり鉢ですったり、すりあわせたお味噌を焼いたりと手間も時間もかかりますが、ちょっと(だいぶ)簡単にさせていただいています。
◎ 煮干しで出汁をとり冷蔵庫で冷やしておきます(これは前夜)
◎ お味噌と白ねりごまを混ぜ、冷やしたお出汁を少しずつ入れてとかします。
◎ 絹ごしなど柔らかめな豆腐を大きめに崩していれます。
◎ お椀にご飯を少し、お味噌汁をたっぷりそそぎ、お好みでみょうが・大葉・薄切りのきゅうり・白胡麻を入れて出来上がり。今日はみょうがをのせました。ご飯が多いと食べ終わる前にご飯がふくれてしまうので、ごはんは少なめにした方がおいしくいただけると思います。
出汁も味付けも、お豆腐やご飯で薄まるので濃いめにしておくのがおすすめ。出汁を多めにとって煮物や炒め物の隠し味などに転用すると更に時短になって便利です。
食欲のない日にも、時間がない日にも最適な冷や汁。宮崎の冷や汁のレシピとおいしさに敬意を払いつつ、簡単レシピで作っています。
『簡単冷や汁』
具材:豆腐
出汁:煮干し ねりごま
味噌:九州の甘めの麦味噌
吸口:みょうが
よしだよしみ
(保育園勤務 調理師)