すいとん入りのお味噌汁 | お味噌汁復活委員会

お味噌汁復活委員会

【お味噌汁】
ひと椀がつむぐ 大切なもの それは 日本の たから

お味噌汁復活委員会です、愛情たっぷりのお味噌汁をライターさんと共にお届けします。

#お味噌汁復活ライター よしだよしみ

神奈川県出身 / 在住

テーマ『ぐっと冷え込む日のお味噌汁』


このところ暖かい日が続き、うっかり冬は終わりかと思ったらそんな事はないようですね。今年は寒い日に粕汁を作ってみよう!と酒屋さんでいただいた酒粕を取ってあるのですがまだ出来ず・・


これは、会議の日のお昼ごはんに「あー、この人数だとお米がちょっと足りない・・」と作った「寒い日の苦し紛れのお味噌汁」です。


◎煮干しの頭と腑を取り、水につけておいた昆布と一緒に出汁をとる。

◎野菜を食べやすい大きさにして鍋に入れて煮込み、濃いめの味(あとで薄める)をつけ保温鍋に。


◎別鍋にお湯を沸かし、小麦粉をお好みより少しかためにしたものをぽとぽと落としてすいとんを作り、軽く水分を切っておく。茹で汁は保温鍋に。

◎出汁をとった煮干しを取り出してブレンダーかミキサーで骨ごと砕き、お味噌と片栗粉・小麦粉を少しずつ入れ、一口大にして揚げる。


いただく時にすいとんと煮干しさつま揚げを鍋に入れ軽く温めます。味が薄かったらお味噌か塩少々で味を整えます。


手作りさつま揚げは煮ると表面の色が消えてさつま揚げには見えず、この魚みたいなの何?とみんなに聞かれます。保温鍋に2時間ほど置いたので、せっかくのケールの色が深緑になってしまいましたが、ほくほくな大根とイエローキャロットの温まるお味噌汁。寝かせずに作ってすぐいただけばもちろん色も鮮やかだし、一つのお鍋で完結します。


『すいとん入りのお味噌汁』

具材:大根 イエローキャロット ケール

   すいとん 煮干しのさつま揚げ

出汁:煮干し 羅臼昆布

味噌:九州の甘めのお味噌

調味料:塩少々


よしだよしみ(保育園勤務 / 調理師)