「ロストケア」
WOWOWで観ました。
お話は
「心優しい介護士の男が、自らの信念に従って殺人を繰り返す。正義感あふれる1人の検事は、そんな犯人に対峙する中で葛藤を深めていく。」とあります。
介護士に松山ケンイチ
検事に長澤まさみ
認知症の親の介護に苦しむ家族と、
本人を「救った」と言う介護士。
どのような理由があろうとも、家族の絆を他人が断ち切り命を奪う事は罪と言う検事。
実父の介護に苦しんで来た介護士と、検事の背景には複雑な感情がありました。
私も高齢で認知症の父がいますから、見ていて息をするのを忘れそうでした。
ラストは涙が止まらず…
親、そして自分自身のこの先を考える人に、ぜひ観て欲しい映画でした。
「やまゆり園」の話と比較する人がいますが、ある意味真逆の話ではないかと、
思います。