娘が寝たので
帳場前にある内湯へ
入浴に行った。
「六瓢の湯」
(むびょうの湯)
と言うらしい。
浴客の無病息災を
願ってこの名にしたらしい。
入浴しているが祭りの際に
汗をかいたので入浴。
部屋の前の階段付近は
えらく良い味を出している。
手拭をぶら下げて一階へ。
時間帯で男女が入れ変わる。
何時に入れ替わるは失念したが・・。
温泉の達人さんが選んだ温泉らしい。
ちなみに上野屋は温泉の源泉を2つ持っている。
貸切風呂とは別源泉になる。
これはやはり嬉しい。
1つの宿の2つの源泉。
違いはどうなのか?
脱衣所。
簡素な脱衣所だが綺麗。
飲泉出来るポットもあった。
ちょっと塩味がするが
飲みやすい温泉だ。
分析表は貸切と一緒だった。
中屋旅館とは完全に別源泉。
上野屋の方が温度が10℃以上高い。
たかが10m程しか離れていないのに
温泉とは不思議なもんだ。
カランは3つ。
宿の規模にしては少ないが
浴感が強い湯河原で長湯は出来ないので
間に合うのだと思う。
ブレた・・・。
こちらは檜風呂の方ですね。
思いの他小さいが
無理に大きい浴槽に
していないのが逆に好感が持てた。
ブレて無いやつ。
源泉そのままと冷ました源泉を
両方注いでいる。
浴場の意匠も良い。
こんな具合。
湯の湧出物が付着する
瓢箪型の湯口。
湯温は43℃位か・・・。
でも体が芯から温まり
汗が吹き出して来る。
湯河原の湯は大好き。
創傷ややけどやアトピーにも
効く温泉。
ちょい熱いけど優しい温泉。
完全掛け流し。
やっぱ良いね。
俺は内湯のが好き。
だいたいどこの旅館に行っても。
最初に造った浴槽はたいがい内湯だから。
湯口を見つめながら
しばし入浴。
これ以上の楽しみは無い。
湯から上がると寝てしまった。
でも暫くしたら暗闇の中
また覚醒してしまった。
続く。