東京宝塚劇場にて雪組「壬生義士伝」を観劇してきました。
公演オリジナルノンアルコールドリンク
「しづ」
吉村貫一郎の妻「しづ」の衣装カラーをイメージしたラズベリーシロップに、雪をイメージしたカルピスソーダ
混ぜると見た目も可愛く、ほんのりピンクに色づきます
おしづさんのように可愛らしいだけでなく芯の通った強い女性のような、
ピリッとソーダの刺激もあって、まさに「しづ」という名前がピッタリな美味しい素敵ドリンクでした(⁎˃ᴗ˂⁎)
作品については勉強不足だったため、観劇したうえで、より作品のことを深く知りたい!と
遅ればせながら小説を購入し、読み進めてます(*・∀・*)/
早速観劇した感想ですが、、
いやーいっぱい泣いたなぁ。。ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!
和物をこれまでも多く演じてきた雪組の繊細で魂が込もった素晴らしい演技に所作の美しさ。
幕末の時代に強く生きた戦士たち、そして、ただ家族との慎ましい幸せを守りたいと願う侍。
シーン1つ1つ全てに胸が熱くなりました
作中の中で吉村と大野が歌う
「東に遠く早池峰山、南にそびえる南昌山、西のお山は姫神山、ぐるりを山に囲まれて、城下流れる中津川…」
その歌声に故郷盛岡の情景と共に身分の差など関係なく無邪気に微笑む、吉村・大野、幼い2人の姿が浮かんでくるようで涙 (´;ω;`)
吉村勘一郎@望海風斗さん
あの泥臭い役をあんなに完璧に演じ、そしてあの存在感!!
望海さんのお芝居も役になりきっての歌声も素晴らしくて大好きですが
望海さんが演じる吉村貫一郎でなく、貫一郎という男の生き様をそのまま見せてもらったようでした。
今回は目のお芝居もすごく印象的で、腰が低く優しい人柄が現れるような表情をしたかと思ったら、躊躇なく人を殺め、
どこか得体のしれない怖さがあって、あの目が好きでした。
きっとそこがまた吉村という人物を魅力的にしてるのだと思います。
彩凪さんもカフェブレの中で、おっしゃってましたが
研ぎ代を要求する吉村と土方の2人でのシーンでの間の取り方とか目のお芝居すごく好きだった!
「生きるために人を斬っておりやんすから」のセリフは胸に響いたな
大野次郎右衛門@彩風咲奈さん
彩風さんが演じる大野次郎右衛門。
言葉にしないけれど苦悩だったり葛藤だったり気迫もこもった誠実なお芝居が
すごく良かったです!
母に泣いてもいいと言われ、抑えていた感情があふれ出し
泣きじゃくる姿も印象的で、貫一郎のために握り飯を握る姿は心に染みました。
最後撃たれる時に、双眼鏡で彩風さんを追っかけてみていたら
声には出さないけど、確かに口が「貫一郎」っていう名を呼んでた(´;ω;`)ウゥゥ
吉村と大野の関係性が、、絆が、、切ないけれど、とても好きでした。
しづ@真彩希帆さん
真彩ちゃんの、しづも本当に良かった。
望海さんの歌声に寄り添って、2人が生み出すハーモニーの優しさ、あったかさを感じました!!!
みつに「こらえてね、こらえてね」というセリフは見ていて辛かったな
妻であり母親である、しづのあたたかくもあり強い女性を素晴らしく演じられていました。
透き通るような歌声が心地よく、聞いていて切なくもあり。。
ホタルの場面も切なかったな
みよをしづと間違え抱きしめてしまう吉村も、抱きしめられたみよの気持ちも、もう泣いちゃうよ(´;ω;`)ウゥゥ
土方歳蔵@彩凪翔さん
翔ちゃんの土方さんもカッコ良かったなぁ
色気がすっごい!!
「めんどくせえめんどくせえ」ってやる気なさげなのに、みんながついていきたいって思う男としてカッコいいポイントもいっぱいあって
着物の着こなしも素敵だし、切れ長の涼しめの目も好きだし、三食団子を持ってる甘党な可愛い土方さんも好きです。
納刀が格好いいと評判の翔ちゃん演じる土方さんですが、刀をくるりと回して鞘に鮮やかにおさめる姿は本当にカッコいいです!!!!!!
そのあとの羽織をなおす仕草も!!
指の先まで動作の1つ1つが華麗で綺麗
齋藤一@朝美絢さん
あーさの斎藤さんカッコ良かったなぁ侍姿も軍服もカッコよくて♪
朝美さんは、あのおっきな目でクルクルと変わる表情がとっても魅力的な方だなと思っていたので、今回の斎藤一のように最初から最後まで表情をほとんど変えない芝居を見て、あーさの新たな魅力を発見しちゃったような
「お前は南部に帰れ!お前には家族がある!」と吉村の胸ぐらを掴んで
怒鳴りつける斎藤さんならではの不器用すぎる優しさ。
死にたいと言いながら、生き残ってしまった斉藤さんは、どんな想いで、後世を生きたのかと思うと。。
「新撰組の良心、だった」の微笑みが綺麗すぎて泣けます!
吉村と出逢ってからの斎藤さんがまた良かった
沖田総司@永久輝せあさん
永久輝さんのお声が好きです。
あの声で爽やかな顔で「斬っちゃいましょうか?」とサラッと言ってしまう、このギャップに怖さを感じます。
そんな沖田の明るさの裏には死の影があり儚げな存在。
熱量の多い朝美さん演じる斎藤さんと一緒の場面が多いからこそ、
2人の人物像がより鮮明に相乗効果となって表現されていて良かったです。
はぁ~こうやって思い出しながら書いてる今も作品のすばらしさを噛みしめ幸せな気持ちになってます
そして2幕の明るく賑やかなショー
このお芝居との緩急がまたいいです!
またショーの感想は改めて書きます♪