僕らに沖縄移住のキッカケを作ってくれた男がいる。
サラリーマン時代の最後、沖縄で受注した大きな現場で「これから」のことを考えていた時、その男と出逢った。
沖縄の魅力や人生の魅力、海(ヨット)の魅力を語り合い、彼の言葉で一歩を踏み出せたんだと思う。
あれから18年の歳月が流れ、今、僕らは沖縄で暮らしている。
その男がつくった大切な家族を連れて我が家にやってきた。
移住後2回目だ。再会時は今でも必ず握手をする。格闘技をやっているだけあって、ガッシリしたぶ厚い手だ。
出逢った当時、訳あってこの夫婦は離れて暮らしていた。
その後、男は人生に、仕事に、そして家族に目覚め文字通り人生が覚醒した。
今ではよき社長であり、よき父親であり、そしてよき夫だ。
帰り際、見送りする我々を車から撮ってくれた。
またな。今度は秋キャンプかな。