先週金曜の米国市場は、中東地政学リスクの急激な高まりを嫌気して株価下落でS&P500は1.46%安。
週末中にイランがイスラエルへミサイル等で報復攻撃を行ったが状況をエスカレートさせないよう良くデザインされたものだったことや、ここで手打ちにしたい旨のメッセージもイラン側から出ていたことから、イスラエルが再報復に出なければ自体は収束しそう(米国もそのように要望)との見方が優勢に。
東京市場はさすがに下落で始まったものの比較的落ち着いた値動きでTOPIXは小幅陽線で0.23%安にとどまった。
セクター別では、電力が投機的な資金も巻き込んで上昇率トップだったほか、非鉄など資源系も強かった。
一方、地政学リスク嫌気でっ空運の下落が目立ち、アステラス製薬の失望決算急落の影響で医薬品が下落率トップだった。
指数のテクニカル的にも難しい状況なので大きなポジションは取らないほうがよい局面かなとは思う。
今日は確定損益なしでした。