パンデミックと読書~5月のオススメ・紙の本の行く末~ | 雨の日も晴れの日も・・・~アロマとあなただけの童話~

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心に雨が降る日も、日差しが眩しい日も。
アロマとハーブで体と心のケアをさせていただく、傘のようなサロンです。
ご希望の方には、施術中にお客さまから伝わってきた、世界にたったひとつのフェアリーテイルをお伝えしています。

 

4カ月ぶりの図書コーナーです。


実はこの立ち位置が難しくてずっと考えていました。



新規のお客様もお受けしていた1月までは、みなさんにサロンで手にしていただけるかも・・・

 

という可能性があってのオススメ本紹介だったのですが。

今はリピーターさまのみの予約受付とさせてもらっているので。

 

なんだか…、サロンで手に取ってみてくださいね、という決め台詞に違和感が。



なので今回からは、


気になる方はぜひ、お近くの書店やネットから見つけ出して、紙の本の手触りを感じてくださいね
 

という決め文句でいきます。


早速今日から使うつもり・・・。

 

 

 

みなさまのお住まいの地域でも見かける光景かもしれませんが、

 

悲しいことは、私の自宅近くの本屋さんや、お気に入りの大型書店も軒並み閉店されていること
(これは新型コロナ以前からの話です)


電子書籍ももちろん便利で、紙にはない利点もあると思います。
 

ただ、私はやはり、「音とぬくもり」を感じられるのは紙の本だと思っています。
 

ページをめくる音
 

指にこもる熱
 

はさまれた栞で分けられる世界
 

あれ、さっきのとこもう一回読みたいな、と頁を返す指先に触れる質感

 

 

すべて、紙でしか味わえないもの。



もちろん、紙の本はすぐにはなくならないと思います。
 

でも、本屋さんの可能性もそこで働きたい人の夢もどんどん失われていく。

微力でも、本と寄り添う思いを言葉にできたらいいな、と、今月からまたこの記事をスタートします。
(ただ、今流行りのブックカバーチャレンジは、思うところがあり、バトンはお断りしています。)


今は、ネットからポチって配送してくださる書店も増えました。

本屋さんに行くのも今はちょっと…、という方にも、紙の本に触れる方法はありますよー。




ではでは。


今月は、こんな時だから読んでみたい本を3冊ご紹介音符




まずはコチラ↓

 

 


私たちの生活に欠かせない薬やワクチンがどのように作られたのか。


どんな人が作ろうと考え、どんな経過をたどってそれを産み出したのか。


これが読み物としておもしろいんです。


人々の伝記でもあり、歴史でも化学でもある。



そして勇気をもらえます。


新しいものが生まれるということは、闇に出口を作ることなんだなぁって。


厚めの本ですが、夢中で読めますよー。
 

読み終わるのがもったいなく思えるくらい。
 

ワクチンについて興味がある方はぜひご一読をキラキラ

 





そして日本で、そのワクチンの普及に奔走されたお医者様のお話がこちら。

 

 

 

ありったけの身銭と体力を削って、ただただ人々を助けたいという思い。

 

それでも、当時の日本でワクチンを広めることは、並大抵の努力では叶えられなかった。

 

 



読んでいて思ったのは、この当時と同じようなことが今の日本でも繰り返されているなぁと。


それでも、今も昔も夜明けを信じて、苦難の中を駆け回るパイオニアは存在する。


聞く耳もうなずく勇気も持ちたい、そう改めて心に誓いました。





では最後は、サロンのお客様に大人気なこの一冊。

 




新型コロナだけではもちろんなく、いろんな原因で人は亡くなる可能性があります。


努力や知恵で防げる原因もあれば、体質的なものや依存が引き金になるものも。


それをただ知っておく。


そうすれば、必要以上に怖がらなくてもよくなるのではないでしょうか。

 



人はいつか死ぬ。

でも私たちはまだ生きている。

いつか訪れるその瞬間のための知識。

読むだけで、毎日の生活が変わるかもしれませんよ。




今回は、パンデミックに関する本のご紹介でした。

気になる方はぜひ、お近くの書店やネットから見つけ出して、紙の本の手触りを感じてくださいね。