なかなか、いい感じの天気になるのではないかと思っていたら、期待を裏切られた感じです。しかし、それは当然でここは北アルプス。基本的に冬は天気が悪いのです。この日、冬型がかなり弱まりいい感じになるのでは。。。という天気図だったのですが、そんなに甘くはない。寒気が入ってきているのだ。ということで、雪舞う登山となっております。
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第3回目 雪舞う合戦尾根、燕山荘に到着
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登山口から、12本爪のアイゼンを装着して歩いております。ここは、北アルプス三大急登と言われる合戦尾根です。。。しかも、東側斜面の登山道なので雪が多いです。年末、年始で多くの登山者が踏んでくれているので普通に歩けますが。。。最初の登山者はかなりのラッセル歩きだったと思います。
そういう意味で、お正月の燕岳登山をやりたいという方は、日程を後半にズラすことで難易度が少し易しくなるということを知ってほしいと思います。
雪が舞っているので向こう側の山もほとんど見えないくらいの視界となっております。その上には本来ならば大天井岳などの白い峰が見えるはずですが。。。手前の小山さえもほとんど見えない。
YDくんと、KWSさん。。。じつは、ひとり、YDくんだけ大荷物なのです。そう、かれは山小屋に泊まらず稜線上でテント泊をしようと目論んでいるのだ。すごいですね。。。ある意味変態ですねぇ。。。えらい!
彼は、この厳寒期の稜線上でテント泊が実際どんなものが、チャレンジしてみたいということなのです。私も、その気持ちはすごく分かるのですが。。。お正月の登山はゆるりと楽をしたいということで、今回は2泊とも小屋泊です。
合戦尾根のベンチ。。。小さく"富士見ベンチ"と書いているがベンチは雪の下にうずもれております。
まっしろな世界。。。
合戦小屋に到着。。。
ここから先は、樹林帯を脱して稜線歩きとなります。
レイヤー(服)を一枚プラスして、いよいよ完全冬山装備へ。手袋(防寒のミトン)や、ピッケルなどを装着しました。
さすがに、北アルプス。。。
写真には、風や気温は写りませんが。。。かなりやばいです。
マイナス10℃くらいでしょう。。。さらに、強風であるため。。。体感はかなりのものです。
稜線あるき。。。谷に落ちないようにルートを守りましょう。
白い世界から、薄っすらと山小屋が見えてきました。
山小屋が見えてくると俄然と元気が出てきますね。
そうしていると、薄っすら。。。太陽も現れ始めました。
小屋前に到着。。。
すこしだけ、青空が現れ始めました。急速に天気が回復しつつあると感じます。
小屋へ。。。到着。暖かいです。。。謹賀新年。。。新年モードの小屋が我々を迎えてくれます。
つづく。。。
07:10 中房温泉
07:15 中房温泉登山口
08:15 第1ベンチ
08:50 第2ベンチ
09:25 第3ベンチ 09:45
10:05 富士見ベンチ 10:20
11:00 合戦小屋 11:20
11:45 合戦山(合戦沢ノ頭)
12:30 ベンチ12:34
12:55 燕山荘(受付、昼食、休憩)
15:00 燕山荘山頂アタック
15:10 いるか岩
15:30 めがね岩
15:40 燕岳 15:55
16:15 いるか岩
16:20 燕山荘
注:ちなみに、この山行は2019年お正月(2日~4日)の山行記録です。
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