少し前の時代まで、核兵器の脅威が身近なものとして感じられており、ノストラダムスの大予言もある意味支持されていたような時代、近い将来、地球が破滅するのではないかと多くの市民が漠然とした危機感を持っていた。
そういう空気のなか、さまざまな近未来空想小説が作られ一部が映像作品として登場した。その代表的なアニメ映像作品として「未来少年 ・ ・ ・」というものがある。私は幼稚園、小学校低学年時に、再放送をテレビで幾度か観た記憶がある。
今回のブログのテーマは「未来少年を考察する」ということで、この未来少年を再度、視聴しながらその世界観など、平成のこの時代から振り返って考察してみたいと思っております。
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未来少年を考察する #46
第23話「太陽塔」前編
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いよいよ、佳境に入ってきたように感じます。レプカ独裁となったインダストリアですが、コナン達がかき回して歯車が狂い始めます。
コナンが孤軍奮闘している間に、ダイスとジムシーは、実はいい仕事をしており三角塔内部のエネルギーコントロール室を急襲し制圧することに成功しております。
それに、よって装甲シャッターが再びあけられて地下住民達が一斉に三角塔内部に侵入してきました。農民一揆、奴隷の蜂起といった感じで、ある程度の秩序を保っている場合には少数の為政者で2重構造の社会を押さえつけ管理ができるのですが、一旦暴発してしまうと数の原理で一挙に逆転してしまうのです。まして、今回地下住民はレプカのために水攻めをくらい、まさに死ぬ寸前でしたのでみな必死に反抗するのは当然です。
レプカのことを急ぎ過ぎたがための失策といえるでしょう。
地下住民の蜂起も、緊急事態であるが、レプカにとって最後の切り札であるラナをめがけてコナンが突進してきているのである。
超人的な運動能力をもつコナンは三角塔の外壁を猛スピードで駆けあがってきます。
急いでラナを回収するとともに、コナンの動きを止めなければなりません。砲塔を部下に準備させてコナンを食い止めます。
コナンは、レーザー砲の操縦士をうまくまいて、隙をついて三角塔内部へ侵入していきます。
コナンは、なんども三角塔内部に入っているので迷うことなく三角塔内部の核心部へ一直線にすすんでいきます。（内部構造を理解しているとは思えないが。。。）
レプカとラナを追いかける。。。コナンとラナは、意識のなかで繋がっているのでしょう。。。コナンはレプカとラナが三角塔の最上部にいると勘づいて上部へ上部へと移動。縦通路を上がりきったらそこは、青空の上であった。
三角塔の上部に据えられている丸い構造物は太陽エネルギーを受けるためのパネルとなっており、まったくの曇りもない鏡となっているのでした。
どこかで、見たことのあるような風景ですが。。。（地平線までつづく塩湖に青空が写り込んでいる風景ですね）レプカがラナをフライングマシーンで連れ去ろうとしているところでした。
必死で逃げるレプカ！それを追うコナン。
為政者は、いつでも逃げる用意をしている。こんな突発的な出来事にもちゃんと脱出する準備ができてあるのが素晴らしい。
レプカの顔はどんどんと悪いキャラへと変貌しておりますが、ラナを人質にしてコナンの動きを止めてフライングマシーンに乗りこみ脱出！
これで一安心です。このあとどうやって、復活をもくろむのでしょうか？彼の頭の中にはある程度の構想がすでにあるように思います。
ラナを乗せた、フライングマシーンが飛び立っていきます。コナンは再び竪穴に戻り、配管を引きちぎります。
逃げるフライングポットに、一撃を加える。
ラナの乗るフライングポットが落ちていきます。
追いかけて飛びのり。。。
ラナを救出。
火につつまれるフライングポット。。。
三角塔からはダイスとモンスリー達が駆けて行きます。
ラナを抱えて、コナンはフライングポットの上部に出て。。。
ジャンプです。
無事にラナを救出することができました。
レプカのフライングポットは煙を吐きながら砂漠の方面へ。。。
ついに、爆発しました。レプカはどうなったのでしょうか？
そんななか、太陽塔の鏡面パネル上部には。。。
地下住民が大勢、勝利を喜んでいます。
三角塔は完全に民衆側に落ちました。
コナンとラナは皆に答えて手を振る。
拘束されていたラオ博士も助け出され、ラナと対面。
もはや、ラオ博士は眼も見えず、耳も聞こえず、ラナとのテレパシーでのみ外部とコミニケーションがとれる状態なのである。
そういう状態であるが、住民全員の脱出のためにラオ博士は太陽エネルギー復活のために動き始めるのである。
一方、モンスリーは怪我のため静養しなければならない立場となる。強いモンスリーが、弱くなっているのを見て、ダイスがモンスリーに恋心を持ち始めている。
名台詞
ダイス「モンスリー、こうして見ると君はなかなかの美人だよ」
モンスリー「もう、バカね！」
つづく。
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まきむく通信