未来少年を考察する #43 | まきむく通信(どうでもいいこと書いています!)

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少し前の時代まで、核兵器の脅威が身近なものとして感じられており、ノストラダムスの大予言もある意味支持されていたような時代、近い将来、地球が破滅するのではないかと多くの市民が漠然とした危機感を持っていた。

 

そういう空気のなか、さまざまな近未来空想小説が作られ一部が映像作品として登場した。その代表的なアニメ映像作品として「未来少年 ・ ・ ・」というものがある。私は幼稚園、小学校低学年時に、再放送をテレビで幾度か観た記憶がある。

 

今回のブログのテーマは「未来少年を考察する」ということで、この未来少年を再度、視聴しながらその世界観など、平成のこの時代から振り返って考察してみたいと思っております。

未来少年を考察する 初回記事へ

 

 

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未来少年を考察する #43

第21話「地下の住民たち」後編

 

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意識を回復したモンスリーを、レプカが呼び出しています。「モンスリーくん、みごとな戦果じゃないか!ハイハーバーも完全に我々のものになったかぁ」

モンスリーは、レプカにガンボートの損失と、敗戦したことを話していません。この時点でモンスリーの気持ちはインダストリアに対して従順さは持っていない。失敗を糊塗して逃げようとしているのか、それともすでに裏切りを決めているのか?それとも心が揺れ動いているのかもしれません。

 

レプカの方も、すでにモンスリーを信用していない。コナンと、モンスリーが一緒に飛行艇で現れていること、そして、その飛行艇はファルコから逃げていること。そして、なによりもコナンが気絶していたモンスリーを助けたということについて不信を持っているのである。

ふたりは、お互いに平静を装いながら、ほぼ間違いなくモンスリーは、レプカに更迭されるものと思われます。

 

ここで、レプカは、モンスリーに重大なことを告げます。

すでに、ラオ博士の身柄を確保しており、自分の手の内にあることを。。。

 

 

一方、

地下迷路の隠し通路に逃げ込めたラナ達は、地下住民のリーダーのものに匿われています。

地下住民たちの命の恩人であり、尊敬するラオ博士の孫娘であるラナは、ラオ博士と同じく大切な人物として扱われるのです。

 

ラナは、彼から(地下住民のリーダー、ブーケ)ラオ博士が、レプカに拘束されてしまっていることを告げられます。

ラオ博士は、秘密裏にインダストリアの長老たちに面会し、「インダストリアからの住民の脱出のためならば太陽エネルギーを復活をさせてもいい」と交渉に入ったのである。

その交渉を、レプカが武装局員をつかい拘束してしまったのである。ラオ博士は、レプカに太陽エネルギーを復活させるよう迫る。また、長老たちも、武力によりレプカの言いなりとなり、インダストリアはレプカの独裁となっているのであった。

 

 

ふたたび、インダストリア三角塔内部

レプカとモンスリー。

三角塔のコントロール室に、黒マスクの怪しい職員。

 

ラオ博士は、体を拘束され拷問を受けていたようなのである。

レプカは、独裁者となり強権をふるうようになり、なりふり構わない強権を発動しているのだ。作品でもかなりレプカの顔つきが悪くなっており、もはや、レプカが暴走していっていることを示している。

 

ラオ博士は、拷問によりほとんど意識がない状態で生きている。

とにかく、どんな拷問にも耐えて決して屈しない。

ラオ博士は、拷問に対しつねにこう答えるのだ。

「インダストリアはまもなく沈む。お前たちが武器をすて、市民、地下住民のすべてがインダストリアを脱出して新しい生活を始めるためなら、喜んで太陽エネルギーを復活させようではないか!」

 

レプカ:

「言うな!そんなお題目は聞き飽きた!」

レプカは、ラオ博士に言うことを聞かせるためにも、ラナを一刻もはやく拘束したいと、地下居住区の隔壁を破壊して水没させるように指示をだす。もはや、レプカは誰にも止めることができない。

 

モンスリーがここでひとこと物申す!モンスリーは変貌してしまったレプカをまだ理解しきれていいないのである。昔の身近な上司と勘違いをしているのだ。すでにレプカは全世界の独裁者となっている。。。

ラナを拘束して拷問したことろで、ラオ博士は言うことを聞かないのではないか?それよりも、ラオ博士の言うとおりに、我々が武器を捨てなければならないのではないかと。。。

その言葉にレプカは激怒!モンスリーを足蹴にします。

そうなのです。レプカが求めているのは権力であり圧倒的な力なのである。その権力を行使する場所としてインダストリアの存続が必要であり、そのために太陽エネルギーが必要なだけなのです。彼が、一番欲しているものは権力なのだ。(それが理解できていないモンスリー)

もともと、レプカの心は決まっていたが、ここでモンスリーを切ることを決める。局員を呼び、モンスリーを銃殺するように命令する。

 

一方、コナン。

コナンは危険人物として厳重に拘束されている。

 

いつものパターンだが、コナンのバカちから炸裂。

壁が抜けました。

 

 

銃殺される前に、コナンに会わせるようにモンスリーが頼むのである。彼らは、もともとモンスリーが上司だったということもあり、ついつい言うことを聞いてしまいコナンを拘束している部屋へ。。。

 

すると、コナンがいない。壁が変?

 

壁を調べていると。。。いつものパターンで。。。

 

ふたりの、監視員をやっつけます。

 

コナンは解放されました。

 

モンスリーは、ラオ博士の状態と、ラナはまだインダストリア側に捕まっていないこと、そして地下の居住区にいるのではないかとコナンに伝える。

 

最後の力を振り絞って銃の引き金を引く。

 

みごとにモンスリーに命中。

モンスリー:「インダストリアの弾も当たることがあるのね」。インダストリアの三角塔に警報音が鳴り響き、モンスリーは三角塔の窓を開けてコナンを逃がす。

 

集まってくる武装職員にモンスリーが立ちはだかる。

 

 

銃声が1発聞こえて。。。

 

コナンに向けて機関銃が乱射される。

 

コナンが逃げる。。。

 

 

つづく。

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