放てば手に満てり | へそくりのすゝめ

へそくりのすゝめ

2012年の秋に小さなお家を建てました
住宅ローン、ちゃんと返済できるかな?

夫とわたしと家とお金についての日記です

爆笑問題のおふたりが
パーソナリティをつとめる
テレビ朝日の「ぶっちゃけ寺」
お坊さんによるお坊さんだらけの
トークバラエティ番組。
普段は知りうることの出来ない
寺院での厳しい修行内容や裏話、
はたまた
お坊さんの普段着ファッションや
袈裟の下の意外な肉体美・・・♡
などを垣間みれるのがたのしく
ときどき観ています。

番組内ではお坊さんならではの
徳のあるお話も聞けるのですが
その中で知った
曹洞宗・道元禅師さまのお言葉

「放てば手に満てり(はなてばてにみてり)」

ふつう欲しいものは握りしめ抱え込み
「俺のものだ、わたしのものだ」
とするけれど
ほんとうに大切なもの欲しいものは
手を離しなさい。
放てばほら、手にいっぱい満ちますよ。


奥が深い、けれどストンと腑に落ちる
あたたかいお言葉に
目からうろこでした。

「喜捨(きしゃ)」という仏教用語もあり
喜んで捨てたところにもっと大きな宝物が
実は手に入っている

という、同じ意味があるそう。


先日、記事でご紹介した
「フランス人は10着しか服を持たない」
にも相通ずるものがあり、触発され
年末に体調崩して出来なかった
断捨離をすることに。
わがやにとって要らないものでも
誰かの宝物になるかもしれないと
喜んでリサイクルショップに持ち込んだところ
しめて5,840円で売れました!
手放したらホラ、宝物が✿

いやいや、
道元さまのお言葉はそういう意味ではないし
手放すものには「お金」(に対する執着心)も
ふくまれるのでしょうがね。
・・・難しいなぁ。


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