「風立ちぬ」やっと観てきました。
約束していた母との予定がなかなか合わず今頃に・・・
平日はもう空いているようで
のんびり鑑賞できてよかったです。
航空技術者・堀越二郎をモデルとした作品ですが
心配していた戦争色は薄かったです。
その代わり人間の探究心と創造力のたくましさに
あらためて感じ入りました。
それから、堀越氏と奥様が共に寄り添い
想いあう様子からは
愛することの尊さを・・・
心にじんわりと沁みる作品でした。
「賞を取るために映画を作っているわけではない
子供達を喜ばせるために作ってきた。
けれど、男の子用も女の子用も
すべて作ってしまったから
作るものがもうないのです。」
何かのインタビューでそのように
おっしゃっていた監督は
もしかしたら
むかし子供だった私たちのために
それから、すこしだけ、監督ご自身のために
最後にこの作品を作り上げたのでは
と思いました。
引退されてしまうのはとても淋しく
残念だけれど
いくつもの素晴らしいジブリ映画と
同じ時代に生きられたことを
心から感謝します。
たくさんの感動をどうもありがとうございました✿