60年代のオールドレンズに手を出し始めて、それぞれのレンズの発売時期やスペックを調べるために、日本写真機工業会発行の古い「カメラ総合カタログ」を手に入れました。
元々、カメラに興味を持ち始めた1972年以降はすべて持っていましたが、少し遡って1964年から1971年までの8年分を新たに入手しました。
季節ごとに年間4冊が発行されていたらしいですが、取り敢えず1年に1冊づつを確保し、元々持っていた分と合わせて1964年から2003年までの40年分のカメラ総合カタログが集まりました。
1964年(昭和39年)版を見ると、名機ニコンFの50㎜ F1.4付きが68,500円になっています。昭和39年の大卒初任給は2万円程度だったので、現在の感覚なら80〜100万円というところでしょうか。
面白いのは価格表示で、1972年までは「現金正価○○円」となっていて、この当時には高額商品のカメラは月賦で買うのが普通だったことの現れなのでしょう。その後、1973年からは「標準価格」に変わり、1989年からは現在と同じ「希望小売価格」になります。ここ数年では「オープン価格」という表示も増えてきました。
もうひとつ、探したものの見付からなかったものが毎日新聞社発行の「カメラ・レンズ白書」です。1979年版と1980年版は以前から持っているのですが、その他に1974年版もあるようで、何とか手に入れようと探したものの見付からず終いでした。
この「カメラ・レンズ白書」は千葉大学の研究室が各社のレンズをチェックしたもので、その光学性能が一目瞭然になるスグレ物です。機会があれば手に入れたいと思います。

