今回は、現在の子供たちの取り巻く現状が
どのようになっているかを3つの視点でまとめたものの
2つめです。
ちなみに、これは「講演会のレポート」ですから、
私の主張と少々違う部分でも、「こう思う」と書いています。
これは、私から見た藤原先生の意見であるという点をご承知ください。
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2つめは、高度消費社会であるということです。
これを言い換えると、何でも買える社会であるということです。
現代の子供には、お金で人の心さえ買えると思っている子もいます。
現に、ブランド品を身に着けるとはどういうことでしょう?
例えば、100万円のバッグ。材質や手間賃ではそこまでに遠く及びません。
それ程の値段になっている理由は、名誉やステータス。
その名誉やステータスさえお金で買えると
現代の子供たちは考えているのです。
何でも買えるという事は、何でも揃っているということ。
何でも揃っているということは、工夫をしなくても良いということです。
すると、前回でも書いた「思考を停止させる」という状態に陥るわけです。
また、現在の商品はとても品質の高いものになりました。
特に、日本の製品は壊れにくい。いわゆる”完成品”です。
その完成品に囲まれた子供が、就職活動をしたらどう考えるでしょうか。
仕事でさえも「完成されている」と考えるものです。
よく、藤原先生は生徒に「A社とB社はどちらが安全な会社だと思いますか?」
という質問を受けるそうです。
どちらが安全=倒産しないかなんて分かるわけがありません。
そして、入社して”仕事”が完成されていないことにびっくりして
辞めていくわけです。結婚もしかりです。
この2つのこと、チョー便利社会と高度消費社会が子供にダメージを与えています。
3つめは、日本は「成熟社会」に移行しているということ。
「成熟社会」とは、「成長社会」とは違います。
簡単に言えば、現在の発展途上国が「成長社会」、現在の先進国が「成熟社会」です。
「成長社会」では、国や企業が個人を引っ張り、
一つの方向に向かって進んでいく社会です。
ですから、進む方向性は明確で、答えは一つであることが多くなります。
この社会で必要なのは、情報をいかに処理するかという能力です。
一方、「成熟社会」では、成長社会と異なり、
個人が前に出てきて、個人の行動を企業や国がサポートしていく社会です。
個人がそれぞれの世界観や幸福感を目指すので、
答えは一つではなく、”正解”ではなく”納得解”を出す事が必要になってきます。
この社会で必要なのは、情報を自分に取り込んでいかに消化・吸収するか。
言い換えれば、情報編集力が必要となってきます。
明確な答えが無い以上、編集するためにはいろんなひとと
コミュニケーションをしながら解決していかなくてはなりません。
藤原先生は、情報処理力を「狭義の学力」、
情報編集力を「広義の学力」と捉え、現在は広義の学力が必要である
とおっしゃっています。
----続く----
ここまでが、子供たちを取り巻く現状についての講演内容です。
明日からは、以上を踏まえて「どうすればよいのか」という内容を
書いていきたいと思います。
‥早く自分の意見を書きたいです‥