海外移住、教育移住、自分のこれまで住み慣れたComfort Zoneをどんどん出てください | Olive Twigs

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日本にいても、世界のどこにいても、自分を生きる

 

子供に英語が流暢に話せるようになって欲しいから、海外に移住するとか、インターナショナルスクールに通わせるとか、様々な方法で、子供がなんとか英語をしゃべれるようになって欲しいと願う親御さんは多いようです。

普段慣れ親しんだ環境を離れて、海外に生活拠点を移す、つまり移住してみるとか、日本の学校に子供を通わせることより、英語や外国語の環境の学校に行かせるとかいうことは、私としては大賛成です。

日本人はもっと今の自分のComfort Zoneを出て、自分の持つ価値観が理解されない、思った通りに進まない、日本の常識が通じない、かすりもしないような環境に、勇気を持って身を投じてみてもいいと思います。そういうサムライ気質を発揮してみていいのではと、常々思います。傷つくことや失敗することを恐れず、そうなってもそれを糧にもっと大きなゴールを成し遂げたり、成功につなげていってみる、というくらいの意気込みがあってもいいのではと思います。

子供の教育のために移住するという理由で日本という住み慣れたComfort Zoneを飛び出して、そういう経験を親子でしてみることは、確かに子供に英語を身につけさせるということも叶うと思いますが、それと同時に想像もしていなかったアドベンチャーに飛び込み、そこに人生を預けていくことで、英語の習得以上に精神的に深く鍛えられ、人間として強くなるはずです。

それは、学生時代を終わらせて、本当の社会に出て行くような、でもそれ以上の次元の自分の変化を要求されることであるとも思います。

何より、自分から、自分が持つものを最大限に生かしながら、周りに働きかけていかなければ、たいていの場合はあちらから手を差し伸べてくれるということはありません。レイジーになっていられません。そういう意味で肉体的なタフさよりも、精神的なタフさが鍛えられますね。

日本人にそのタフさがもっともっと身についていったらいいのにと、色々な場面でよく感じています。