写真展:東京・TOKYO | ただ、過ぎに過ぐるもの
 
 
マルシェで楽しんだ後は
東京都写真美術館へ
 
 
 
 
2F 日本の新進作家 Vol.13
3F TOPコレクション展
 
テーマはいずれも東京
 
最終日だったので
かなりの人出
 
まずは2Fから
メガ・シテイ東京に取り組んでいる
6人の新進作家による東京の『今』
 
大都会の表の顔
路地裏の人々
つっぱる若者たち
 
今を息づく街や人の表情を
興味深く眺めました
そして
数十年後の変貌に
思いを馳せました
 
小島康敬『東京』2013
 
 
 
いよいよ 3F へ 
 
戦後から現代の写真家が
どのような切り口で
東京を記録し表現しているのか
興味津々です
 
都市の移り変わりを
じっくり観て回りました
 
三木 淳『無計画都市』1955
 
 
人懐っこい目と
虚無な口元が印象的な太宰治
林 忠彦『文士の時代』から 1946
 
 
塀を渡る猫の前足と真剣な面持ちが
なんともいえず可愛い
よくある町の光景
荒木 経憔『写真論』から1988 
 
 
大木と格闘している後ろ姿に
のどかさを感じてしまいました
大西 みつぐ『新木場』1989
 
 
ダンディな帽子を被っている
おじいちゃまが
写真を引き締めています
なんて素敵なおじいちゃまだこと
須田一政『千代田区・神田神保町』
1980
この一枚が欲しくて
わざわざ購入した図録
 
 
やはり私は
カラーよりも白黒に惹かれます
イマジネーションを掻き立ててくれ
静止画の世界に没頭できるからです
 
 
 
 
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