ただ、過ぎに過ぐるもの

現代アートに触れたくなって

鑑賞してきました

高橋龍太郎コレクション

於:東京都現代美術館


 

高橋龍太郎コレクションとは

 精神科医の高橋龍太郎氏(1946〜)が収集した

日本の現代美術3500点以上もの

現代アート界における

質量ともに貴重なコレクション

 

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展示会

(1) 胎内記憶

(2) 戦後の終わりとはじまり

(3) 新しい人類たち

(4) 崩壊と再生

(5) 私の再定義

(6) 路上に還る

と、作品を6つのコーナーに分類し

団塊の世代生まれのコレクターならではの

現代日本への批評精神溢れるものでした

 

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(1) コーナーの

草間彌生の作品は独特の魅力と迫力があり

横尾忠則の三島由紀夫の小説『豊饒の海』を

題材にした作品群には興味をひかれました

 

(4) コーナーの

千葉和成のダンテ「神曲」現代解釈集

地獄篤4-6圏 ─

福島第一原子力発電所ジオラマ(2011)

は、とても感慨深い作品でした

 

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撮影可能コーナーで写せた

作品を幾つか↓

 

奈良美智 無題 1999

 

 鈴木ヒラク《道路(網膜)》2013

 

工藤麻紀子 もうすぐ衣替え 2003

 

町田久美 訪問者 2004

 

展示風景より

左前:小谷元彦 サーフ・エンジェル

(仮設のモニュメント2) 2022

中央:鴻池朋子 皮緞帳 2015-16

右奥:青木美歌 ガラスと車 2007

 

伝説の作家だけでなく

最新の若手作家の作品もたくさん展示され

それらの中には、普遍性を持って

後世に残るものもあるに違いないと

私なりにそれらを探して鑑賞する

楽しさも味わえました

 

o l i v e