真夏日の旅 | ただ、過ぎに過ぐるもの

まるで真夏の先週末、
大阪&京都に行ってきました。
旅の大きな目的は、
関西勤務時代の高校同窓会。

私が情熱溢れる若かりし頃、
3年間担当した生徒たちと、
嬉しい再会を果たしてきました。
勉強も課外も最高に頑張った、印象深い学年。

どの顔にも見覚えがあり、
一緒に過ごした日々が、走馬灯の如くでした。
英語教育だけでなく、人権教育にも、
全力で取り組んだあの頃。

人間の自立は、精神的経済的自立あってこそ。
不平等な社会に目を向けて、
逃げずに戦って生きていこう。
自分にも言い聞かせながら説きました。

嬉しいことに、この言葉が、
分岐点にたったときの支柱になったと、
多くの卒業生が話してくれました。
私も頑張らなければ!

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目的を果たしたあとは、
あちこちをぶらぶら。

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京都は最高気温35℃
暑くて、暑くて、
鴨川ベリを歩いても、涼を得られず、
「鍵前良房」の葛きりを食べました。



冷えた葛きりが心地よく、
喉越しもよく、美味しくて、
瞬く間に平らげてしまいました。
これぞまさしく涼をよぶ。


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大阪も変わらず暑くて、
ふらふらしながら歩きました。
日陰を求めて入ったお寺は、
「太融寺」


境内を歩いていると、
松尾芭蕉の句碑がありました。
女流門弟の斯波園女を
白菊に見立てて詠った俳句です。



  
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暑かったけれど、
懐かしい生徒たち&友人たちと
旧交を温めることのできた
嬉しい旅でした。