コンフィデンスマン(詐欺師)家族~「コンフィデンスマンJP」7話感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

今話は、イイ話だった。

 

昨今は血のつながりだけが家族なのか?

を問う作品が多いよね。

「anone」とか、「となかぞ」もそうだったのかな。

 

カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した、

「万引き家族」

是枝裕和監督によると、

血縁だけではない繋がりを求めた人たちの話というのを

どうしてもやりたかった・・・そうな。

 

そして!そして!

「コンフィデンスマンJP」もこのタイミングで、

血縁とはなんぞや?をぶっこんできたよ。

 

「コンフィデンスマンJP」7話感想を♪

 

 

経済ヤクザの竜雷太の遺産を狙って、

18年前に家を出た娘になりすまし潜り込んだダー子(長澤まさみ)

 

キッカケはリチャード(小日向文世)

スリ師の女からスリ返ししたことから顔見知りに。

スリ師の女が、ダー子がなりすましている女。

愛人の子でいじめられ育ち、

父親も女癖が悪く相手にされずに家を出る。

父親の遺産には興味ナシ!

ということで、ダー子さん遺産ゲットするぜい!

 

だが本妻の息子と娘が家にはいる。

二人がダー子を疑いDNA鑑定するも、

そこはお見通しで先回りしてクリア。

 

本物娘、リカは卵アレルギーなのに、

卵かけご飯を食べようとするダー子さん。

 

ヤバイ!ヤバイ!

バレるところだったーーー!

リカ=ダー子の婚約者として屋敷に一緒に暮らす

ボクちゃん(東出昌大)の口に放り込んで誤魔化した。

 

本物の娘より新情報。

なんと!兄と姉は左利きのはず・・・

 

えっ!兄と姉と思っていた人たちも・・・

まさかーーー!

 

そう、こっちもコンフィデンスマン(詐欺師)だった。

巣鴨のキンタとギンコ。

 

ん?息子と娘が左利きだと知ってるはず・・・

ということは、竜雷太は偽物だとわかっている。

知らないフリしてるだけ?

 

心残りは、娘の花嫁姿が見たい。

ということで、ダー子とボクちゃんの結婚式。

嬉しそうな竜雷太。

 

なのに、偽物VS偽物が牽制し合いケンカをはじめちゃたよ。

竜雷太が怒り出す。

兄弟ケンカをするな!

 

やっぱり偽物の子供たちとわかっているようね。

 

そんな時、本物の子供が現れる!

チョイ役なのに前田敦子と中尾明慶を使う豪華さ。

 

本物子供曰く、遺産なんてない。

かまってほしくてないものをあるように言ってるだけ。

金庫を開けるとお金じゃなくて過去の女の写真が。

 

金がないのなら居ても意味がない。

巣鴨のキンタとギンコは家を出ていく。

そしてダー子も。

だが、ボクちゃんは、夢を見させたまま逝かせてあげるべきだと

留まり看取ってあげる。

 

竜雷太の遺言。

お手伝いさんに、棺桶には家族の写真を入れてほしい。

そしてボクちゃんには10億の証券を譲ると

金庫の暗証番号を教えてくれた。

 

この時点で、ダー子の計算通りが見えたね。

 

本物だと思っていた前田敦子と中尾明慶も子猫ちゃんだった。

すなわち劇団員。

巣鴨のキンタとギンコに遺産を諦めさせるため。

 

ボクちゃんが残ることも計算通り。

だって、ボクちゃんのボクちゃんたるボクちゃんだもね。

 

10億の遺産を手に入れたダー子だったが、

遺産を託されたのはボクちゃんは、

なんと!巣鴨のキンタとギンコにも分け前をーーー!

 

あれに招待。

あれは花火大会。

毎年、家族で楽しみにしていた花火大会。

 

偽物家族。

みんなが騙している詐欺師家族。

 

竜雷太の最期は、

オレの本当の家族の写真とともに。

オレの家族。

偽物家族。

 

自分と一緒にご飯を食べ、くだならい話をし、肩を揉んでくれた、

お金目的の偽物家族。

 

騙したつもりな者と騙されたフリしてた者が、

本当の家族になった。

 

お金つながりで下衆つながりでも、

幸せとは自分が決めるものなんだよね~

そう思えた、偽物家族物語だったわ苦笑

 

 

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

ランキングに参加中です。

応援クリックいただければ嬉しいです。