いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう一冊。 | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

おばちゃんになると(←あたし限定かもしれないが・・・)

恋愛小説が、こっぱずかしい。

 

よって、有川浩さん作品などは、

ちょっと・・・こっぱずかしい。

 

映画化もされ話題の「植物図鑑」も、

あまーーーい!

こんなのありえねぇーーーー!と、こっぱずかしいはずかしい

 

好きな人は好きな胸キュン話だと思うよ。

 

恋愛小説を敬遠していたのだが、

久しぶりに読んでもみようと手にした一冊。

 

「よだかの片想い」 島本理生

 

 

 

顔の左側をおおったアザ。からかいの対象にされ、

恋愛はあきらめていた。

けれど、映画監督の飛坂逢太と出会い、

世界がカラフルに輝きだす。

24歳にして恋愛経験値ゼロの理系大学院生アイコ。

女性に不自由しないタイプの飛坂の気持ちがまったくわからず、

時に暴走したり、妄想したり、大きく外したり。

一途な彼女の初恋の行方は…!?切なくもキュートなラブ・ストーリー。

(BOOKIデーターベースより)

 

読んでのolive第一声は、

 

いつかこの恋を思い出して

きっと泣いてしまう。

 

有村架純ちゃん主演、月9ドラマのタイトルなのだが、

まさに、こちらの本がふさわしいのではないかと思った。

 

こんな初恋したかったよーーーー!

あの時は思い出すと、思い出脚色が3割増しとなり、

自分の老後を彩ってくれそうなせつなさえーん

 

まさにリケジョ女子といえる、

凛として自分を対話することも忘れず、

一緒にいることは、相手を肯定することだとわかっているが、

それでは自分ではなくなると彼女が選ぶ答えが・・・

せつないが、潔く美しい。

 

ツイッター上で知ったのだが、

kawa理化なるもの推ししている大学があるそうな。

 

Kawa理科とは?

長岡技術科学大学発 未来の理系女子倍増プロジェクト.。

理科って堅苦しいものじゃない。

理系って男性だけのものじゃない。

もっと身近で楽しい理科へ。 もっとおシャレでカワイイ理科へ。

 

あたしの中でのリケジョは、「よだかの片思い」のアイコ。

凛として自分と対話できる女性。

身近じゃないから

美しいモノもあるのではないのか?

あたしゃ、そう思うのだが挨拶

 

いつかこの恋を思い出して泣いてしまいたくなったら、

読んで見てくださいな。