おばちゃんになると(←あたし限定かもしれないが・・・)
恋愛小説が、こっぱずかしい。
よって、有川浩さん作品などは、
ちょっと・・・こっぱずかしい。
映画化もされ話題の「植物図鑑」も、
あまーーーい!
こんなのありえねぇーーーー!と、こっぱずかしい
好きな人は好きな胸キュン話だと思うよ。
恋愛小説を敬遠していたのだが、
久しぶりに読んでもみようと手にした一冊。
「よだかの片想い」 島本理生
![]() | よだかの片想い (集英社文庫) 562円 Amazon |
顔の左側をおおったアザ。からかいの対象にされ、
恋愛はあきらめていた。
けれど、映画監督の飛坂逢太と出会い、
世界がカラフルに輝きだす。
24歳にして恋愛経験値ゼロの理系大学院生アイコ。
女性に不自由しないタイプの飛坂の気持ちがまったくわからず、
時に暴走したり、妄想したり、大きく外したり。
一途な彼女の初恋の行方は…!?切なくもキュートなラブ・ストーリー。
(BOOKIデーターベースより)
読んでのolive第一声は、
いつかこの恋を思い出して
きっと泣いてしまう。
有村架純ちゃん主演、月9ドラマのタイトルなのだが、
まさに、こちらの本がふさわしいのではないかと思った。
こんな初恋したかったよーーーー!
あの時は思い出すと、思い出脚色が3割増しとなり、
自分の老後を彩ってくれそうなせつなさ
まさにリケジョ女子といえる、
凛として自分を対話することも忘れず、
一緒にいることは、相手を肯定することだとわかっているが、
それでは自分ではなくなると彼女が選ぶ答えが・・・
せつないが、潔く美しい。
ツイッター上で知ったのだが、
kawa理化なるもの推ししている大学があるそうな。
Kawa理科とは?
長岡技術科学大学発 未来の理系女子倍増プロジェクト.。
理科って堅苦しいものじゃない。
理系って男性だけのものじゃない。
もっと身近で楽しい理科へ。 もっとおシャレでカワイイ理科へ。
あたしの中でのリケジョは、「よだかの片思い」のアイコ。
凛として自分と対話できる女性。
身近じゃないから
美しいモノもあるのではないのか?
あたしゃ、そう思うのだが
いつかこの恋を思い出して泣いてしまいたくなったら、
読んで見てくださいな。