陽射す中で惣兵衛さん逝く・・・の巻。
今話は、眉山家編でございました。
最終回間近くなると回想シーンが多くなるのが
朝ドラのセオリー。
「あさが来た」も、そのセオリー通りに回想シーンが
多く使われはじめました。
それは白蛇さんだったり、新次郎はんだったり・・・
走馬灯シーンで・・・
今回は白蛇さんです。
白蛇さんは肺の病だったようです。
肺炎なのか?
もう長くないとの医者の話で、
藍之助くんもお家に戻ってきました。
父の最期に間に合ってよかったね。
笑ろてます。
白蛇さんが笑ろてます。
笑ろてる顔に陽射してます。
すでに、仏さまになったように慈愛に満ちたお顔です。
このドラマ、光を使うのが上手いな~
光で、悲しみや、慈しみ、柔らかさ、強さ、弱さ・・・等々を
演出している。
今週のタイトル、「誇り高き人生」
白蛇さんの人生だったのね。
誇りあるええ人生だったと家族の前で語る白蛇さん。
旦那さまがいなくなると思うと、笑われしまへんと泣くはつ。
いつも自分を叱咤激励し続けてくれたはつが、
はじめて弱いところを見せてくれたと、
優しい顔で微笑む白蛇さん。
見栄とプライドでつくられ外から見ると立派に見えたものの、
実はハリボテだったと眉山家を、
笑いに満ちた場所へと変えていった白蛇はんとはつ夫妻。
回想シーンから見ると、その変わりがよくわかる。
はつにひとめ惚れだったと白蛇はん。
知ってる。ずっーーーとツンデレだったものね。
最初は、薄気味悪かった白蛇さんと、
こないな思いになると思っていなかったと語るはつ。
そうだね。視聴者も思っていたよ。
とにかく、はつ、白蛇さんのふたりの演技が素晴らしくて、
ちゃんと泣けたよーーー!
最近はヘンテコな発言しかしない!?ワカメ成澤先生が、
的を得たことを言いました、
生と死はあまり変わらない。
体は死しても、本当の体の奥にあるものは永久に滅びない。
それが、それぞれの胸の中にある思い出なんでしょうね。
誰にも奪えない思い出。
その姿をみせてくれた今話に涙。
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