加工三昧・・・ | オリーブ香房 ~風の中で

オリーブ香房 ~風の中で

コールドプロセス製法で無添加石けんを手作りしているオリーブ香房です。手作り石けんを使っていただいている方への伝言板として。。。そしてハーブを育てたり、季節の果物でジャムを作ったり、そんな日々の暮らしを・・・・ マジョラム

山梨の畑から戻ってからも、果物の加工に追われていました。
果物は新鮮な内に加工しないと、どんどん熟し過ぎて駄目になってしまいます。
暑い季節は特に早い…

果樹園にある畑へ行った時に、ミーシャさんから固い桃「おどろき」をわけてもらいました。
今年はやはり小動物に齧られてしまうので、止む無く早採りしたそうです。なので収量も少ないし実も小さいのだとか。
いつものように果肉の中に赤い筋が入っていませんでしたが、貴重な「おどろき」になってしまいました。

桃のコンポートには「嶺鳳(レイホウ)」か、この「おどろき」が一番!
固くて実のしまりもよく、普通の桃の概念とは違いりんごと梨をミックスしたような食感です。
煮崩れもしないのでコンポートにしやすい。
白ワインをたっぷり入れて大人の味にしました


山梨の道の駅でプルーンが一パックだけ残っていました…、あと一パックあればな~、と思ひながら購入!
そのプルーンのパックには「スーパー」と名前シールが貼られていました。
「サンプルーン」「シュガー」なら知っていますが、「スーパー」は初めて
そして、「プルーン スーパー」でネット検索したのですが、出ていませんでした!?
プルーンは「西洋すもも」とも言われるすももの仲間。
品種によってドライ用と生食用があり、日本で生産されているものはほとんどが生食向けだそうです。


果肉を縦に包丁を入れて捻ると簡単に2つに割れます。
種も小さいので果肉の量は意外と多い

皮付きのまま細かくカットして少量の水を入れて煮詰めます。
今回は実がごろごろと残っている程度で砂糖を入れ、少し煮詰めて終了。
この方がフルーツの感じが残り使い道があるかも知れません。
フルーツソースとか、ケーキに混ぜたり上にトッピングしたり…

畑を借りた頃は小さな苗木だったすももの受粉樹が大きく育ち、今年はたくさんの実を付けました。
このすもも、ハタンキョウ(とがりすもも)という種類で、完熟しても黄色で赤くなりません。
熟しては木から畑へ落下してしまうので、ジャムにすることにしました。
ネットで調べてみると、「ケルシー」のことのようで今は栽培農家が減り、山梨県で栽培されてはいるものの量も少なく稀少品種だとか


果皮が緑色→黄色と熟しているかの判断がつきにくいとも。。。
少し柔らかければ熟しているようなのですが、確かに見た目ではわかりにくい…
固いものはエグミがあるので、少し追熟させてからこちらも実がゴロゴロのコンフィチュールにしました。(煮詰める時間が短縮できていい)
味はすももと同じです。


桃のコンポート2瓶、プルーン1瓶、ハタンキョウ2瓶出来上がりました。
果物は置いておくと、熟しすぎてしまうので、鮮度優先…
なので、何を置いても先に作らなければならないので、何種類もあるとそれなりに時間がかかります
やっと、これでジャムやコンポートも作り終えたのでちょっとホッとしています。


採れ過ぎた黄色のミニトマト…、熟れすぎてきたものは人にも差し上げられないし
これはミニトマトを気にしていた夫に下請けに出しました
二つに切って、鍋で煮詰めるだけの簡単作業。
それを消毒した瓶に詰めるのは私。
ここまでやってくれれば本当に助かるのですが…
黄色のトマトソース、どんな料理ができるのでしょうか。
娘なら何か考えてくれるでしょう