★ONSEN★の徒然!!サブカルチャー中毒!ブログ★ -38ページ目

気にしてないんだから

「とあるOLの憂鬱な朝」



『ーーごめんなさい、今日の占いワーストワンはおとめ座のあなた!
何をやっても空回り、ケアレスミスが大惨事に繋がるかも!
ラッキーカラーは白。何かあったら拳をポケットに入れてギュッと握ってみてー…』
ブチッ。テレビの画面は一瞬で真っ暗闇。ふん、してやったり。
朝の貴重なこの時間。
なんとなしにザッピングしながら歯磨きをしていたら耳に飛び込んで来たのは、

8月27日生まれの私をピンポイントで狙ってきたかのような、この占い。
女子アナの高い声がいつになく耳障りで、おまけに恨めしく感じた。

が。
占いなんて気にしていたら世界中のおとめ座の人間はどうなるっつーの。
全員がケアレスミスをして大惨事を招き、大混乱に陥るとでも?
馬鹿らしいったらない。
私の心を一瞬でも不快にさせた罪は重いぜ。

なんて事を考えながら、仕事着に着替え、いつも通りに出社。

「おはようございます、先輩」
「ん、おはよー」

可愛いくて時々憎たらしい後輩が声をかけてくる。いつもと全く変わらない、朝の風景に安堵する。
「先輩、今日はプレゼンですよね。頑張って下さいね~ぇ」2つ下の後輩はニヤニヤしながら応援とも嫌みともとれる言葉を投げかける。
「言われなくても頑張るっつーの」

そう言った後、軽いため息一つ。あの脳みそが凝り固まった中年共をどう納得させるか。
それが問題だ。
シェイクスピアの戯曲のような思考に一人ごちる。

「それにしてもー」
後輩は言葉を続ける。
「珍しいですよね、先輩が白いスーツだなんて」

「…そうかしら。」
気づけば、私は手をパンツのポケットに入れて、軽く握りしめている。

嗚呼。
占いなんて、見るんじゃなかった。この私が何かに縋るなんて、末代までの恥だわ。
…あの女子アナ許すまじ。

その頃、某テレビ局の看板アナウンサーは、いいしれぬ不安と悪寒に一人恐怖を覚えていたとかいないとか。



★解説★
いわゆるキャリアウーマンの、憂鬱な1日。
何かに縋るなんて馬鹿らしいと思いつつ、ふと目にしてしまった占いに左右されるなんて、可愛らしいですね♪


なんかOLシリーズしか見つからない。懐かしいショートストーリーだぁ…。

草食系は嫌いなの

「OLの気持ち」

愛してます。
好きです。
付き合って。

それだけ?

耳にタコが出きるほど聞いた、時に甘ったるく囁かれ、

時に激情的に叫ばれた言葉たち。

嗚呼、なんて平凡。
もう飽きたわ。そんな言葉だけの男なんて、荼毘に付してやりたいくらい。
そんな少女漫画にでてくるような、言葉だけで胸が一杯お腹一杯になるような、

綺麗で無垢な年齢は

とうに過ぎたの。

もっともっと、証明して見せてよ。
もっともっと、貪欲に、獲物を喰いちぎり蹂躙する野獣のように。
さあ、感覚を研ぎ澄ませて。

狡猾で下卑な私を暴いてみせてよ。

屠ってみせて。

女はね
いつだって
狩られるために
罠を張っているのよ。




★解説★
女性ってこういう魔性な所、ありますよね。
草食系男子、ご用心。

これは昨年なんとなしに書いたショートストーリーです。
平凡なOLだって、魔性を秘めてると思って。
だって、女だもんね。

あ、駄菓子菓子高校の記録が見つかりません。
見つけ次第アップします~

都立駄菓子菓子高校1ーZ組日誌より抜粋

エピソード0

2×××年
3月某日ー。
東京都内某中学校。

「ねえ団子、高校はどうするんだい?」

美少年と呼ぶにふさわしい、凛とした面持ち。

髪の色は綺麗な亜麻色、目鼻立ちは黄金バランスと言っていいくらい

整い、加えて唇の形も、その唇の鮮やかな朱も一級品。そこらへんのお姉さんなら

この少年の唇をいたずらに、いや本気で奪ってやりたいと思うほど、男とは思えない

位ふっくらとしていて、その朱は妖しく潤い、輝いていた。

彼は「完璧な容姿」を持っていた。


その完璧で、品の良いふっくらとした唇から、

冒頭の質問はこぼれ出た。


彼の隣の席に座る、これまた超絶美少女に向けて。


「行くわよ、あんた一緒に受験したじゃない。

忘れたの?脳内メモリが足りないなら付け足してあげるわよ」

美少女と呼ぶにふさわしい、荘厳な面持ち。

髪の色は黒曜石のように輝く美しい艶やかな黒。

目鼻立ちは先ほどの彼と同様、黄金バランスと言っていいくらい整い、

毒舌を吐いたその唇は美しい弧を描き、そこら辺の野蛮な男なら

すぐにディープキスをかましてやりたいと思うほど、妖艶で人の心を惑わす

神秘的な真紅の色で輝いていた。

彼女もまた、この上ない「完璧な容姿」をもっていた。


「タダなら付け足して欲しいけど。」


彼はそっけなく、しかし本気で言う。


「冗談よ。脳内は流石に無理だわ、外部メモリならなんとかなるけど」

彼女はほぼ無表情で、肩の辺りで綺麗に切りそろえられた

髪をいじりながら、そう答えた。

何となく、冗談の方向がズレている。

「うん、そうだと思った。で、僕が聞いたのは高校に行くか行かないかじゃなくて、

高校もそのホログラムでやり過ごすのかって事なんだけど」

彼は淡々と対応する。

「勿論」

彼女はそう、無駄なく端的に応える。

「昨日なんとなく思ったんだけど、高校は単位制だから、

体育は出席しないと卒業出来ないんじゃないかな?」

彼は、彼女から視線をはずし、窓の外の校庭をなんとなしに見やりながらそう言った。

「……盲点だったわ。あんた女装して出てよ」

彼女はとんでもないことを大真面目に、しれっと言ってのけた。


「一年目はいいかもしれないけど成長期だからそれはキツいよ」

彼は、冷めた表情を変えることなくこれまた淡々と言葉を紡ぐ。

別に女装が嫌だと言うわけではなく、単に身体的に無理があるからと言う理由で断る。

彼の目は校庭でバスケットボールをしている少女達を追っている。


「…憂鬱ね、体育なんて下らないわ。自分の体位自分で管理出来るのに。」

彼女は物憂げに呟く。髪の毛を弄ぶしぐさは止まっていた。

変わりに腕を組み、悩んでいるポーズをとる。


「まぁ、ホログラムじゃぁ物に触れないしね…

バスケとかボールがすり抜けるでしょ。」

彼は、あ、あのセンターすごい、と思いながら話を続ける。

「…演算の結果が出たわ。体育のある日だけ登校する。」

彼女は、これでもかと言うくらいイヤイヤそうな顔をして答えた。

彼女の手は、再び髪をいじり始めた。


「それがいいね。僕も女装はさすがに無理があるし。」

彼は、それが一番だと言うニュアンスを含めて答える。

あ、あのポイントガードもすごいな。そんな思考も同時進行しているが。

「そういえば金時、私達どこの高校行くんだったかしら」

彼女はそう言った。


「…自分の外部メモリ増やしたら」

彼はようやく窓の外から目を離し、話し相手である彼女に目をむけ

、彼にしては珍しい、イヤミともとれる発言を一言呟いた。



続く。

ホログラムとは何か?金時と団子の関係は!?

駄菓子菓子高校の物語はここから始まる!!



くだらねーーー!!!