厨房でネズミが出た。
古い厨房なのであちこち穴だらけ。
ネズミも喜んで出入りする。
だいぶ前に施設管理のおっちゃんに相談したら
『粘土でも詰めちょけ!』
と言われたので、
それ以来、穴を見つける度に粘土で埋めている。
とりあえず粘土を取りに行こう。
粘土が置いてある場所は、通称タバコ部屋。
ここは病院なので、もちろん敷地内禁煙。
タバコ部屋は、ギリギリ病院の敷地外に建つプレハブ小屋。
ここの中で職員が毎日こっそりタバコを吸っている。
部屋の位置的にだいぶアウトな気がするが、一応敷地外なので喫煙OKだ。笑
粘土を取りに行ったら、タバコ部屋の扉が開いていた。
誰かいる。
休憩中いきなり入るのも失礼なので、
『失礼しまーす!お疲れ様でーす!』
あえてデカい声で挨拶した。
中にいたのは…
4階のH看護主任(笑)
なんだ、早く動けるじゃん( ´ ▽ ` )
H看護主任が、こんなに慌てたところを見た事が無い。笑
最後の気をつけがっ(>▽<*)ww爆笑!!
H看護主任『なんでここにいるんですか?!』
oli「ねずみが出たんで。粘土取りに来ました( ´∀`)」
H看護主任『は⁈』
管理栄養士の仕事って、色々あるんだよ。笑
この時、朝9時35分。
oli「今日は、もしかして深夜でした?」
H看護主任『はい。深夜明けです( ´ ▽ ` )』
oli「じゃあ、勤務終わりじゃないですか。帰って吸えばいいのに。」
H看護主任『これから面談なんです笑』
めんだん( ´ ▽ ` )?
休憩時間に突撃して可哀想な事をした。
隠さなくてもここでタバコを吸っているのは新人職員以外はみんな知ってる。笑
時々ドクターが叱りに来る事があるらしい
ここは患者の立ち入り禁止エリア。
職員はいいが、患者はダメ。
アルコール依存症の患者さんは喫煙者が多い。
タバコが吸えないイライラで退院する人が急増。
そして入院患者が少なく、赤字経営中。
ダメなのはわかっていても、患者さんにもこっそりタバコを吸える場所を用意してあげて欲しいと思ったりする。