■不朽の名作「ロミオとジュリエット」を観た!
先日、新国立劇場で、舞台「ロミオとジュリエット」を観劇しました。
素晴らしくよかったです。
歌が素晴らしいし、ダンスも見ごたえあるのですよね。
メインキャストだけでなく、
周りを固めているダンサーの人たちが、とにかくダンスがうまい。
「すごくいいものを観た!」と感じさせてくれた舞台でした。
(いい舞台って、観終わった後の数日間までずっと余韻が残るんですよ。
心に響いたからなのでしょうね)
ロミオ、ジュリエット、その他メンバーもWキャストなのですが、
私が見たのは、このメンバーでした。
朝ドラ「ブギウギ」水城アユミ役を演じた吉柳咲良さんの歌が、抜群にうまいんですよね。
聴き惚れてしまいました。
ロミオ役の岡宮来夢君もいい声をしていて、素晴らしかったです。
↓これはロミオ役・小関裕太君、ジュリエット役・吉柳咲良さんバージョン。
「ロミオとジュリエット」といえば、不朽の名作ですが、
現代版の舞台では、ロミオもジュリエットもスマホを持っているんですよ(驚)。
それでも、すれ違う。
いや、スマホを持っているからこそ、
「相手に伝わっているはずだ」と過信して、すれ違ってしまうことも…。
それが、個人的には、興味深かったです(笑)。
◇
大人になって、「ロミオとジュリエット」を見ると、解釈が少し変わったのが、発見でした。
ストーリーはこのサイトに書かれていたので、ご参考まで。
もともとロミオとジュリエットは、それぞれ争っている名家の子供。
あるとき、「ロミオの親友」と「ジュリエットのいとこ」が争っていて、
ロミオは両者を止めようとするけど、親友が殺されてしまう。
ロミオは両者を止めようとするけど、親友が殺されてしまう。
それにロミオが怒って、
衝動的にジュリエットのいとこをナイフで殺してしまうんです。
殺める気はなかったのに、カッとなって行動に出てしまった、と…。
若い頃は、「そんなことも起こり得るよね。
可哀そうなロミオ、そしてジュリエット…」なんて思ったのですが、
大人になってから見ると…
いやいや、それでも、やらないよなぁ?
人を刺さないくらいの「理性」は大事でしょう?と。
そう思ったとき、改めてロミオとジュリエットの年齢を調べたら、
舞台の設定だとジュリエットは16歳、ロミオはもう少し上くらい。
でも、原作だとロミオは16歳前後、
ジュリエットは驚きの13歳だったんです(驚)。
それならちょっとだけ、「あぁ、なるほど」と思うところもあります。
純粋でまだ未熟だからこそ、魔が差しやすいところがあり、
若さって怖いものでもあるよなぁなんて感じました。
いくつになっても純粋な心を持っていることは、
大切なことなのだけど、
そこに「心の強さ」「流されない強さ」がないと、
欲望や感情に振り回されるし、
悪い存在にとりつかれる、というか。
(実は、この舞台でも、常に「死(死神)」が出てきて、踊っているのですよ。
ある意味、とりつかれているのですよね。
低い波動と低い波動同士で結び付いてしまう、というか)
実は、そんな「人間の未熟さ」を描いた作品だったのか、と。
単なる「悲劇の恋」「争うことのむなしさ」というだけではなく。
特に、この舞台では、
一見、悪そうなキャラクターでも本音を吐露するような、
切ない思いが描かれていて、
1人1人の役に奥深さがあって、見応えがありました。
(ジュリエットのいとこ、そして、ジュリエットのお父さんが切ない…)
だから、人気若手俳優たちによる、
ファンが喜ぶ舞台でもあるのですが、
大人が見ても見ごたえのある作品なのです。
◇
この舞台は、20代の若いキャストが多いのですが、
最近、見ている舞台とは違った「輝き」がありました。
始まる前から、幕の奥(舞台)から出てくる、
“なにかワクワクしたエネルギー”を感じたんです。
出演者みんながすごくキラキラしていたのですよね。
夢に向かってまっしぐら、という感じで。
こういうエネルギーが味わえるのも、舞台の素晴らしさなのだと思いました。
楽曲が素晴らしいし、ミュージカルが好きな人にはオススメの舞台でした。
(まだまだ公演は続くので、ぜひ、見てみては?)
★ご参考まで!
吉柳咲良 ハートの強さ満開「逃げないことは絶対」
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