上野に出かけました。
最 初の目的は・・・
覚 悟はしてましたが ”キトラ古墳” の方はかなりの待時間でしたね。
もう一つの今日の目的・・・・
竹マリンバ
”竹の音” に魅せられて・・・
この楽団はテレビで見て知ってましたが
録音と実際に聴くのとでは大違い!!
とても素晴らしい ”音色” でした!!
言葉で表現するのは難しいのですが・・・
まぁるくて あったかみのある・・ ほんわかした音色とでも言うのでしょうか?
自然の素材ゆえにかもし出す風合い・・・
”竹” は言わずと知れた ”円筒形” をしています。
あたかも最初から楽器になるべく最良の響きを創り出す形をしていたのですね!
ちょうど良い堅さ・柔らかさ加減が生み出す 心地よい音色!!
日本の工業製品は非常に良く出来ていると評判ですね。
高品質の物をむら無く均一に生産できる量産技術がある。
よく練り直した設計図を元に1ミリの誤差も無く 厳しい検査に合格した物だけが
世に出まわるのでしょう!
今ここにある ”竹” というものに目を向けてみます。
天然の素材ですから 太さ・厚み・形状 すべて一様でなく
ベルトコンベアーにはのりません。
いわゆる人間の感覚だけを頼りにする ”手仕事” というもので出来上がっています。
それゆえに製作者の技量に頼るところが多く
できたものは不均一で微妙なニュアンスを数多く含んでいます。
そういうところに魅せられるのでしょうか?
マウイマリンバ
スポンジ状のもので開口部を叩きます
まるで生きている様な ”息吹き” を感じさせる音色です!
インドネシア ジャワ島西ジャワ アンクロン
指先でつまんで振わせます
横棒で吊下げ 下の竹と触れて音を出す
これは同音② オクターヴ① の計3本
他もあります
東京楽竹団 ”そらたけ” 熱演でした!!
以前、古建築の修復を専門にしている大工さんの話を聞いたことがあります。
一見同じ寸法に見える部材も古いものでは バラバラなのだそうです。
それを如何にかしてまとめるのが棟梁の腕の見せ所なのだそうです。
その方の言うには 工場でキチッと出来た部材で図面通りに出来ても
味も素っ気も無いと・・・
ベトナム タイグエンの民族楽器
クロンブット トルン
篠竹で作られる 日本の ”篠笛”
お祭りでよく見かける笛です
京都の竹材店より手に入れたものです
何故この様な模様が出るのか不思議?