授乳中に紅茶キノコ(コンブチャ)は安全か? | ドゥーラのりこ

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オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

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こんばんは。

マッサージセラピスト&ドゥーラのエイミーズ紀子です。


今日は人生初めての交通事故に遭ってしまいました!

車の運転には自信はないけど、「交通事故なんて、まだ遭った事がなーい。いざ遭ったら、どうしたらいいのかも、わかんないなぁ~」、なんて暢気に思っていたのが数日前。


事故る直前って、スローモーションになる感じなんですね。


ドカーン!と音が鳴ってから現実に戻る、というようでした。


雨も降っていたので、視界も悪かったのですが、右左確認してから、大きな道路に入ろうとしたら、右から車が猛スピードで! 

横からぶつかりました。

直ぐに、男性4人が車から出て来て、「大丈夫ー?!」と。

「大丈夫だけど、ショックよー!」と言って、私も車から降りると、他のおじさんも加わってきました。(後から聞くと、「女1人に、男性4人だったから心配でヘルプしたかった。」だそうです。優しいなぁ。)

もたもたしていた私のせい?(私の悪い癖)
それとも猛スピードで来てた車のせい?(あの道路のスピード制限超していたと思う。)

多分私の不注意だなぁ~。反省反省。

まぁ、怪我人がいなかったから良かった。(私の首は少し痛いのですが...)


私の車は、廃車までは行かないけど、運転出来ない状態。

そんな車を雨の中、皆が押してくれたり、初めての交通事故である私に、大丈夫大丈夫と言って、説明をしてくれた皆さん。
後から加わってきたおじさんは、家まで車で送ってくれました。

あまりにも皆さん優し過ぎて涙がポロリ。

男性とは、やはり女性の涙に弱いですね。皆さんをオロオロさせてしまいました。(いや、決してこれが狙いではありませんでしたよ!笑)

日本だったら、こうゆう場合って、直ぐに保険会社に電話して、後は、保険会社に全てお願い、なのでしょうが、こっちではそんな簡単なものではないのですね。

まぁ、私は、この後、全て旦那に任せてしまいましたが...(直ぐに電話に出なかった旦那には、なぜかちょっとムカッとなってしまいましたが...反省)

皆さん、特に雨の日は、安全運転を心得ましょう!



さて、よく聞かれる質問なのですが、ブログ記事として回答させて頂きます。

「授乳中にコンブチャ(紅茶キノコ)を飲んでもいいですか?」

という質問です。

コンブチャ(紅茶キノコ)の詳細は、こちらから。

コンブチャはプロバイオティクスが豊富に含まれています。(基本的に発酵ものはプロバイオティクスが豊富ですね。)

授乳中は、プロバイオティクスが非常に重要です。

出産時に医療介入があった場合(特に帝王切開、鉗子、吸引、抗生物質等の使用)、赤ちゃんの腸内の悪玉菌と善玉菌のバランスが崩れます。

ゆっくりと時間をかけて膣を通ってきた赤ちゃんは、お母さんの膣内の細菌(良い菌ですよ☆)を体内に取り入れる事が出来ます。

そうであった赤ちゃんでも、出産中や産後にお母さんが抗生物質を飲んだ場合、母乳を通して抗生物質が赤ちゃんへも行き渡ります。抗生物質は、腸内の貴重な善玉菌を殺します。

ですから、こうゆう場合、赤ちゃんの善玉菌が減り、悪玉菌が増えます。(消化力や免疫力が下がり、最悪な状態です。)


この崩れた腸内菌バランスを整える為に、プロバイオティクスが役立つのです。


プロバイオティクスの粉(薬局で売られています)をお母さんが摂取するのも良いのですが、紅茶キノコ液ももちろんプロバイオティクスです。

授乳中にプロバイオティクスを摂取した場合、赤ちゃんの腸内の善玉菌、悪玉菌のバランスが良くなり、消化力や免疫力が上がり、アトピー、アレルギー、便秘、ウィルス感染症等の予防が出来ます。


紅茶キノコは授乳中に飲むべきです!(或は、プロバイオティクスの粉)


ただ、いくつか注意点はあります。

紅茶キノコ液を妊娠中にも飲んでいた方は、何の問題なく、授乳中でも通常通りに飲んでいただいて結構ですが、妊娠中に紅茶キノコ液を飲んだ事のない方が、いきなり授乳中に飲み始めるのは、少し注意が必要です。

というのも、紅茶キノコはデトックス効果も強いからです。

普段から紅茶キノコを飲まれている方は、効率的に毒素を体の外へデトックスしているので、毒素はあまり体内に溜まりません。溜まるとしても、少量です。

今まで紅茶キノコを飲んだ事のない方(特にデトックスをしたことのない方)がいきなり大量に飲むと、体内に溜まり過ぎていた毒素がいっきに出て、体が対応出来なくなる事がまれにあります。(頭痛がしたり、吹き出物が出たり、吐き気、下痢等、いわゆる好転反応ですね。)

ということなので、今まで飲んだ事がないけど、授乳中でも飲んでみたいという方は、少しずつ飲み始めて下さい。


もう一つの注意点は、紅茶キノコ液は、その名の通り、紅茶や緑茶で作るのが一般的なのですが、紅茶や緑茶はカフェインを含みます。
ですから、飲み過ぎに注意です。
もちろん、カフェインは母乳を通して赤ちゃんにも行きますよ。(カフェインだけでなく、基本的に全てが赤ちゃんへ行きます。農薬とかもね。)

カフェインの含まれないハーブティー、例えばルイボスティーやカモミールでも紅茶キノコ液(コンブチャ)は作れます。

授乳中は、出来るだけカフェインが含まれないハーブティーで紅茶キノコを作っても良いと思います。(もちろん、赤ちゃんの為に、農薬のついていないオーガニックでお願いします。)

又は、紅茶でも、ほとんどのカフェインが最初の2~3分間で出てしまいますので、紅茶キノコ用の紅茶液を作る前に、別の容器で紅茶の葉っぱを2~3分間熱湯に浸し、それから、紅茶キノコ用の紅茶を作る、という手もあります。(自然にディカフになります。)


最後の注意点は、アルコールについてです。

紅茶キノコ液は、とても低いのですが、アルコールが含まれます。
発酵の仕方にもよりますが、少なくて0.3%、多いと2.5%。平均的には0.5%だと言われています。

でも、ほとんど気づかないぐらい低いです。
気になる方は、アルコールが酢になるまで発酵させれば、アルコール度はなくなります。(結構酸っぱい味になりますが。)

発酵ものには、アルコールが発生するのは当たり前です。
手作りの味噌、キムチ、塩辛、醤油等にも、発酵中にアルコールが発生します。

紅茶キノコを飲んで、「あれ?なんだかアルコールが多く含まれている感じがするかな?」と感じたら、多めに飲まないように。


ですから、私の回答は、

妊娠中から紅茶キノコに飲み慣れている方で、カフェインとアルコールに注意しながらだったら、授乳中に紅茶キノコを飲んでも安全。むしろ飲むべき。」です。

紅茶キノコに飲み慣れていない方の場合は、少量から始め、様子を見ながら増やしていくのが賢いですね。

紅茶キノコのことをあまり知らない方々(特に医療機関)は、発酵ものは危ないとか、変な菌に感染するリスクがあるとか、いろいろと言って、授乳中はダメ!と言いますが、野菜についている農薬とか、大量生産家畜動物の成長ホルモン剤とか抗生物質とか、お母さんが髪や肌に使うケミカルコスメとか、そうゆうもののほうが、赤ちゃんにとって危ないんですけどね...


余談ですが、授乳中に紅茶キノコを飲むと、赤ちゃんのうんこも紅茶キノコの酸っぱい匂いがしますよ。(母乳100%の場合) 
これは、赤ちゃんの腸内菌のバランスが良い証拠です☆


新鮮なオーガニック紅茶キノコは、こちらで購入出来ます。