眠れない夜の大人の飲み物  | ドゥーラのりこ

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オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

初めてこちらのブログを読まれる方は、こちらをまずお読み下さい。

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こんばんは。

マッサージセラピスト&ドゥーラのエイミーズ紀子です。


皆様、最近よく眠れていますか? 深く眠れていますか?

満月の日はもちろん、満月の数日前と数日後は少し寝付きにくくなるのが自然です。
特に月の周期と月経周期がシンクロしている女性は影響を受け易くなります。

寝付けにく夜でも、眠りやすいようにする方法は沢山ありますが、その中でも私のお気に入りが...

South African Toddy (南アフリカ風トディー)

です。

Toddyとは、温かい飲み物に少量のアルコールを入れた飲み物のことをいいます。

南アフリカのスタイルでは、ホットミルクに、動物性脂肪(ギー、バター、ラード等)、ターメリック(ウコン)、シナモンを入れて温め、最後に、蜂蜜とブランデーやウィスキー等のアルコールを入れます。

これが良く眠れるんです!!

私の場合、お酒なんてほとんど口にしないので、たまに飲むと、直ぐに寝てしまう、というのも理由なのでしょうが...

ホットミルクは古代からの睡眠薬です。

乳汁には、トリプトファンという必須アミノ酸が多く含まれているのですが、これが体内でセロトニンというものに変わります。そしてこのセロトニンは、脳内でメラトニンという物質を分泌する上で非常に大事なんです。

健康マニアなら誰でも知っているとは思いますが、メラトニンは、不快睡眠を可能にするものです。
その他、メラトニンは体内のホルモンのバランスも正常に調整し、抗酸化作用もあるので、アンチエイジング(老化予防)の効果もあります。

母乳を飲んで、すぐに寝てしまう赤ちゃんを見るだけでも、動物の乳汁は睡眠作用が強いことは分かると思います。

あ、前もって言いますが、もちろん、ホルモン剤や抗生物質が入った牛の牛乳(一般にスーパー等で売られている牛乳)は、私もお勧めしませんよ。

そのような環境ではなく、自然な環境で、草が主な餌で、のびのびと生きている動物の乳汁しか、私はお勧めしません。

手に入るのなら、生乳(熱消毒も全くされていないもの)を強くお勧めします。

オーストラリアでは、クレオパトラミルクが無熱処理で、しかもオーガニックの生乳です。(健康マニア店で購入可能。)

ヤギのミルクは、種類が沢山ありますが、これも健康食品店で購入出来ます。(スーパーで売られているものは熱処理されていて超マズイです。)

市販の牛乳(熱処理、特にホメオジャナイズされているもの)は体に悪い点が多過ぎるので、お勧めはしません。


オーストラリアでは生乳が手に入り易いので、是非!

日本では、北海道の「想いやリ牧場」が唯一、生乳を販売出来るほど素晴らしい環境を整えています。オンラインでも購入出来るそうですが、冬場は、数が制限されています。

私は、この想いやリ牧場の生乳を日本の実家に時々贈っていますが、評判良いです。


Toddyの話に戻ります。

こんな感じです。



これを飲んで、ポワポワ~と暖まったら、うとうとしてきて直ぐに眠れますよ。

大人の味です。(でも子供っぽい味でもあるが。笑)


材料

生乳(牛でもヤギでも) 1カップ
動物性脂肪(この写真ではギーを使っています)小さじ1~2
ターメリック粉 小さじ1/4
シナモン 小さじ1
生蜂蜜 小さじ1
ブランデー又はウィスキー 小さじ1~2

蜂蜜とアルコール以外の材料をゆっくり弱火で温めて(生乳の場合は50度以上行かないように注意です。)、火を消して最後に蜂蜜とアルコールを入れて出来上がり。

私は、後からシナモンパウダーも振りかけます。

動物性脂肪を入れる事で、体内を潤うことが出来ます。体内が潤えば、対外(肌)ももちろん潤います。また、動物性脂肪にはビタミンBやDも多く含まれますので(健康な動物の脂肪の場合)、鎮静作用があり、鬱予防にもなります。(ビタミンDはガン予防にも優れていますね。)

私は、Toddyには、ギーをよく使いますが、最高級なラードを入れても美味しいです。

ターメリック(ウコン)の健康効果は書くときりがないのであえて書きませんが、私は毎日摂るようにしています。


牛乳に関して、

「牛乳は大人の飲むものではない。」

「牛乳はホルモン量が多過ぎる。」

「牛乳を飲むとガンになる。」

とか、よく耳にしますが、一般にスーパーで販売されている牛乳でしたら、私も同意しますよ。
このような牛乳は、わたしも手は出しません。このような牛乳に関しては、「牛乳は体に悪い」と、大いにうたって頂きたい。
そして、大手スーパーと契約している牧場(最悪な衛生環境)も、大量生産を止めてほしい。


でも、牛乳のことを良く言わない方々は、本物の牛乳、いわゆる生乳を飲んだことがない方々ばかりです。

まずは、本物の牛乳を飲み始めて、それから意見を述べて頂きたい、と感じます。

生乳 = 昔ながらの牛乳

生乳が薬だった時代の牛乳です。


本物の生乳は、牛乳臭くもありませんし、敏感な方でも、お腹を壊す事もありません。
もちろん、冷たい状態でゴクゴクと飲み物のように飲んだら話は別ですが。(牛乳じゃなくても冷たいものをがぶ飲みしたら誰でもお腹の調子悪くなりますよ。)

そうです。乳汁は、飲み物ではないいですよ。

立派な「食べ物」です。

だから液体だけど、よく噛んで食べましょう!(唾液を出しながら飲む、というのがポイントです。)

しかも、古代から、動物の乳汁は、最高級の薬であり、皇帝や、貴族達が体調を崩した時に薬として飲んでおりました。(日本でもそうだったのですよ。)


牛乳について、ちょっとは見直しました?

生乳(アンパスチャライズド、アンホメオジャナイズド)、ゲットしてみて下さいね。
乳酸菌もタンパク質も生きたままですよ。

過去の記事(牛乳 飲むべき?避けるべき?)も参考にして下さい。

睡眠でお困りの方は、こちらの記事(熟睡する為に)も参考にして下さい。

妊娠中の睡眠に関してはこちらの記事(妊娠中の睡眠)です