新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
メキシコで休んでおります、セラピスト&ドゥーラのエイミーズ紀子です。
昨夜は、こちらに住んでいる姉のの旦那さんのご家族達と過ごしました。
伝統的なメキシコ料理も沢山頂きました。
メキシコでは、こうゆう集りやパーティーの場合、夕食が始まるのがとにかく遅い!
夜9~10時ぐらいから夕食が始まり(お、重たい…)、午前2時頃に解散、というパターンが多いようです。
子供達も同じです。
まぁ、パーティーなんか、たまにだけなのでいいのでしょうが…
ところで、昨夜のパーティーでお産関係のお話をする機会があったのですが、ちょっとびっくりした内容があったのでシェアします。
メキシコでは、3人目の子供が生まれた後、「避妊手術をしますか?」と聞かれることが多いそうです。
3人目の帝王切開手術だった場合は、聞かることもなしに、帝王切開手術中に勝手に避妊手術も施されることもあるのだとか!
ひぇー!とびっくりしてしまいました。
はっきり言って、避妊手術は、安全ではありません。
ホルモンバランスが崩れることはもちろん、将来的に子宮に関するトラブルも増えていきます。
承認なしで勝手に避妊手術されるなんて、犯罪なのでは?
と思いましたが、人口が多過ぎるメキシコでは、仕方がないことなのでしょうか?
もっと、自分達の体を知って、自然な方法で気をつける、ということが出来るように、教育をしっかりすることのほうがいいと思うのは私だけでしょうか?
妊娠するまで、又は出産するまで、赤ちゃんがどこから出てくるのかはっきり知らなかった、と言う女性も多いようですから… 汗
排卵という言葉を聞いたことない、という方も多いです。
とっても若い子達の妊娠も非常に多いのがメキシコの現実です。
性教育って、大切ですよね。
性教育は、子供がティーネージャーになってから行うのではなく、幼い頃から始めるのがベストです。
小さい子供達は、教える内容を純粋に受け入れてくれます。
最近は小さな子供用の素晴らしい性教育絵本が豊富ですよね。
性教育って言っても、何をどう教えたらいいのか分からない、と感じる方は、そのような良い絵本等を使えば、楽しくしっかりと正く教えてあげることが可能ですよ。
ティーネージャーになってからでは遅いのです。
その年頃になると、周りからの間違った情報や、中途半端な情報が既に入り込んでしまい、性に関して「恥ずかしい」とか、「気持ち悪い」と思うようになってしまう可能性が非常に高いのです。
このような感情のままで、性に関して何か教えようとしても、拒否されるか、ぎこちなくなるだけです。
性教育は子供の頃(絵本が理解出来る年齢から)から、がベストですよ。
一番のお勧め絵本は
ぼくどこからきたの?
元々は英語の絵本ですが、谷川俊太郎さんの翻訳が素晴らしいです。
性とは、悪いことでない、気持ち悪いものでもない。自然なことで、素晴らしいこと、大切なこと、という知識を基礎にすることが出来ます。
このような基礎をもった子供達が大人になって行けば、性犯罪とか、ポルノ中毒、セックスレス、少子化とかがなくなっていく世の中になると思えて仕方ありません。
はっきりと、抽象的な表現はあまりないまま教えたい場合は、こちらの本 ↓
なぜなのママ?―3歳からの性教育絵本 (3歳からの性教育の本)
こちらの本もごまかしなしで、医学用語をしっかり使っているので私は素晴らしいと思います。↓
メグさんの女の子・男の子からだBOOK
赤ちゃんがどのように出来て、どのように育つかの内容では、こちらがおすすめ。↓
あなたが生まれるまで
これも、もともとは英語の本です。有名なバースコーデネーターの大葉ナナコさんが翻訳しています。
どうやって赤ちゃんができるか、の内容はもう少し後回しにして、最初は妊娠や出産だけのトピックにしたい場合はこちら本がお勧めです。これからお姉ちゃん、お兄ちゃんになる子供にぴったりです。妊婦さんも癒されますよ。↓
おへそのあな
新年早々、性教育の話になってしまいましたね!汗
2014年も皆様にとって素敵な年となりますように…