セラピスト＆ドゥーラのエイミーズのりこです。
シドニーは今日も晴天です☆
溜まっていた洗濯を終わらせて、庭の手入れをちょこっとして、お茶入れて、今やっと一息ついたところです。
私が飲むお茶は、ハーブティーがほとんどなのですが、ハーブティーは、各種それぞれ効果が違うのですが、体のｐｈ値をややアルカリ性にする効果が非常に高い、という点ではどのハーブティーにもあてはまります。
過去のブログにも書きましたが、体のｐｈ値が酸性過ぎると、体内の悪玉菌が増えやすくなったり、免疫力が下がったり、病気になりやすくなったり、おまけにがん細胞も増えやすくなってしまうと言われています。
今日は、妊娠中に適しているハーブティー、特に妊娠初期から後期まで、問題なく飲めるハーブティーをご紹介致します。
ルイボスティー(Rooibos）
南アフリカのハーブティーと言えば、これですね。
南アフリカでは長寿のお茶と呼ばれるほど、抗酸化物質が多く、香りも味も良いです。（なんとな～く普通の紅茶っぽいです。）
妊娠中は冷え性になりやすいのですが、ルイボスティーは体を温めます。風邪予防でも有名ですね。便秘になりやすい妊婦さんにもいいですよ。（下剤のような作用はありません。）
たんぽぽ茶（Dandelion)
これも、妊娠中のお茶といったら定番ですね。
タンポポ茶には、茎（Root）を使ったものと、葉っぱ（Leaf）を使ったものとがありますが、茎のほうは、炒ってある場合はコーヒーの香りがします。（もちろんカフェインは含まれません。）
葉っぱのほうは、コーヒーの香りはしません。
利尿作用に優れているので、手足が浮腫み易い妊婦さんに適しております。
後期から飲めば、母乳の出も良くなりますよ。
又、便秘にも良いです。（下剤のような作用はありません。）
その他、胆嚢からの胆液の出も良くするので、脂っこいものを消化するのに適しております。
ペパーミントティー(Peppermint）
消化機能を助けてくれるので、胸焼けしやすい、おなかがもたれやすい、おならが沢山出る、という場合に適しています。妊娠初期では、悪阻にも良いとされています。
ただし！ペパーミントティーは、強いものを沢山飲むことは、妊娠中にはあまり良くないので、多くても1日6杯までにしておいて下さい。
生姜茶（Ginger）
これも、消化を助けてくれます。悪阻の為に飲まれている妊婦さんも多いです。
もちろん、体を温める効果にも優れています。
乾燥した生姜を使わなくても、生生姜を薄く切って、お湯に入れるだけでも出来上がりますね。
ただし！生姜茶は妊娠中はお勧めしますが、出産直後にはお勧め出来ません。
出産後、悪露を出し切るまでは、生姜茶は控えましょう。
ローズヒップティー（Rose hip）
ローズヒップは抗酸化物質とビタミンＣを多く含むので免疫力をＵＰするには最適です。
妊娠中は風邪なんてひいている場合ではありませんから、抗酸化物質やビタミンＣをしっかり摂って、風邪予防ですよ！
ローズビップティーは肌への美白効果も高いので、シミそばかすが出来やすい妊娠中には助かりますね。味のほうはなんとなく酸っぱい味です。
ネトル（Nettle Leaf）
古くから妊娠中に飲まれているお茶です。緑茶に慣れている日本人には飲みやすいと思います。
妊娠中には沢山の血液が必要なのですが、ミネラル分が豊富なネトルは血を増やす効果があります。
又、血糖値を上げ過ぎないようにする効果もあるので、妊娠糖尿病予防にもなるのだとか。
ビタミンＫも多く含むので、赤ちゃんのビタミンＫ欠乏症を予防したい方には是非！
（余談ですが、出産後のビタミンＫ注射やシロップを避けたい健康マニアさん達は、妊娠中に沢山のネトルティーを飲まれています。）
ざっと、身近で手に入りやすいハーブティーをご紹介しましたが、これらのハーブは、オーストラリアでは、オーガニック（有機栽培）ものが比較的簡単に手に入ります。（妊娠中のハーブティーはオーガニックを選びましょうね☆）
日本にお住まいの方は、アマゾンで購入出来ます。
生活の木 有機ハーブ ルイボス 100g
有機ハーブティー ダンデリオン 西洋たんぽぽ 16P
オーガニック ペパーミントティー
生活の木 有機ハーブ ネトル茶 100g
coesam(コエサム) 有機ローズヒップティー 100g
私が個人で、ブレンドしているハーブティー（もちろんオーガニック）もありますので、興味のある方は是非、こちらをご覧下さい。
では、良い週末を～☆