こんにちは。
今日は久しぶりに海で泳いで、体が温まっています。
セラピスト&ドゥーラのエイミーズのりこです。
仕事上、近所にある州立病院である、Royal Randwick Hospital for Womenに行くことが多いのですが、ここの病院には大好きな産科医の先生がいます。
実は、サインが欲しいくらい好きなのです。(ミーハーな私...)
その先生とは...
あの有名な、(オーストラリア内だけかな...)
Dr Andrew Bisitsです。
(写真は、http://www.pregnancy.com.au/resources/events/face-of-birth-premiere-speakers.shtmlからお借りしました。)
なんとも、素敵な笑顔~
病院の産科で見かける度に、握手したい!サインが欲しい!と思うのですが、ミーハーなドゥーラだと思われるのが嫌なので、いつも我慢してます。
↓ この写真は、Bisits先生が、数年前にRoyal Randwick Hospital for Womenに入ってきた時に新聞に載っていた写真です。(←しっかり覚えているし。)
(写真:http://www.themotherhoodtimes.com/2011/07/im-in-love-with-another-man-vba2c-birth-story-part-2より/
何でこの先生が好きかといいますと...
彼は産科医なのに(他の産科医の先生には失礼ですが...)、医療介入は出来るだけ避け、自然出産を大いに推奨しているんです。
過去に帝王切開の経験があっても、逆子でも自然出産!
とにかく、産科医なのでに、完全自然出産の経験がすごいんです。(オーストアリアの産科医は、ハイリスクな産婦さんを主に扱っていますから、医療介入は得意であっても、完全自然出産の経験が少ないのだそうです。)
逆子でも自然出産をさせてくれる産科医は、オーストラリアではBisits先生ぐらいなのではないのでしょうか?(他の先生だと、自動的に帝王切開になってしまうのが普通だと思います。)
ハイリスクだ、と言われても、自然出産を望む方には心強い先生です。
そして、女性のパワーを信じきってくれる先生です。
余計な手出しは絶対にしません。
Bisits先生にお世話になった産婦さん達の話だと、
産婦さんと一緒に、床で(分娩台ではなく!)這い蹲ってくれた、
とか、
逆子自然出産を、医療介入なしで上手に扱ってくれた、
とか、
2回の帝王切開の経験ありでも、VBAC(帝王切開後の経膣分娩)をサポートしてくれた、
とか、
一緒に「う~~、お~~~」と、うなってくれた、
とか、
分娩台から下りて、スクワット座りするように指示してくれた、
とか、
すごいなぁ~と思ってしまう先生なのです。
シドニーでは、Bisits先生のファン、多いと思います。
ちなみに、彼はプライベートではなく、パブリックの方で働いております。(これも嬉しいですね☆)
もう一人、大好きな先生がいます。
フランスのDr Michel Odentです。
Odent博士は水中出産の知名度を上げた産科医として有名ですが、とにかく、自然出産に熱を持っている先生で、フランス訛りの英語でお産中に出るラブホルモンや、お産とセックスとの関係を一生懸命説明します。
こんなにお産を愛する先生、他にいるかな? と思うぐらい、とにかく熱が入っております。
彼の本もお勧めです☆ お産と愛の関わりがよ~く理解出来ます。
最後にもう一人、日本の産科医の先生で、気に入っているのが、
自然出産のパイオニア、吉村正先生です。
彼のコメントは過激なところもある為、病院関係の方々からはよく批判されていますが、彼の過激コメント、私は好きですね。
40年もの経験があるからこそ、言えるようなコメントだと思います。
↓ こちらは、吉村正先生のクリニック「お産の家」をテーマーにしたドキュメンタリーの予告編です。
吉村先生も本を何冊か出していますが、毒舌的な本がお好きな方にはお勧めです。
こちらは、わたしのお気に入り↓
この本は、来年、「幸せなお産が世界を変える」、というタイトルで英語版で出版されます!
楽しみ~☆
今日、ご紹介した産科医の先生達、皆さん共通するものがあります。
それは、
最初の頃は、必要以上にバンバンと医療介入をしていたが、自然出産の魅力とパワーに惹かれてからは、完全に変わってしまった。
という点です。
今度はいつか、私の好きな助産師さん達をご紹介したいと思います☆