妊娠腺 | ドゥーラのりこ

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オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

おはようございます、セラピスト&ドゥーラのエイミーズのりこです。


昨夜の雨はすごかったですね~。

今朝は天気が良いうちにお散歩~☆ 

十分な日光に当たらない日が続くと、病気になりそうです!!



今日は妊娠腺についてのお話です。

妊娠中、お腹やその付近のお肌がかゆくなることはありませんか? 

特にこの時期(シドニーは秋です。)、空気も乾燥してきているので、十分な潤いが体内にない場合、お肌も乾燥してきますね。

お腹周りがかゆくなってきたら要注意です!

お腹がどんどん大きくなる妊娠中期後半から後期にかけては、妊娠腺を予防する為に、吸収性の良いオイルで妊娠腺が出やすい部分を毎日マッサージする必要があります。

クリームではなく、オイルです。



妊娠腺を見たことのない方は、参考にこちらご覧下さい↓

 幸せなマタニティー&バースをお手伝い
(写真はhttp://netraverse.com/からお借りしました。)

このように酷く出てしまった妊娠腺は、出産後でも残ってしまいます。
 
 幸せなマタニティー&バースをお手伝い
(写真はhttp://www.moulsinc.comからお借りしました。)

妊娠腺は予防が第一。

それでも出来てしまった場合は、産後もひたすらオイルマッサージ&ドライブラッシングが重要です。


妊娠腺は、お腹だけではありません。

腰、お尻、太もも、胸にも出来ます。(妊娠中はどんどん大きくなっていきますので。)


お勧めのオイルは、吸収性の良いものです。

一番のお勧めは、もちろん、吸収性と保湿性が最も優れているローズヒップオイルなのですが、量の割には高価なオイルなので(私は超格安で販売していますが)、もうちょっと安いのを...と思われる方は、ビタミンEが豊富なアボカドオイルや吸収性の高いココナッツオイルをお勧めしています。

ココナッツオイルもアボカドオイルもちょっと高いわ...と感じられる方は、せめて上質なオリーブオイルをお勧めします。(でも、体への投資だと思って頂きたいのですけどね...)

もちろん、どのオイルを使うにも、Organic&Cold Pressed(冷間圧搾)のものであることが重要です。


よく、オーストラリアで、妊婦さんが使っているBio Oilという、妊婦さん用オイルがありますが...

あれですよ、あれ、妊娠腺予防をキャッチフレーズに宣伝しているBio Oil↓

 $幸せなマタニティー&バースをお手伝い

大声で言いたい。

Bio-oilは絶対に使わないで下さい!!!

あれは、石油化学製品以外、何者でもありません。

石油(「ミネラルオイル」という名前でごまかしております)が原料で、保存料、合成香料(めちゃくちゃ化学香水臭い)、合成着色量も恐ろしいほど入っており、発ガン性があると言われている材料もたっぷり。

こんなものを、よく妊婦さんをターゲットに宣伝するなぁ~、と驚きあきれてしまいます。


Johnson & Johnsonのベビーオイルも同じですよ。

石油化学製品のオイルをどうして、赤ちゃんに??? 


ヘルスショップで売られている、Paw Pawオイルも同じです。

ヘルシーどころではありませぬ。

Paw Pawオイルも石油が原料なのですよ。

そんなPaw Pawオイルを、どうして、オムツかぶれ対策(又は予防)といって、赤ちゃんの性器周りに塗る??

性器は体の中でも、肌の吸収率がトップなので、性器周りに塗った化学物質は直ぐに体内へ入っていきます。


基本的に、赤ちゃんが口の中に入れても大丈夫であるものでなければ、赤ちゃんのお肌にも塗ってはいけません! 肌は体内への入り口でもあるのですから。特に性器周りは!



妊娠腺の話に戻ります...

妊娠腺予防のオイルマッサージは、お風呂上りにマッサージするのが一番なのですが、それ以外の時刻でも、気付いたらやる、という癖をつけておくのがいいと思います。

毎日2回オイルマッサージをした、という方もいましたが、妊娠腺は全く出来なかったようです。

そして、オイルがだんだんなくなっていっているのが分かるぐらい念入りにマッサージしてあげてください。

オイルを塗って、まだベトベト&テカテカのままでは、お肌に十分に吸収されていない証拠ですので、十分に吸収されるまでマッサージを続けるか、もっと吸収性の良いオイルに切り替えるかにして下さい。

毎日、マッサージすることで、子宮が温まりますし、赤ちゃんも間接的にマッサージを受けていることになるんですよ。ですから、赤ちゃんの血行も良くなります☆

生まれる前から、マッサージしてあげていることになるのですね~。

赤ちゃんと対話(胎話)しながら、優しくマッサージすると、きっと楽しいですね。

ちなみに、温かくて、柔らかい子宮は逆子予防になると言われております。



既に出来てしまった妊娠線は...


諦めずに、毎日オイルマッサージやドライブラッシングを行いましょう。

すべてが消える、という訳ではありませんが、改善していきますよ。


「妊娠腺は、9ヶ月間子供を守ってきた証拠であり、誇り高い後傷だ。」と、誰がおっしゃっていましたが、そうゆうポジティブな考えもあるんだなぁ~、と感心しました。


でも、やはり予防したい、という方は、毎日、オイルマッサージしましょうね☆

別に乾燥していなくても、かゆくなくてもですよ。


一度出来ると、二度と消えない(改善はしますが)妊娠腺ですので、投資してあげましょう☆