熟睡する為に | ドゥーラのりこ

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オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

おはようございます、セラピスト&ドゥーラのエイミーズのりこです。


今朝も良いお天気ですね!

最近は、海水の温度も下がってきました。

泳いでいる間に、冷たいアイスを食べた時のように、少し頭がキ~ンとなります。(泳ぎ続けているとなくなりますが。)

水温が下がると、透明度が非常に良くなります。

海岸プールは、岩で出来ているのですが、水底はもちろん、泳いでいる魚や、岩に隠れているタコなんかも、しっかりと見えます。
天気が良い日は、泳いでいる自分の影もしっかりと見えて、綺麗です!



さて、皆様は、日頃の目覚めはどうですか?


体がだるいですか? 

まだ眠っていたい?

疲れが取れていない?

なんだかすっきりしない?


とれとも、


すっきりと目覚め、エネルギーに満ちていますか?



これらは、睡眠の「質」で違ってくるのです。



現代の世界では、寝る事は出来ても、「熟睡」は出来ていない、


という方が多いと思います。



午後10時から午前2時までのゴールデンタイムは、お肌だけの為でなく、体の隅々の為なんです。

全ての臓器の細胞が再生される時間なのです。

そして、ナチュラルキラー細胞が、ガン細胞を殺す時間でもあります!(ガン細胞とは、皆が持っているものですよ。これについては、またいつか...)

また、このゴールデンタイムは、体にとって要らないものを削除する時間でもあります。(不純物とか、毒素とか、あり過ぎる分の脂肪とか!)


この間に、「ただ単に寝ている」だけでなく、しっかりと深く「熟睡」していることが大事なんです。



今日は、熟睡出来る為のアドバイスをシェアしますね。

当たり前のアドバイス(お風呂に入る、とか、夕食を食べ過ぎない、とか)は、ご存知な方も多いと思いますので、省きます。


まず、一番大事なのが...


① 午後2時までに、日光に十分に浴びること!

特に、午前中から午後2時までに沢山浴びて下さい。

夜のゴールデンタイムの正反対の時間帯、つまり午前10時~午後2時に出来るだけ沢山の日光を浴びると、夜のゴールデンタイムにしっかりと熟睡出来るようになるように、私達の脳は出来上がっているのです!

ランチの時間に、外に出る、とか、午前中の休憩時間に外に出る、とか、午後2時までにお散歩に出かけるとか、いろいろ工夫出来ると思います。

仕事の関係で、外に出ることが出来ない場合は、せめて日当たりの良い窓に行って、日光を視野に入れて下さい。

ここで注意なのは...

サングラスは使わないこと!!

です。

日光を目から入れて、脳に刺激する必要があるからです。
午後2時以降でしたらサングラスも良いのですが、それまでは、出来るだけ使わないように。

午後2時までにしっかりと日光を浴びることは、夜にぐっすり眠れるようになる効果以外にも、ホルモンのバランスを整える効果も大です。



② 骨盤周りを柔らかくする。


骨盤は、男女共、昼間は閉じ気味で、夜にどんどん開いていき、全開になった時に熟睡が出来るようになるのです。

不眠症の方では、骨盤周りが硬かったり、冷えていたりすることが多いのも、この為ですね。

骨盤周りの筋肉が硬いと、骨盤の閉じ開きがスムーズにいきません。
夜なのに、まだ閉じ気味だったり、なかなか全開までいかない場合、深い眠りに着くことが出来ません。

では、骨盤周りの筋肉を柔らかくするには?

もちろん、運動&ストレッチが良いのですが、手軽に出来るウォーキングもいいです。

しっかりと歩いて、骨盤周りの血行を良くし、温かくなったところで、骨盤周りの筋肉も柔らかくなっていきます。
女性の場合は、もちろん、骨盤内にある子宮や卵巣も温まりますね。

また、マッサージでも骨盤周りを温めたり、柔らかくしたりすることが可能です。

一般に、1時間の全身マッサージは、血流的には、6.5キロの距離をウォーキングしたことに値するそうですよ。
骨盤周り(腰周り)と足を集中的にマッサージした場合、さらにそれ以上の距離に値します。


私が提供している骨盤マッサージは、腰はもちろん、仙骨周り、お尻、太もも、をしっかりマッサージします。

骨盤周りが硬い方にとっては、特にお尻のマッサージがものすごく痛いのですが、続けていると、気持ちよくなっていきます。そして、徐々に熟睡しやすい体になっていきます。

ちなみに、1時間のマッサージは、精神的には、4時間の睡眠に値するそうです。

1時間のマッサージの後、頭がすっきりするのも、脳が4時間の睡眠をとったからですね。

日頃、熟睡が出来ていない方は、是非マッサージを頻繁に受けて下さい。



③ 日が暮れ始めたら、テレビ、パソコン、携帯は出来るだけ使わない。

日が暮れたら、明かりが減っていきますよね。
だんだん暗くなることで、脳にもうすぐ寝る準備をするのですよ~、というメッセージが行きます。

それなのに、蛍光灯ばっちりオン、テレビを観る、パソコンを使う、携帯の画面とにらめっこ、では、脳が、「あれ、まだ光がある、起きないと!」となって、脳的には、興奮状態になるのです。(自分は興奮状態でなくても)

それに、テレビやパソコンは、人工的な光だけでなく、観ている内容によっては、目が覚めてしまいますね。

これでは、いざ寝る!という時間になっても、まだ目が覚めて(脳が覚めて)、あれこれ考え事をしたりしてしまいます。

日が暮れ始めたら、人工的な光は、出来るだけ控えましょう。
お部屋の照明も、置きランプだけにする、とか、ロウソクを使うとか、(←結構ロマンチックでいいですよ~☆)調整出来る照明の場合は、暗めにするとか、工夫しましょう。

私は、夕飯を作り終えたら、後は、置きランプとロウソクを使っています。

もちろん、読書はおわずけですね。(読書は自然の光で!)
テレビも出来るだけ観ません。観るとしても、1時間程度。
パソコンも、一度日が暮れてしまったら、使ったとしても1時間以内で終わらせていますね。

夜に人工的な光を浴びる場合は、サングラスをするのもいいかも??(今、ぱっとひらめきました!) 
サングラスかけてテレビ、とか?(かなり怪しいですね~!)

とにかく、日が暮れたら、人工的な光を目に入れることは控えましょう。



④ アロマセラピーやハーブを利用する。

眠りに効くエッセンシャルオイルは色々ありますが、自分が気に入ったものを選ぶのがベストです。

私は、午後5時ぐらいから、アロマを焚いています。
旦那が帰宅する頃には、家中がお眠りモードです。

よく使うのは、ラベンダー、イランイラン、パチューリ、ローマンカモミールです。

必ず、精油(エッセンシャルオイル)を使ってください。
人工的に作られた香りのものは、リラックス効果は全くなく、反対に刺激を与えます。(毒素を与えることも言うまでもありませんね。)

そして、強過ぎるのも逆効果ですので、ほんのり~、で十分ですよ。
エッセンシャルオイルを枕元に1~2滴垂らすのもいいですね。


また、リラックス効果のあるハーブをハーブティーとして飲まれることもお勧めです。

ただし、寝る前に大量飲むと、今度はおしっこで目が覚めてしまいますので、午後のお茶タイムや、食後にほんのちょっとだけ、にしておきましょう。


私がブレンドしているオーガニックリラックスハーブティーに興味のある方はこちらまで。
私のブレンドは、ラベンダーの良い香りがし、ほのかに甘いので飲みやすく、お陰様で好評です。
ラベンダー以外にも、リラックス&熟睡効果の高いハーブを5種類ブレンドしております。(全てオーガニックです。)



⑤ 感謝しながら寝る

「ありがとう」と言いながら寝ると、脳にアルファ波が沢山出て、良い眠りにつきやすいのです。

何か信仰のある方は、その対象となる方に、「ありがとう」と何度も感謝しながら眠りにつきましょう。

別にそうでない方でも、「ありがとう」と繰り返し言ってみて下さい。
自分自身に感謝してもいいし、頭に思い浮かんだ人に感謝してもいいし、家族や横で寝ているパートナーさんに感謝してもいいし、自然に感謝してもいいし、人生に感謝してもいいし... 

私は、まず、神様に感謝し、それから、自分の体にも感謝しています。
何故か、自分の子宮に手を当てて、子宮に感謝していることもあります。(将来の赤ちゃんに感謝?)

とにかく、深く考えずに、感謝の気持ちでいっぱいになって下さい。

アルファ波が出ると、ぽわ~んとして眠たくなります。


寝る時間に、あれこれ考えてしまう方は、まずは感謝してみましょう。

何か解決出来ていないことや、心配事があったとしても、その状況に感謝。

あれこれ、ネガティブに考えてしまう状況があっても、感謝することでポジティブに受け入れてしまうことが出来るようになっていきます。
そしてポジティブに受け止めることが出来るようになると、不思議なことに、状況が良くなっていくことが多いのですよね。



⑥ 深呼吸

どうしても、頭がさえてしまって眠れなかったり、深い眠りにつけれない方は、呼吸が浅いことが多いです。

寝る前に、深呼吸をしましょう。(既にベットの中でもOK)

口は使わず、鼻だけです。

お腹が大きく膨れるぐらい、ゆ~っくりと吸って、それから、おなかが凹むぐらい、ゆ~っくりと鼻から息を吐く。(苦しくない程度に、結構出し切って下さい。)

これの繰り返しです。

20回ぐらいを目安に、と言いたいところですが、意識して数えると、かえって目が覚めてしまうので、適当に。



睡眠について、お勧めしている本はこちらです↓

  


睡眠の「質」によって、免疫力も大いに影響が出ますので、睡眠は軽く見てはいけませんよ~!


余談ですが、ギネスブックでは、睡眠なしでどのくらい起きていられるかの最高時間は、449時間(18日17時間、1977年)です。
しかし、この競技があまりにも致命的であることで、1977年から行われていませんし、今後も行われることはないでしょう。



私の出張マッサージでは、最終予約時間が午後8時です。

8時ごろ開始ですと、終わるのが9時過ぎ頃ですので、そのまま、ぽわ~んとしたままで寝て頂くと、かなり深い眠りにつくことが出来ます。

この場合、お支払いは、マッサージ前、又は後日で結構です。(そうすれば、そのままベットに直行出来ます!)

深い睡眠が欲しい!というお客様には好評です。

興味のある方は是非、ご連絡下さい。(週末はお早めのご予約が必要です。)




では、今日も、沢山の日光を浴びて、ぐっすりとお眠り下さい。